2402.今日の植物(1890):ヒメノカルディア

 今日の植物は、ヒメノカルディアという植物です。

 ヒメノカルディアはトウダイグサ科 Hymenocardia属(ヒメノカルディア属)の植物で、The Plant Listには変種も含めて8種があげてありましたから、小さな植物群です。

 そのほとんどはアフリカ原産の樹木なのですが、1種だけは東南アジア原産なのだそうです。
 切手に描かれているHymenocardia acida種は、アフリカのガンビアからエチオピア、モザンビークを原産地とする樹木で、高さが10メートルになる低木(!)だということです。

 このHymenocardia属は、最新の遺伝子解析による分類体系ではコミカンソウ科という別の科に分類されています。

 前回登場した植物はヒルデガルディアで、今回のがヒメノカルディアと似ているような・・・でも全く関連はありません。
 属名にあるHymeno-は、膜状のという意味があるそうで、これまでこのブログにはHymenocallis(ユリ科ヒメノカリス属)という属名が登場しています。

 写真です。

ヒメノカルディア・アキダ Hymenocardia acida

    
hymenocardia_acida_reference[1]     hymenocardia_acida_emas3530_836_90a1df[1]
 ●右の写真は種子なのでしょうか?
Hymeno-はこの薄い形態に関連しているのでしょうか?

 切手です。

ヒメノカルディア・アキダ Hymenocardia acida

    stbrk0202.jpg
 1991年 ブルキナファソ発行 
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2401.今日の植物(1889):ヒルデガルディア

 今日の植物は、ヒルデガルディアという植物です。

 ヒルデガルディアは、アオギリ科 Hildegardia属(ヒルデガルディア属)の植物で、The Plant Listによれば変種や亜種を含めて14種が確認されているという小さな属です。

 このアオギリ科は、遺伝子解析による分類体系では、アオイ科に統合されているようです。
 ウイキペディアの情報では、これらの種は広く熱帯地域に分布しているということですが、生育環境が失われたことにより絶滅の危機にある種も多くあるということです。

 属名のHildegardiaは、12世紀の修道女Hildegard of Bingenに因んで命名されたのだそうです。彼女が、植物や薬草について多くの記述を残したことによるということです。

 写真です。手元にありませんでしたので、ネットから借用です。

ヒルデガルディア・バルテリ Hildegardia barteri

    hildegardia_barteri2.jpg     hildegardia_barteri.jpg

 切手です。

ヒルデガルディア・バルテリ Hildegardia barteri

    stgha0805.jpg
  1993年 ガーナ発行

2400.今日の植物(1888):ワルツェウイツィア

 今日の植物は、ワルツェウイツィアという植物です。

 ワルツェウイツィアは、アカネ科 Warszewiczia属(ワルツェウイツィア属)の植物で、この属には9つの種が含まれるようです。
 ウイキペディアによりますと、この植物は中南米の熱帯地域に分布する植物で、そのうち切手に描かれているWarszewiczia coccinea種が最もよく知られている種で、この種はトリニダード・トバゴの国花とされているということです。

 属名のWarszewicziaは19世紀のポーランドのラン収集者であるJózef Warszewicz氏に因んで命名されたということです。

 写真です。手元にないものですから、ウイキペディアから借用しています。

ワルツェウイツィア・コッキネア Warszewiczia coccinea

    Chaconia_UWI_2005b[1]
 鮮やかな赤い色の部分は葉のようにみえますが、花弁だということです。この色で、受粉させてくれる昆虫を引き寄せるのだそうです。

 切手です。引き続きトリニダード・トバゴから発行されたセットの中の切手です。

ワルツェウイツィア・コッキネア Warszewiczia coccinea

    sttri0313.jpg
1983年 トリニダード・トバゴ発行(普通切手)

(おしらせです)

 これまで切手がなかった植物の切手を入しましたので、掲載しました。
  コンロンソウ パンパスグラス

2399.今日の植物(1887):ミカヅキグサ

 今日の植物は、ミカヅキグサという植物です。これまで3回続けて登場しているトリニダード・トバゴから発行されたセットに含まれている植物です。

 ミカヅキグサは、カヤツリグサ科 Rhynchospora属(ミカヅキグサ属)の植物で、The Plant Listには374の種名があげてありましたので、これは相当に大きな属ということになります。
 ウイキペディアの情報によりますと、この植物群は南極大陸を除く各大陸にひろく分布しているということで、なかでも新大陸の熱帯地域に最も多く分布しているということです。

 日本にもこの属の植物は数種が分布しているということです。

 属名のRhynchosporaは「rhynchos(嘴)+spora(種子)」から来ていて、種子の先端が嘴状になっていることに由来するということです。
 なのですが、この属に300以上の種があるとのこと、見分けがつきにくいでしょうなあ。

 写真です。切手に描かれている種と、日本にも分布している種です。

(左)リンコスポルマ・ネルボサ Rhynchospora nervosa
(右)リンコスポルマ・コロラタ Dichromena colorata(=Rhynchospora colorata)

     Rhynchospora_nervosa.jpg     Rhynchospora_colorata[1] 

ミカヅキグサ Rhynchospora alba

    Rhynchosporaalba[1]

 切手です。2枚ありました。

リンコスポルマ・ネルボサ Rhynchospora nervosa


    sttri0303.jpg     
1983年 トリニダード・トバゴ発行(普通切手)

リンコスポルマ・コロラタ Dichromena colorata(=Rhynchospora colorata)

    stcub1904.jpg
1973年 キューバ発行(野生の花)

2398.今日の植物(1886):リアニア

 今日の植物は、リアニアという植物です。

 リアニアは、ヤナギ科 Ryania 属(リアニア属)の植物で、The Plant Listでは11種が掲載されている小さな植物群です。

 ウイキペディアによりますと、このRyania 属はかつてはイイギリ科という科に分類されていたのですが、遺伝子解析に基づくAPGの分類体系ではヤナギ科にされたのだということです。そんな背景で、このイイギリ科は今は科としては存在しないことになっているのですが、このブログでは7つの属(右下のカテゴリから入っていけます)をイイギリ科に分類しているという中途半端な状態にあります。
 (植物分類の主流はこのAPGの体系になっているようですので、いずれはこちらに準拠した分類にする必要があると思っておるのですが、ややこしくて面倒だなあ・・・です)

 これもウイキペディアの情報ですが、切手に描かれているRyania speciosaという種は、殺虫剤の原料となるリアノディンという成分を抽出する原料となっている植物だということです。

 写真です。手元にありませんでしたのでネットから借りています。

リアニア・スペキオサ Ryania speciosa

    Ryania speciosa     Ryania speciosa1
 ●外観、特に花などはヤナギの仲間とはとても思えないのですが、ウイキペディアによれば、葉の形態やサリシンという物質を含むという点で類似点があるのだそうです。

 切手です。

リアニア・スペキオサ Ryania speciosa

    sttri0312.jpg
1983年 トリニダード・トバゴ発行(普通切手)
 ●前々回、前回に続いて同じシリーズからです。このシリーズではそれまで取り上げていなかった属の植物が多くて、興味深いシリーズなのです。
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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