2416.今日の植物(1904):サワギク

 今日の植物は、サワギクという植物です。

 サワギクは、キク科 Nemosenecio 属(サワギク属)の植物で、The Plant Listではこの属に6種が分類されていましたので、小さな属ということになります。
 ウイキペディアによれば、この属の植物は、中国、台湾と日本に分布しているということです。

 切手に描かれているNemosenecio nikoensis種は、和名もサワギク(沢菊)で、日本の北海道から九州の広い範囲に分布する種のようです。別名はボロギク(襤褸菊)、果実になった綿毛状のものが襤褸のように見えるところからこの名前になったそうです。

 写真です。キク科の植物というのは見分けにくく、どこかで出会っていそうですが、よく分かりません。ネットから借用してきました。

サワギク Nemosenecio nikoensis

     Nemosenecio nikoensis2     Nemosenecio nikoensis
 ●種小名のnikoensisは「日光の」という意味です。

 切手です。

サワギク Nemosenecio nikoensis

    stusa2503.jpg
2017年 アメリカ発行(花粉媒介昆虫保護)
 ●受粉を助ける昆虫を保護することをPRするために発行された切手です。このセットは今年8月3日に発行されたもので、オークションサイトのeBayで購入しました。日本の業者から販売されているよりも安く購入できました。便利になったものです。
 ●ついでに、この切手には金額が表記されてなくて、forever(永遠)と記載されています。これは無額面切手という金額を表示しない切手なのです。なぜこのような切手が発行されるかというと、この切手は郵便料金が改定になっても、同じ区分の郵便物(このforeverの場合はアメリカのFirst-class mail )ならば送ってもらえるという機能を持っていますからです。そうすると、郵便料金が改訂されても、新しく切手を印刷しなおす必要がない、改訂前の金額の切手の在庫が残らない、というメリットが生じます。
 日本ではまだこの無額面切手は発行されていませんが、各国で導入されています。
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2415.今日の植物(1903):ドラコントメロン

 今日の植物は、ドラコントメロンという植物です。なんだか、ドラコンの商品にメロンをもらった(?)感じですが、語源についてはよく分かりませんでした。

 ドラコントメロンは、ウルシ科 Dracontomelon 属(ドラコントメロン属)の植物で、The Plant Listによれば属としては9種が分類される小さな属のようです。
 ウイキペディアによりますと、この属の植物はカンボジアやベトナム、中国に分布し、果実が食用になるものも多いようです。この果実はベトナム料理では酸味材料として使われるほか日本の梅干しと同じような使われ方もされるということです。

 切手に描かれているDracontomelon dao種も東南アジアに広く分布する樹木で、45メートルにもなるということです。この植物で面白いのはその種子の表面が5つに分かれていて、その一つ一つが仏像のように見えるというところなのだそうです。そんなところから、タイの東北部やラオスでは、この種はFive Buddhas(5つの佛)と呼ばれているそうです。

 写真です。ネットから借用しています。

ドラコントメロン・ダオ Dracontomelon dao

    Dracontomelon-dao.jpg     Dracontomelon-dao[1]
 ●右が5人の仏さまです。

 切手です。

ドラコントメロン・ダオ Dracontomelon dao

    stmly3415.jpg
2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)
 ●マレーシアから2000年に第21回IUFRO世界会議を記念して発行された切手が途中一回を除いて7回続きましたが、今回でおしまいです。考えてみますと、植物切手というと花を描いた切手が圧倒的に多く、樹木を描いたものは少ないのです。華やかさを求めるとどうしてもそういうことになるのはやむを得ないところでしょう。今回のマレーシアのシリーズのように現地に多い樹木を描くと、このブログに登場したことがない属が多くなって、連続して登場するという結果になりました。





2414.今日の植物(1902):オカノスタキス

 今日の植物は、オカノスタキスという植物です。

 オカノスタキスは、オラクス科 Ochanostachys 属(オカノスタキス属)の植物で、The Plant Listではこの属に分類される種として切手に描かれているOchanostachys amentacea種および他のもう一種があげてあるのですが、そのいずれも「未確認」とされています。
 ウイキペディアの情報ではOchanostachys amentacea種はインドネシア、マレーシア、シンガポールで見られるとされていますので、東南アジアに分布する樹木のようです。
 他のネットの情報では、この種は30~50メートルの高さに育ち、果実が食用になり、また薬用植物としても利用されるところから栽培もされているということです。また材木としても取引されているという情報もありました。

