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2531.今日の植物(2017):ゴエツェア

 今日の植物は、ゴエツェアという植物です。

 ゴエツェアはナス科 Goetzea属(ゴエツェア属)の植物で、The Plant Listには2つの種が確認され00、2つが未確認とされておりましたで、小さな属ということになります。

 ウイキペディアの情報によりますと、Goetzea属はもともとはカキノキ科に分類されていたのだそうです。その後、ゴエツェア科という科が設けられそこに属していたのですが、そのゴエツェア科は今は無くなってナス科に分類されるようになったという、「流転」を味わっている植物群のようです。

 2つの確認されている種のうち、Goetzea elegans(切手に取り上げられていないほうです)について情報がありました。それによりますと、この種はプエルトリコの固有種で、絶滅が危惧されているようです。オレンジ色の花を咲かせ、同じ色の実をつけるのですが、これが有毒なのだそうです。さすがナス科ですなあ。

 ゴエツェアという妙な名前(ゴッツウエエ?)は、
この属を最初にカキノキ科に分類したスイスの植物学者Heinrich Wydler氏が自分の先生のJohann August Ephraim Goetze氏に因んで命名されたのだそうですから、この先生の名前が妙だったのです。
 この属名はひょっとしたら「ゲツェア」と読むのかもしれません。

 写真です。手元にありませんでしたので、ネットから2種の写真をお借りしています。

ゴエツェア・エクマニイ Goetzea ekmanii

    Goetzea ek

ゴエツェア・エレガンス Goetzea elegans

     Goetzea_elegans_fruit[1]     Goetzea-elegans[1]

 切手です。

ゴエツェア・エクマニイ Goetzea ekmanii

    stdmn1303.jpg
2001年 ドミニカ共和国発行(国立植物園25年)
 ●アカネ科の植物を取り上げていたのですが、前回のセットの中にこの切手が入っていて、これも登場していなかったなあ、と今回取り上げました。行き当たりばったりですな。
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2530.今日の植物(2016):クバノラ

 今日の植物は、クバノラという植物です。

 クバノラは、アカネ科 Cubanola属(クバノラ属)の植物で、The Plant Listでは2つの種だけが挙げてありました。小さな植物群です。 
 ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物はドミニカ共和国とキューバの東部に固有の植物だということです。下向きに咲く大きなあでやかな花を持っているということです。

 ウイキペディアに切手に取り上げられているCubanola domingensis種について情報がありました。こちらはドミニカ共和国の固有種で、白綠色の花を咲かせるということです。その花はチョコレートのような香りを持っているのだそうですが、木全体は有毒だということです。

 写真です。手元にありませんので、ネットから借用です。2つの種の写真です。

クバノラ・ドミンゲンシス Cubanola domingensis


    cubanola-domingensis.jpg      Cubanola20Domingensis2000[1]
 ●そういえば、属名のCubanolaはキューバに関わりのある名前だと思われます。種小名のdomingensisの方は、「ドミニカの」という意味ですから、二つの国からきた名前だということになります。
 ●いかにも有毒という感じがしますなあ、科は違いますがエンジェルストランペットなどを思い出します。


クバノラ・ダフノイデス Cubanola daphnoides

    cubanola-daphnoides[1]
 ●こちらの種小名daphnoidesは「ジンチョウゲに似た」という意味なのですが、この写真ではどこが似ているのかよく分かりません。

 切手です。

クバノラ・ドミンゲンシス Cubanola domingensis

    stdmn1304.jpg
2001年 ドミニカ共和国発行(国立植物園25年)
 この切手と一緒に発行された切手はこちら、前回のイシドレアと同じセットで発行されました。⇒切手植物図鑑

2529.今日の植物(2015):イシドレア

 今日の植物は、イシドレアという植物です。

 イシドレアは、アカネ科 Isidorea属(イシドレア属)の植物です。
 9月27日にこれまで登場していないアカネ科としてネソヘディオティスをとりあげ、それからしばらく残りのアカネ科を、という予定だったのですが、同じアカネ科のハクチョウゲに行ったところからフィリピンの盆栽が続いてしまいました。
 それで、今回もう一度アカネ科に戻ってきたというわけです。

 The Plant Listによれば、イシドレア属に分類される種は17種だということですから、小さな植物群だということになります。
 いつも頼りにしているウイキペディアで情報を求めたのですが、「イシドレアはアカネ科の顕花植物で、キューバとドミニカ共和国、ハイチで見られる」という記事と17の種名が記載されているだけという愛想無さでした。

