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2517.今日の植物(2003):アゼナ

 今日の植物は、アゼナという植物です。

 アゼナは、ゴマノハグサ科 Lindernia属(アゼナ属)の植物で、The Plant Listでは88の種が取り上げられていましたので、やや大きな属ということになるのでしょうか。
 前回登場したクラテロスティグマは従来の分類体系ではゴマノハグサ科に分類されていたもので、新しい体系ではアゼナ科に分類されるようになったとご紹介しましたが、このアゼナも名前の通り同じくアゼナ科に分類される属です。と言いますより、科名がアゼナ科(Linderniaceae)ですからLindernia属がこの科の代表のようなものでしょう。
 名前のアゼナは畦に生えるところから来ていると思います。

 ウイキペディアによりますと、Lindernia属の植物は世界の温暖な地域に原産地を持つ植物だということです。面白いことにこのウイキペディアでは、Lindernia属に分類される種は30種だとされていて、The Plant Listの数字とは大きく違っています。
 例えば、切手に描かれているLindernia crustaceaはその30属の中に名前が出ていません。しかし、同じウイキペディアの他のページではLindernia crustaceaという種名が取り上げられていて、この種はかつてはCaparia crustaceaとされていた、と記されていて情報が整合していないようです。

 そのLindernia crustacea種は、和名をウリクサといい、日本全土、朝鮮半島、中国、東南アジアに広く分布しているということです。名前の由来は、果実の形がマクワウリに似ていることによるということです。どこかで出会っているかもしれませんね。

 写真です。うーん、見たことがあるような・・・でも可愛い花を持っています。

ウリクサ Lindernia crustacea

    Lindernia_crustacea_(2724168563)[1]     4P295_Lind-crus_RR2_GM1_MX[1] 

 切手です。

ウリクサ Lindernia crustacea

    stplnf0703.jpg
1988年 仏領ポリネシア発行(薬用植物)
 ●ウリクサは薬用植物でもあるようです。こちらのセットで発行されました⇒切手植物図鑑
  同じポリネシアからは1986年、1987年にも薬用植物を描いた切手が発行されています。いずれも凹版印刷のしゃれた切手です。

(おしらせです)

 以前ウバタマサボテンというサボテンの仲間が登場しましたが、自前の写真がない、ということにしていましたが、以前に撮影したものがあることが分かりましたので掲載しました。⇒ウバタマサボテン

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を掲載する予定ですので、また覗いてみてください。)
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2516.今日の植物(2002):クラテロスティグマ

 今日の植物は、クラテロスティグマという植物です。
 
 クラテロスティグマは、ゴマノハグサ科 Craterostigma 属(クラテロスティグマ属)の植物で、The Plant Listでは9属が掲載されていますので、小さな属ということになります。
 この属のややこしいところは、このブログではゴマノハグサ科としていますが、遺伝子解析によるAPG分類体系では当初はオオバコ科に分類されるようになっていましたが、直近の分類体系ではアゼナ科という科に分類されるようになっています。誠にややこしいのです。

 で、このCraterostigma属に関する情報を調べてみたのですが、毎度お世話になっているウイキペディアにも情報がありませんでした。
 ほかのサイトでは、切手にとりあげられているCraterostigma plantagineum種についての情報がありましたが、それによりますと、この種は熱帯アフリカに分布している植物のようです。さらにこの種は乾燥状態にたいする強い抵抗力を持っているようで、それは分子レベルでの抵抗システムによるというような情報もありました。

 Craterostigma plantagineumの種小名の
plantagineumは「オオバコに似た」という意味があります。葉の形状を言っているのでしょうか?

 写真です。ネットから借用しています。なかなか魅力的な花を持っています。

クラテロスティグマ・プランタギネウム Craterostigma plantagineum

    Craterostigma_plantagineum,_blomme,_Borakalalo-suid,_a[3]     scro_craterostigma_plantagineum_rvbli_loc_milanzi_12-09_16_4203_a1c17e[1]   

 切手です。1枚ありました。

クラテロスティグマ・プランタギネウム Craterostigma plantagineum

    sttcd0201.jpg
  1975年 チャド発行(花)
 ●一緒に発行された切手はこちらです⇒切手植物図鑑(こちらでは、アゼナ科に分類してあります。混乱しておりますなあ)

