2412.今日の植物(1900):ドリオバラノプス

 今日の植物は、ドリオバラノプスという植物です。

 ドリオバラノプスは、フタバガキ科 Dryobalanops属(ドリオバラノプス属)の植物で、The Plant Listには亜種も含めて8つの種があげてありましたので、小さな種ということになります。

 ウイキペディアの情報では、この属の植物はマレーシア西部の熱帯林にのみ分布する樹木だそうです。その地域では最も優勢な樹木で、樹高は80メートルにもなるといいますから、これは高木です。
 その材は重くて強度があるもので、建築用材として重要なものだということです。

 このDryobalanops*属を含めてフタバガキ科の樹木は、成長する過程でCrown shynessという現象を起こすことで知られているのだそうです。木が成長するときに、お互いに触れあわないように「遠慮しながら」成長し、その結果地上から見ると葉の間に運河ができたような隙間が生じるのだそうです。こんな現象については初めて知りました。

 写真です。右がCrown shyness現象の写真です。いずれもネットから借りてきました。

ドリオバラノプス・スマトレンシス Dryobalanops aromatica(=D. sumatrensis)

    Dryobalanops sumatrensis2     Dryobalanops sumatrensis

 切手です。今回も前回に続いてマレーシアから発行された切手です。

ドリオバラノプス・スマトレンシス Dryobalanops aromatica(=D. sumatrensis)

    stmly3412.jpg     stmly3402.jpg
この2枚は、2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)
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2411.今日の植物:リュウゼツラン「雷神」

 今日の植物は、リュウゼツランの「雷神」という種です。
 宇部市の常盤公園にある「世界を旅する植物館」で「雷神」という名前のリュウゼツランの花が咲いたという新聞記事があり、出かけてきました。

 「雷神」は、リュウゼツラン科 Agave属(リュウゼツラン属)の一種です。

 実は、このブログにAgave属の記事が登場するのはこれで3回目になります。
 以前の記事は次の2つでした。
  575.酒の植物(6):リュウゼツラン
  1398.今日の植物(942):サイザルアサ
 最初のリュウゼツランはテキーラを作る材料として使われているというもの、サイザルアサの方はロープなどの原料に使われるリュウゼツランでした。それぞれ、花が咲いたところも撮影したのですが、その後その株は枯れるのだという説明がありました。

 ウイキペディアによれば、今回の「雷神」も含めて、この属の植物は少しの例外を除いて花を咲かせた後に枯れるという性質を持っているということです。

 その「雷神」の写真です。

リュウゼツラン「雷神」 Agave potatorum 

    IMG_3019.jpg     IMG_3016.jpg     IMG_3017.jpg
 この3枚は、撮影:2017年10月11日 宇部市「常盤公園 地球を旅する植物館」
 ●花期を迎えると、急速に茎を伸ばすのだそうです。

 こちらは、「風雷神」という名前がつけられた種です。これまでリュウゼツランの記事に載せていましたが、こちらに移しました。学名をみると、「雷神」の変種のようです。

リュウゼツラン「風雷神」 Agave potatorum var. verchaffeltii

    IMGP2683XX.jpg
撮影:2004年5月30日 名古屋市「東山植物園」

 切手です。「雷神」を描いた切手は見当たりませんでしたので、これまで登場した以外のAgave属を描いた切手を載せます。

(左)アガベ・バルバデンシス Agave barbadensis(=Agave karatto)
(右)リュウゼツラン属の一種 Agave sp.

       stbar0618.jpg       stfra9920.jpg
 1989年 バルバドス発行  1955年 フランス発行
     (普通切手)
 記事を掲載した以降に入手したサイザルアサを描いた切手2枚を追加しました。⇒サイザルアサ(こちらの写真も常盤公園で撮影したものでした)

 (おしらせです)

 当日撮影した他の植物の写真を追加しました。これまで自前の写真がなかったものです。⇒バルケリア

2410.今日の植物(1898):エンドスペルマム

 今日の植物は、エンドスペルマムという植物です。

 エンドスペルマムは、トウダイグサ科 Endospermum 属(エンドスペルマム属)の植物で、The Plant Listにはこの属に分類される種として11の種があげてありましたので、小さな種のようです。
 ウイキペディアにも11の種があげてあり、この属の植物は、東アジア、南アジア、東南アジアおよび西太平洋の島嶼に分布しているという情報がありました。切手に描かれているEndospermum diadenum種は、タイ南部、マレーシア西部、ボルネオ、スマトラに分布しているということです。

