2395.今日の植物(1883):デカスペルマム

 今日の植物は、デカスペルマムという植物です。

 デカスペルマムは、フトモモ科 Decaspermum属(デカスペルマム属)の植物で、The Plant Listでは34の種名があげられていましたので、割合に小さな属ということになりそうです。

 ウイキペディアによりますと、18世紀には属としての報告がなされたということですので、古くから知られた植物群だといえそうです。中国から東南アジアおよび太平洋の島嶼地区に原産地を持つ植物だということです。
 この属の植物の中には、その果実がオーストラリアの原住民の間では食用にされるものもあるということです。

 属名のDecaspermumからすると、10個の種子を持っていると思われます。

 写真です。ネットから借用です。切手に描かれているDecaspermum vitiense種とは別の種の写真になりました。

デカスペルマム・フミレ Decaspermum humile

    4299530743_00e919aa31[1] 

 切手です。

デカスペルマム・ビティエンセ Decaspermum vitiense

    stfij0701.jpg
2006年 フィジー発行

(おしらせです)

 一度見たいと思っていましたササユリに出合うことができましたので、写真を追加しました。併せて、記事掲載後に発行された切手も追加しました。⇒ササユリ
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2394.今日の植物(1882):ニデマ

 今日の植物は、ニデマという植物です。

 ニデマは、ラン科 Nidema i属(ニデマ属)の植物で、The Plant Listには2つの種が載せてありました。ウイキペディアでも2種が知られているとされていましたので、2種だけの非常に小さな植物群だと思われます。
 ウイキペディアの記事によりますと、この2種とも西半球の熱帯地域、メキシコや中央アメリカ、カリブ海地域を原産地としているようです。

 ウイキペディアの記事はこの程度だったのですが、他のサイトで切手に取り上げられているNidema boothii種についての情報がありました。
 それによりますと、この種は中央アメリカから北部南米、キューバなどの熱帯雨林あるいは標高1500メートル付近の雑木地域にひろく分布しているということです。繊細な花を持っており、よい香りがあるということです。

 写真です。久し振りに手元に写真があるのですが、植物園でのラン展での写真で野性味(?)に欠けるものでした。それでネットから他の写真も借りてきました。

ニデマ・ボオティイ Nidema boothii

     IMG_1398.jpg    Nidema_boothii_(habitus)[1]   
 左の写真は、撮影:2016年9月26日 広島市「市立植物公園」です
  

 切手です。

ニデマ・ボオティイ Nidema boothii

    stblz0304.jpg
1994年 ベリーズ発行(クリスマス)
 ●ベリーズはメキシコの南にある国です。

(おしらせです)

 掲載済のもので写真しかなかった植物の切手を入手しましたので追加しました。
  ナタマメヒメシャクナゲ

2393.今日の植物(1881):フランケニア

今日の植物は、フランケニアという植物です。

 フランケニアは、フランケニア科 Frankenia属(フランケニア属)の植物で、The Plant Listでは80種が確認されているという植物群です。

 切手に描かれているFrankenia portulacifolia種は、セントヘレナ、アセンション、トリスタンダクーニャといった南大西洋の島嶼固有の種だということです。塩分に強い植物のようで、乾燥した岩場や、海岸の岩場を生息地としているようですが、生存している個体数が3500程度となっていて、絶滅が危惧されている植物でもあります。
 英語名はSaitn Helena Tea(セントヘレナの茶)と呼ばれているということで、お茶として使われているのかもしれません。

 フランケニア科の植物は初めて登場しますが、3つの属を有する小さな科のようです。

 写真です。種小名がportulacifolia(スベリヒユに似た葉の)となっていますが、丸まった水分を含む葉の特徴を言っているのでしょうか。乾燥した環境に適応した形のように思われます

フランケニア・ポルチュラキフォリア Frankenia portulacifolia

      289269975[1] 

 切手です。

フランケニア・ポルチュラキフォリア Frankenia portulacaefolia (= F. portulacifolia)

    stshl0601.jpg
1987年 英領セントヘレナ発行(希少植物)
 ●この切手は前回のHypertelis acidaと一緒の「希少植物」シリーズで発行されました。こちらです⇒切手植物図鑑

2392.今日の植物(1880):ヒペルテリス

 今日の植物は、ヒペルテリスという植物です。

 ヒペルテリスは、ザクロソウ科 Hypertelis属(ヒペルテリス属)の植物で、The Plant Listによれば属としては7種が確認されているとされていました。
 しかしややこしいことですが、ウイキペディアによればかつてHypertelis属だった植物は1種を除いてKewa(キュア?)属(キュア科)に移されることになったのだということです。2014年のことと言いますから3年ほど前になります。The Plant Listはまだそれには対応していないということになるようです。
 ですが、これまでもThe Plant Listに従ってきましたので、今回はザクロソウ科ヒペルテリス属ということで行くことにしましょう。

 切手に描かれているHypertelis acida種(ウイキペディアの記事ではKewa acida種ということになります)は、セントヘレナの固有種で、白い花を咲かせるようです。ビタミンCの豊富な水分の多い葉を持っていて、Salad Plantと呼ばれ帆船航海時代は壊血病の予防に使われていたということです。種小名がacdaとなっていますので、葉には酸味があると思われます。
 現在では、絶滅が危惧される植物に指定されています。

 ザクロソウ科というのは、このブログでは初登場の科です。19属、100種程度が温帯から熱帯地域に分布していて、日本にもザクロソウとクルマバザクロソウという2種が分布しているようです。両方とも畑や道端に見られということです。

 写真です。ネットから借りてきました。

ヒペルテリス・アシダ Hypertelis acida

    Hypertelis acida 

 切手です。

ヒペルテリス・アシダ Hypertelis acida

    stshl0603.jpg
1987年 セントヘレナ発行(希少植物)

2391.今日の植物(1879):メハジキ

 今日の植物は、メハジキという植物です。

 メハジキは、シソ科 Leonurus 属(メハジキ属)の植物で、The Plant Listによれば25種が確認されている植物群です。ウイキペディアの情報によりますと、ヨーロッパからアジアに至る地域を原産地とする植物で、オセアニアから南北アメリカ大陸でも自生化しているということです。

 種としてのメハジキLeonurus japonicusは、日本でも本州や九州、四国の日当たりのよい草地に自生しています。
 薬草としてもよく知られているようで、全草を乾燥したもの益母草(ヤクモソウ)は婦人病の薬草として古くから使われて来たということです。また利尿作用や血圧降下作用も知られているという有用な薬用植物です。

 和名のメハジキは「目弾き」と書き、子供が茎を短く切ったのを瞼にはめて、目を見開かせるという遊びから来ているということですが、「危険だからやめた方がよい」とのことです。

 このブログでこれまでメハジキを取り上げていないかチェックしたのですが、「養命酒」に使われている13種の薬草の一つだったことが分かりました。(ただ、こちらでは学名がLeonurus sibiricusとなっていました)

 写真です。

メハジキ Leonurus japonicus

    P1030062.jpg 
撮影:2011年7月22日 東京都「小石川植物園」

 切手です。最近入手したものですが、種小名がjaponicusとなっていて、日本と何らかのつながりがあることが想像されます。切手は遠く離れたアセンションから発行されたものですが、こんな植物を描いた切手は日本からも発行してもらいたいものです。

メハジキ Leonurus japonicus

    stasc0501.jpg
1995年 英領アセンション島発行
 ●他の一緒に発行された切手を見てみると、やはり薬用植物を取り上げたセットではないかと思います。⇒切手植物図鑑
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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