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2515.今日の植物(2001):エリサリス

 今日の植物は、エリサリスという植物です。

 エリサリスは、アカネ科 Erithalis 属(エリサリス属)の植物で、The Plant Listには8つの種があげてあるという小さな植物群です。ウイキペディアの情報によりますと、エリサリス属の植物はフロリダ州の南部から熱帯アメリカにかけて分布しているということです。

 切手に描かれているErithalis fruticosa種について他のサイトで情報がありました。
 それによりますと、この種はフロリダに固有の常緑樹種で、白い花、赤と黒の果実をつけるのだそうです。山地のフロリダでは自生しているものが減り、絶滅が危惧されているということです。

 写真です。ネットから借用しています。

エリサリス・フルティコサ Erithalis fruticosa

    erithalis_fruticosa.jpg     Erythralis_fruticosa1.jpg 
 ●実が赤色と黑色というのは、赤い実が後に黒くなるのかもしれません。
 ●種小名に「fruticosa(低木状の)」というのがつけられている植物も結構多いのです。このブログでも次のような植物が登場しています。
  Phlomis fruticosa(シソ科)、Potentilla fruticosa(バラ科)、Ruttya fruticosa(キツネノマゴ科)、Kopsia fruticosa(キョウチクトウ科)

 切手です

エリサリス・フルティコサ Erithalis fruticosa

    stantn0802.jpg
1990年 蘭領アンティール発行(花)
 ●前回の切手と同じセットで発行されました。 

2514.今日の植物(2000):エボルブルス

 今日の植物は、エボルブルスという植物です。

 エボルブルスは、ヒルガオ科 Evolvulus属(エボルブルス属)の植物で、The Plant Listによれば変種を含めて116種があるとされていますので、かなり大きな属ということになります。

 ウイキペディアによりますと、この属の植物のほとんどはアメリカ大陸を原産地としているようです。ただ、ウイキペディアによれば、日本にもアサガオガラクサ(Evolvulus alsinoides)など3つの種が分布しているのだそうです。

 写真にあるアメリカンブルー種は、もともと品種改良により作出された園芸種で「
Blue Daze」と命名されていたものが、日本では色々な名前で呼ばれ最後にはアメリカンブルーに統一されるようになったということです。鮮やかな青い花を咲かせるのが特徴だということです。

 写真です。1枚自前の写真がありました。日本にも分布している
アサガオガラクサの写真もネットから借りて掲載しています。

エルボブルス「アメリカンブルー」 Evolvulus pilosus 'American Blue'


    IMGP2677.jpg 
撮影:2003年7月20日 神戸市「市立布引ハーブ園」

アサガオガラクサ Evolvulus alsinoides

    184-1[1] 

 切手です。

エボルブルス・アンティラヌス Evolvulus antillanus

    stantn0803.jpg
1990年 蘭領アンティール発行(花)
 ●この切手は6枚セットで発行されました。こちらです⇒切手植物図鑑
  このEvolvulus antillanus種は種小名からするとアンティールにゆかりのある種のようですが、The Plant Listでは「Unresolved」とされ確認・承認されていない種名のようです。

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2513.今日の植物(1999):スフェロカルポス

 今日の植物は、スフェロカルポスという植物です。
 
 スフェロカルポスは、スフェロカルパ科 Sphaerocarpos属(スフェロカルポス属)の植物で、The Plant Listには7つの種があげてあるだけですので、小さな属ということになります。

 そのスフェロカルパ科も初めて登場する科ですが、他にもう一つの属が確認されているという小さな科です。
 この科の植物は、主要な分布域としてアメリカ大陸の西海岸沿いに分布しているということです。

 ただ、切手に取り上げられているSphaerocarpos texanus種は、北米を始め西ヨーロッパ、アフリカの地中海沿岸に広く分布していることが知られているのですが、それはアメリカから輸入された植物の土壌にその種子が紛れ込んでそれが広がったのだろうとされています。この種は主として道路そばの少し日陰になるような場所に分布するのだそうです。

 写真です。誠に地味な植物です。

スフェロカルポス・テキサヌス Sphaerocarpos texanus

    DSCN9170[1] 

 切手です。写真と結びつきにくい感じですが、学名が記載されていますのでこの植物だと思われます。この黄色はこの植物の花ではないのでしょうか?。

スフェロカルポス・テキサヌス Sphaerocarpos texanus

    stmnt0301.jpg

2018年 モンテネグロ発行(花)
 ●この切手はもう一枚の切手とセットで発行されました。こちらです⇒切手植物図鑑

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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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