2212.今日の植物(1711):ヘスペランサ

 今日の植物は、ヘスペランサという植物です。

 ヘスペランサは、アヤメ科 Hesperantha属(ヘスペランサ属)の植物で、The Plant Listには86の種名が記載されていました。一方、ウイキペディアの情報によれば79種があるということでしたので、80種前後の種を擁する属ということになりそうです。

 そのほとんどは南部アフリカ(southern Africa)固有の種で、4種だけは熱帯アフリカの固有種だということです。私たちは、アフリカというと全部熱帯気候のように思ってしまいますが、この南部アフリカは熱帯地域の外側(南半球の場合は南側)に位置して、乾燥したステップ気候および地中海性気候とされていますので、全部が熱帯ジャングルではないのですね)

 何かの情報で、アヤメ科の植物は南半球には少ないと書いてあった記憶がありますので、この属も珍しい方に入るのかもしれません。
 ついでに、属名のHesperanthaはギリシャ語由来で、 hesperos(evening)+anthos(flower)ということですので、夕方咲く花なのかもしれません。

 写真です。

ヘスペランサ・ペティティアナ Hesperantha petitiana

    Hesperantha petitiana

 切手です。

ヘスペランサ・ペティティアナ Hesperantha petitiana

    stgun0505.jpg
   2001年 ギニア発行
 
スポンサーサイト

1458.今日の植物(983):ノハナショウブ

 今日の植物は、ノハナショウブという植物です。

 ノハナショウブは、アヤメ科 Iris属(アヤメ属)の多年草で、端午の節句の花として親しまれているハナショウブの原種に当たる植物です。

 山口市の稔畑(うつぎばた)地区にこのノハナショウブの自生地があって、出かけてきました。
 細い道を入った山間に自生地がありましたが、「行った先で車がUターンできるだろうか」といささか心配になるような道でした。
 この自生地は山口県の天然記念物に指定されていて、金網で囲って保護されていました。地元の人が保存に力を入れて、自生地を守っているのだということです。

 ノハナショウブの特徴は、葉が細い剣形をしているところと、花弁の基部に黄色の筋(蜜標と呼ぶのだそうです)が入っているところです。
 この部分、アヤメの場合は網目模様、カキツバタの場合は白色から淡黄色の筋が入るようです。
 花の色は青紫色が基本で、中には白色に近いものもあります。稔畑のものにも、白に紫が混じったもの、白に近いものもありました。

 その写真です。

ノハナショウブ Iris ensata var. spontanea

     P1130169.jpg     P1130178.jpg

    P1130179.jpg     P1130168.jpg
以上4枚は、撮影:2014年6月17日 山口市稔畑地区

 ノハナショウブを描いた切手は手元にありませんでした。

 アヤメ(Iris)属を取り上げた記事はこれで11件目となりました。
 やはり、割合身近で見ることができてなおかつ変化に富んでいるところからこのようになるのでしょうか。
 これまでの記事は次の通りです。
  カキツバタシャガハナショウブアヤメヒオウギキショウブジャーマンアイリスニオイイリスエヒメアヤメイチハツ

1393.今日の植物(939):トリメジア

 昨日に続いてアヤメ科で、トリメジアという植物です。これもこれまで見たこともないように思います。

 トリメジアはアヤメ科 Trimezia属(トリメジア属)の多年草で、27種が中米、南米および西インド諸島の熱帯地域に分布しているということです。
 多くは水辺に生育し高さは7センチ程度のものから1.6メートルになるものまで多様で、花の色は黄色が中心だということです。

 すでに登場したNeomarica(ネオマリカ)属と近縁で、種によってはTrimezia属に分類されたり、Neomarica属に移されたりしたものもあるのだそうです。