 オラクス科(Olacaceae)というのは初めて登場する科です。
 この科の取り扱いについては、これまでも曲折があったようです。
 元々(遺伝子解析の技法以前)の分類でも、このオラクス科にどの属を入れるのかということでは、意見が分かれていたようです。このブログにも登場しているボロボロノキ科という科があるのですが、Olacaceaeはもともとはこのボロボロノキ科という和名で呼ばれていたようです。その後ボロボロノキ科はSchoepfiaceaeという別の名前になったということです。
 今後も、変容がありそうです。

 写真です。これもネットから借用です。

オカノスタキス・アメンタケア Ochanostachys amentacea

    Ochanostachys amentacea3     Ochanostachys amentacea2
 ●右が食用になる果実でしょうか

 切手です。引き続きマレーシア発行の切手です。

オカノスタキス・アメンタケア Ochanostachys amentacea

    stmly3405.jpg
2000年 マレーシア発行( 第21回IUFRO世界会議)
(おしらせです)

 Lunaria属を描いた切手を入手しましたので、追加しました。これまで切手がなかった属です。
 ⇒ギンセンソウ

続きを読む

2413.今日の植物(1901):フタバガキ

 今日の植物は、フタバガキという植物です。
 フタバガキは、フタバガキ科 Dipterocarpus属(フタバガキ属)の植物です。名前から見ますと、フタバガキ科の本家筋の植物ということになるのでしょうか。
  
 The Plant List によれば、フタバガキ属には67種が分類されているということですから、余り大きな属ではないようです。
 ウイキペディアの情報によれば、Dipterocarpus属はフタバガキ科(Dipterocarpaceae)のType Genus(その科の特徴を表している属)とされているようですから、名実ともにこの科の本家筋にあたるということになります。

 科としてのフタバガキ科ですが、熱帯雨林に分布する樹木で、いわゆるラワン材の材料として利用されている木材のようです。17属約600種を擁する科で、このブログではこれまでサラノキ(お釈迦さまがこの木の下で入滅されたと伝えられています)と前回のドリオバラノプスが登場しています。
 フタバガキという和名は、カキに似た果実に羽つきの羽に似た2枚のがくがついている所から来ているということです。属名のDipterocarpusも「羽が2枚ある実」という意味のギリシャ語から来ているということです。

 属としてのフタバガキは、やはり材木として使われている他に、薬用植物としても利用されているという情報がありました。ただ、材木としてはサラノキの仲間の方が重要だとされているようです。

 写真です。手元にありませんでしたので、借用してきました。この種は絶滅が危惧されている種だということです。

ディプテロカルプス・コスツラツス Dipterocarpus costulatus

    フタバガキ     フタバガキ2 

 切手です。引き続きマレーシアから発行されたシリーズです。

ディプテロカルプス・コスツラツス Dipterocarpus costulatus

    stmly3403.jpg
2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)

2412.今日の植物(1900):ドリオバラノプス

 今日の植物は、ドリオバラノプスという植物です。

 ドリオバラノプスは、フタバガキ科 Dryobalanops属(ドリオバラノプス属)の植物で、The Plant Listには亜種も含めて8つの種があげてありましたので、小さな種ということになります。

 ウイキペディアの情報では、この属の植物はマレーシア西部の熱帯林にのみ分布する樹木だそうです。その地域では最も優勢な樹木で、樹高は80メートルにもなるといいますから、これは高木です。
 その材は重くて強度があるもので、建築用材として重要なものだということです。

 このDryobalanops属を含めてフタバガキ科の樹木は、成長する過程でCrown shynessという現象を起こすことで知られているのだそうです。木が成長するときに、お互いに触れあわないように「遠慮しながら」成長し、その結果地上から見ると葉の間に運河ができたような隙間が生じるのだそうです。こんな現象については初めて知りました。

 写真です。右がCrown shyness現象の写真です。いずれもネットから借りてきました。

ドリオバラノプス・スマトレンシス Dryobalanops aromatica(=D. sumatrensis)

    Dryobalanops sumatrensis2     Dryobalanops sumatrensis

 切手です。今回も前回に続いてマレーシアから発行された切手です。

ドリオバラノプス・スマトレンシス Dryobalanops aromatica(=D. sumatrensis)

    stmly3412.jpg     stmly3402.jpg
この2枚は、2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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