 ウイキペディアには、このEndospermum diadenum種についての情報は少なかったのですが、他の種である*種は材木として使用され、日本でも高い値段が漬けられているという情報がありました。
 切手のEndospermum diadenumも切手に描かれているくらいですから、何らかの特徴があるのだと思われますが、よく分かりませんでした。

 写真です。ネットから借用しています。

エンドスペルマム・ディアデヌム Endospermum diadenum

    DSC0086420(15)[1]     6821253682_4fc197c4ce[1] 

 切手です。3回続けてマレーシア発行の第21回IUFRO世界会議を記念した切手です。

エンドスペルマム・ディアデヌム Endospermum diadenum

    stmly3410[1]
2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)
 

2409.今日の植物(1897):オオバギ

 今日の植物は、オオバギという植物です。

 オオバギは、トウダイグサ科 Macaranga属(オオバギ属)の植物群で、The Plant Listによれば313種があるとされていますので、これは大きな属だということになります。
 ウイキペディアによりますと、アフリカやオーストラリア、アジアそれにインド洋や太平洋の島嶼地域を原産地とする植物群です。
 またこの属の植物の多くは、Pioneer Tree(先駆植物)だとされていました。この先駆植物というのは、調べてみると、成長が早い植物でいち早く成長し優勢な植物となるもので、沖縄では沖縄戦のあと荒廃した土地にオオバギという種が広く地を覆うようになったという情報がありました。

 またこの属の植物はアリ植物とも呼ばれているということです。この属には若い茎が中空になるものがあって、ここにアリを住まわせそのアリが草を食べる他の動物を防ぐ役目をするのだそうです。生物の世界の不思議な共生関係です。

 写真です。いずれもネットから借用しています。

(左)マカランガ・ギガンテア Macaranga gigantea
(右)オオバギ Macaranga tanarius

    Gigantea.jpg     Starr_040711-0259_Macaranga_tanarius[1]
 ●右は沖縄にも分布しているオオバギ種です。

 切手です。

マカランガ・ギガンテア Macaranga gigantea

    stmly3408[1]
2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)
 ●前回のHeritiera javanicaと同じシリーズで発行されました。

2408.今日の植物(1896):サキシマスオウノキ

 今日の植物は、サキシマスオウノキという植物です。

 サキシマスオウノキは、アオギリ科(新しい分類体系ではアオイ科) Heritiera属(サキシマスオウノキ属)の植物で、The Plant Listではこの属に分類される種として9種があげてありましたので、小さな植物群ということになりそうです。

 属としては、東南アジアを中心に分布する植物なのですが、サキシマスオウノキという種は日本でも、沖縄や奄美大島などに分布しているということです。
 名前を漢字で書くと「先島蘇芳木」、樹皮を染料として利用するところから、名前に染料として使われるスオウ(蘇芳)が入ったようです。
 この植物の特徴は、板根という板状の根で本体を支えている所です。

 写真です。この植物を描いた切手を先日入手し、手元に写真もあるということで、久し振りに両方が揃った植物となりました。ただ、自前の写真は葉しか写っておらず、その特徴の板根が見当たらず、こちらはやむを得ずネットから借用です。

サキシマスオウノキ Heritiera littoralis

    P1040771.jpg     800px-Sakishimasuo_200708[1]
    撮影:2012年2月12日
    東京「夢の島熱帯植物園」
 ●右の写真には大きな板根が見えます。左の写真は植物園の中でしたから、華奢な木だったように記憶しています。マングローブに分布しているということですから、一度実物を見たみたいものです。

 切手です。

ヘリティエラ・ジャバニカ Heritiera javanica

    stmly3406.jpg
2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)
 ●残念ながら、こちらも描かれているのは葉だけです。この世界会議の開催を記念して発行された切手には、多くの植物(葉や幹だけのものもあります)が描かれていて、楽しいものです。こちらです⇒切手植物図鑑
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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