 こりゃいけない、と他のネット情報を探したところ、Monaco Nature Encyclopediaというサイトに切手に描かれているIsidorea pungens種に関する情報があって、ほっとしたところです。
 その情報によりますと、Isidoreaという属名はスペインの大司教で神学者であったIsidoro Hispalensis氏(560-636年)に因んで命名されたのだそうです。
 切手のIsidorea pungens種についてはHispaniola地域(ドミニカ共和国とハイチを示すようです)に固有の種で、標高800メートルまでの石灰質の土壌の森林に分布しているということです。

 写真です。これも手元にありませんでしたので、ネットから借用しています。

イシドレア・プンゲンス Isidorea pungens

    Isidorea pungens2     Isidorea pungens

 切手です。2枚、いずれもドミニカ共和国から発行されています。

イシドレア・プンゲンス Isidorea pungens

    stdmn1301.jpg     stdmn1102.jpg
    2001年発行     1979年発行
いずれも、ドミニカ共和国から「国立植物園」というテーマで発行されています。
 一緒に発行された切手はこちらです。
 1979年発行⇒切手植物図鑑
 2001年発行⇒切手植物図鑑

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)

2528.今日の植物(2014):トリファシア

 今日の植物は、トリファシアという植物です。

 トリファシアは、ミカン科 Triphasia属(トリファシア属)の植物で、The Plant Listによりますと、確認されている種は切手に取り上げられているTriphasia trifolia種の1種だけだとされていました。一方、ウイキペディアの情報では、3つの種があるとされていますが、そこで取り上げられていたTriphasia trifolia種以外の2つの種はThe Plant ListではUnresolved(未確認?)とされていて、見解が違っているようです。
 いずれにしても、この属は小さな属ということになります。

 ウイキペディアによれば、この属の植物は東南アジアおよびニューギニアを原産地としているようで、ミカン属に近縁の植物だということです。樹高1~3メートル、三つ葉で、白く良い香りの花を持ち、赤く食用になる果実を持っているということです。

 ネットで見てみるとこの
Triphasia trifolia種について、日本への持ち込みが禁止されているという情報がありました。多分防疫上の理由によるものと思われます。また、かつてフィリピンで

 写真です。これは手元にありませんので、ネットから借用しています。

グミミカン、トゲナシカラタチ Triphasia trifolia

    
Triphasia_trifolia_flower[1]     Triphasia_trifoliata_fruits[1]

 切手です。前回と同じくフィリピンの盆栽の切手に取り上げられていました。

グミミカン、トゲナシカラタチ Triphasia trifolia


    stphi2418.jpg
2008年 フィリピン発行(フィリピン盆栽協会35年)

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2527.今日の植物(2013):ヤマヒハツ

 今日の植物は、ヤマヒハツという植物です。

 ヤマヒハツは、トウダイグサ科 Antidesma 属(ヤマヒハツ属)の植物で、The Plant Listでは111の種があげてありましたので、かなり大きな属ということになりそうです。ただ、APGの分類体系ではこの属はコミカンソウ科とされています。

 ウイキペディアの情報によりますと、このAntidesma 属の植物は熱帯アフリカおよびアジアの東部、南部、オーストラリアといった地域を原産地としているということです。
 この属の植物の特徴として、樹高は低いものから高さ30メートルになるものまであり、円形の艶のある常緑の葉を持ち、花は悪臭を持つものが多いということです。

 日本の伊豆半島以西には切手に描かれているヤマヒハツ(Antidesma japonicum)という種が分布しているということです。

 ヤマヒハツを漢字で書くと「山畢撥」(畢の字は竹かんむりの「篳」の字が使われる場合もあるようです)。ウイキペディアによりますと、畢撥(ヒハツ:Piper longum)はコショウ科の植物で、コショウの英語名pepperやコショウ属の属名のPiperはサンスクリット語でヒハツを表すpippaliから来ているのだそうです。この名前が中国を経由して日本にももたらされたということになります。
 で、今回のヤマヒハツは、科は違いますが山に生えるヒハツということになるのでしょうか。 

 写真です。手元に1枚ありましたが、日本にも分布しているヤマヒハツの写真もネットから借用して載せました。

ブニノキ Antidesma bunius

    P1010215.jpg 
撮影:2010年8月28日 大阪市「咲くやこの花館」
 ●この種は、インドやマレーシアに分布している種のようです。ブニノキという名前は種小名から来ているようです。

ヤマヒハツ Antidesma japonicum

    Antidesma_japonicum.jpg     Antidesma_japonicum_fr1[1] 
 ●こちらが日本にも分布している種です。種小名は「japonicum」(日本の)となっていますが日本原産ではなさそうです。

 切手です。

ブニノキ Antidesma bunius

    stphi2410.jpg
2008年 フィリピン発行(フィリピン盆栽協会35年)
 ●前回リンクでご紹介したハクチョウゲと同じシリーズで発行されたものです。こちらです⇒切手植物図鑑
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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