 写真です。これまたウイキペディアにお世話になっております。

(左)トリメジア・ユンキフォリア Trimezia juncifolia
(右)トリメジア・マルティニケンシス Trimezia martinicensis

    450px-Trimezia_juncifolia[1]     488px-Trimezia_martinicensis[1]
 ●こうして見るとアヤメ科の植物も清楚なだけではなく、存在感たっぷりなものもあるのですなあ。

 切手です。1枚ありました。

トリメジア・マルティニケンシス Trimezia martinicensis

    stgre0203.jpg
 グレナダ領グレナディーン諸島発行

1392.今日の植物(938):スパラクシス

 端午の節句を迎えました。誕生日の花もこの時期は、アヤメの仲間が多くなっていますので、今日と明日はアヤメ科の植物を取り上げます。
 といっても、アヤメ科の植物も既にたくさん登場しましたので、これまで未登場のものとなると全く馴染みのないものになってしまうのですが、それはそれ、この機会に新しい植物に出会えると思っていきましょう。

 今日の植物スパラクシスは、アヤメ科 Sparaxis 属(スパラクシス属)の多年草の総称で、南アフリカ原産で13種ほどが知られているということです。
 この植物は多様な色の花を咲かせるところから園芸植物としても栽培されているということです。ただ、見かけた記憶はありませんね。

 写真です。手元にないものですから、ウイキペディアから借用してきました。

(左)スパラクシス・トリコロル Sparaxis tricolor
(右)スパラクシイス・ブルビフェラ Sparaxis bulbifera

    445px-Sparaxis_tricolor1[1]     450px-Sparaxis_bulbifera_(Flower)_2[1]

 切手です。1枚ですが、2種のスパラクシスが描かれています。

スパラクシス・トリコロル Sparaxis tricolor
スパラクシス・グランディフロラ 
Sparaxis grandiflora

    stgue0508.jpg
2000年 ガーンジー発行 

1387.今日の植物(935):イチハツ

 今日の植物は、イチハツという植物です。久しぶりに本日の誕生日の花でもあるのです。
 このブログの初期から誕生日の花を取り上げて来ていましたが、その結果登場済みという誕生日の花が多くなっていましたので、久しぶりということになります。

 イチハツは、アヤメ科 Iris 属(アヤメ属)の多年草で、元々は中国が原産の植物です。
 日本には室町時代にやってきて、観賞用に栽培されて来たということです。

 名前を漢字で書くと「一初」、アヤメの仲間で春一番に咲くことからこの名前が付けられたという説明を聞いたことがあります。
 実際には、アヤメ属ではシャガが一番早く咲くようですが。

 いつも迷うのがアヤメの仲間の見分け方ですが、イチハツは葉が広くて花弁(外花被片と呼ばれます)の中央に白いとさか状の突起があるのが特徴で、割合に見分けやすい方でだといいます。

 この植物で面白いのは、かつて茅葺や藁葺の家屋ではイチハツを屋根に植えるということをやっていたのだそうです。イチハツの葉を剣とみなして風や雨を防いでくれるとして植えたのだという説明がありました。
 
 実は、私も子どもの頃に藁葺の屋根に植物が植えてあったのを見たような記憶があるのですが、それがイチハツだったのかあるいは見たと思ったのも記憶間違いなのか判然としないのです。ペンペングサが生えているのなら今でも見ることができますけどね。

 もうひとつ、イチハツの学名は「Iris tectorum 」とされています。この種小名の「tectorum」は「屋根の」という意味だそうです。この植物が屋根に植えられているのを見て命名されたのでしょうか?屋根に植えるのは日本だけではなかったのでしょうか?いずれも不明です。
 ちなみに英語名は「Wall Iris」ですから「壁のアヤメ」ということになります。

 写真です。

イチハツ Iris tectorum


    P1020541.jpg
撮影:2011年5月4日 京都市「府立植物園」

    img_5[1]     img_6[1]
 ●この2枚の写真はネットから借用してきました。こんな感じで植えられていたそうです。 

 イチハツを描いた切手は手元にありませんでした。
↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR