1354.今日の植物(906):コクタン

 昨日のビャクダンに続いて、コクタンという植物です。こちらは、漢字で書くと「黒檀」となります。

 コクタンは、カキノキ科 Diospyros 属(カキノキ属)の熱帯性常緑高木で、原産地はインド南部からスリランカの地域だということです。 
 属名でいいますと、いわゆる柿(カキノキ)と同じ属になります。

 コクタンの材は密で黒褐色を呈していて、銘木の一つとされています。英語名を「ebony」と呼ばれ、黒木という別名もその色合いから来ています。
 材質が緻密なところから、家具、仏壇、仏具、建材などに利用され、また楽器にかかわる用途、ピアノの黒鍵、バイオリンなどの弦楽器の指板やチェスの駒などといった用途もあるようです。
 成長の遅い木だそうで、近年産地のインドやスリランカでは輸出が規制されているということです。

 カキと同じカキノキ属の植物ですから、小さな実がなってこれは食用にもなるということです。

 写真です。

コクタン Diospyros ebenum

    800px-Ebonytreeforest[1]      Macassar-Ebenholz[1]
 ●この2枚の写真は、ウイキペディアから借用してきました。
 ●右の写真のように材の芯に行くに従って黒色が濃くなるのだそうです。

ヤエヤマコクタン(=リュウキュウコクタン) Diospyros egbert-walkeri (=Diospyros ferrea var. buxifolia)

    IMGP1681.jpg
撮影:2003年12月14日 糸満市「ひめゆり平和祈念資料館」
 
 コクタンの仲間を描いた切手は手元にありませんでした。原産地のインドやスリランカから発行されてないでしょうか?
 
(おしらせです)


 というほどのことでもないのですが、「路上植物園」(*)を一つ追加しました。
  ヤブツバキ http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-294.html
  (*)「路上植物園」というのは、「道路に落ちた花などでそこにあることに気付いた植物たち」なのです。ご参考までに・・・・
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151.昔食べました(2):カキ

   昔食べた植物の第2弾はカキです。
 「カキなんて今でも食べてるやないか」といわれそうですが、昔やっていた渋柿の食べ方を思い出しましたので、カキを取り上げました。

 渋柿の渋を抜いて食べる方法というのは、いくつかあります。
  ・干し柿にする
  ・合わせ柿にする=確か、お湯に一晩ばかり漬けると渋が抜けたという記憶があります
  ・アルコール処理をする=これはやったことはないのですが、へたにアルコールを塗ると渋が抜けるそうです
  ・二酸化炭素に封じ込める=ドライアイスと一緒に密閉容器に入れるのです。これも、経験していません。なんせ、昔はドライアイスなどなかったですから
 いずれも、渋を抜くと表現していますが、水溶性の渋みの成分(タンニン)を水に溶けないようにするというのがポイントのようです。

TORI20091021g.jpg  これに加えて、子供の頃やっていた手軽な方法があります。それには、「としゃく」という特別なものが必要なのですが、「としゃく」をご存知でしょうか?
 昔は脱穀が終わった後の藁を乾燥させるために、写真(下記のような事情で手元に写真がありませんでしたので、写真をお借りしました)のように積み上げていました。これを『山奥植物園』では、「としゃく」と呼んでいました。
 今回この「としゃく」の写真を撮影しようと思って、あちこち探したのですがひとつも見つかりませんでした。もう作らなくなったのですかねえ。


 写真は下記のサイトからお借りしました。お礼申し上げます。
  http://dionysus.blog.so-net.ne.jp/2009-10-21
 昔の「としゃく」はもう少し背が高くてすっきり立っていたような印象がありますが、それはひょっとすると背の低い子供の目から見た印象が残っているからかもしれません。

 で、渋柿の話に戻りますが、渋柿をこの「としゃく」の藁の間に押し込んでおくのです。すると1週間位経つと渋が抜けて甘い柿に変わるという次第です。これは、手軽な方法でした。
 その際、「としゃく」がどんな機能を果たしていたのかよく分かりませんが、中は暖かくなっていましたし、多分二酸化炭素が多い状態になっていたのだろうと想像しています。こういう状態が柿の渋を抜くのに効果があったのでしょうか。

 この方法は手軽でよいのですが、唯一困ったことがありました。
 それは、自分が渋柿を入れた場所を忘れてしまうということです。「としゃく」もたくさんありましたし、手が届く範囲ならどこにでも入れることができます・・・・柿を入れたことすら忘れていたこともあったでしょうから、取り出されずにそのまま熟し柿になって誰にも食べられなかった渋柿もたくさんあったでしょうな。  

 もうひとつ、思い出しました。木に なっているカキが渋柿かどうか見分ける(実は味わい分ける)方法です。
 木になっているカキに親指の爪でキズをつけるのです。その爪を舐めてみると、渋柿だったら渋味が舌に感じられるのでその実はそのまま木に残しておくという具合です。
 渋柿だった場合、後には爪の跡がついたカキが残るのですが、もいでから捨ててしまうよりはよいということですな。

で、カキの写真です。

カキ Diospyros kaki
 ●種小名の「kaki」は、まさしく「カキ」です。

     151IMGP1598_convert_20101203220754.jpg    151]IMGP0265_convert_20101203220653     
     撮影:2003年5月11日   撮影:2003年10月13日
      『山奥植物園』         河内長野市
     

     151IMGP2038X_convert_20101203220845.jpg       151IMGP4511_convert_20101203220926.jpg
    撮影:2004年1月10日     撮影:2004年1月14日
  交野市「大阪市立大植物園」   釜山市「市立博物館」

(以下、2012年6月5日追加分です)

    P1050891.jpg     P1050893.jpg
撮影:2012年6月1日 綾部市八津合町
 ●探していたカキノキの花出合いました。

 続いて切手です。

カキ Diospyros kaki

   
 stmnc0701.jpg     stmnc0702.jpg
 
    stmnc0703.jpg    stmnc0704.jpg
 以上4種は、1981年 モナコ発行(カキノキの四季)

     stkor9902.jpg        sttwn1001.jpg
     大韓民国発行        1993年 台湾発行

    stbra0510.jpg        stjpn10401.jpg
  2009年 ブラジル発行     2003年 日本発行
                    (ふるさと切手「福島県」)
 
  ●モナコの切手は、前にも出てきた「植物の四季」シリーズの一つです。
 ●大韓民国の切手は、10種セットで発行されたうちの1枚です。手元には、3種があります。
 ●台湾の切手は、4種セットのうちの1枚です。
 ●ブラジルの切手は、10種セットのうちの1枚です。カキが取り上げられたのは、日系人が多くてポピュラーな果物になっているからでしょうか。
 ●日本から発行されたカキの切手はどうやらこれ1枚のようです。カキの実とともに花と、会津若松の鶴ヶ城が描かれています。
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鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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