2377.今日の植物(1865):ペルグラリア

 今日の植物は、ペルグラリアという植物です。昨日に続いて久し振りの「日替わり」ブログになりました。

 ペルグラリアは、キョウチクトウ科 Pergularia 属(ペルグラリア属)の植物で。15種が確認されているという小さな属のようです。
 このPergularia も昨日のTalinum(ハゼラン)属と同じく、サウジアラビアから発行された切手のセットに入っていて、今回初めて植物の名前が判明した仲間です。

 それと、名前について「へー面白いな」と思ったのですが、Spergularia という「S」の一字が頭についた別の属名があるのです。こちらのSpergulariaは既にこのブログでも登場していますが、ナデシコ科の植物群で、お互いに関連があるのかどうかよく分かりませんでした。属名の由来が分かれば解明できそうですが、残念ながら情報がありませんでした。

 で、Pergularia ですが、ウイキペディアによれば、熱帯から亜熱帯地域に分布する植物のようで、切手に描かれているPergularia tomentosa種はエジプトからパキスタンに至る中東地域に分布する種のようです。
 Pergularia daemia という種など、抗細菌、抗ガンなどの機能を持つものもあるということです。

 写真です。手元にありませんでしたので、ネットから借用しています。

ペルグラリア・トメントサ Pergularia tomentosa

    Pergularia tomentosa     PergutomT3_l[1] 

 切手です。

ペルグラリア・トメントサ Pergularia tomentosa

    stsau0103.jpg
1990年 サウジアラビア発行(砂漠の花)



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2361.植物の名前(35):タベルナンテ

 「植物の名前」シリーズは、タベルナンテという植物です。

 タベルナンテは、キョウチクトウ科 Tabernanthe属(タベルナンテ属)の植物で、この属に分類される植物は2種があるだけのようです。

 そのうち、切手に描かれているTabernanthe iboga種はイボガと呼ばれる植物で、中央アフリカ西部を原産地としていて、イボカインという幻覚作用のある物質を多く含んでいることで知られているのだそうです。キョウチクトウ科の植物にはこのイボカインを含むものが多いのだそうですが、Tabernanthe ibogaには特に多く含まれているということで、米国を始め多くの国で違法植物とされているようです。

 ということで、属名はこの危ない植物を「食べるなんて・・」?。
 それと、よく似た属名でTabernaemontanaというのがあります。同じキョウチクトウ科の属でこのブログでもサンユウカという名前で登場したものですが、これもそのまま読むとタベルナエモンタナあるいはタベルネモンタナと、こちらも余り口にしたくない名前です。

 それと、もう一つややこしいのは和名の属名、このブログではTabernaemontanaをサンユウカ属としていますが、
Tabernantheの方をサンユウカ属としている情報もあってよく分かりません。まあ、和名はとりあえずつけられた名前と考えてこのままにしておきます。

 写真です。2つの種の写真がありました。いずれもネットから借用です。

(左)イボガ Tabernanthe iboga
(右)
タベルナンテ・エリプティカ Tabernanthe elliptica

    Tabernanthe-iboga[1]     Tabernanthe elliptica 

 切手です。

イボガ Tabernanthe iboga

     stgab0702.jpg
1988年 ガボン発行(ガボンの薬用植物)

2332.今日の植物(1822):チョウジソウ

 今日の植物は、チョウジソウという植物です。

 チョウジソウは、キョウチクトウ科 Amsonia属(チョウジソウ属)の植物の総称であり、また一つの種名でもあります。The Plant Listによれば24種が確認されているということで、ウイキペディアによれば、主として北米大陸原産ですが1種が東アジア、あと1種が東部地中海沿岸原産のものが知られているということです。

 この属の植物は一般にBluestars(青い星)と呼ばれているということですが、星形の青い花をつけるところからこの名前になったものと思われます。
 属名のAmsoniaは、18世紀のアメリカの物理学者John Amson氏に因んで命名されたということです。

 上記の東アジアに分布する種はチョウジソウ(Amsonia elliptica)で、日本にも自生しているということですが、生育環境が失われたことにより絶滅が危惧される状態にあるということです。
 日本で一般にチョウジソウと呼ばれているものは、切手に描かれているAmsonia tabernaemontana種を始めとした北米産のものだということです。チョウジソウ(Amsonia elliptica)の葉は他の種に比べて丸みを帯びているところから見分けがつくということです。(ellipticaは「楕円形の」という意味だそうです)

 写真です。手元に写真がありました。

チョウジソウ Amsonia elliptica

    IMGP1855.jpg       IMGP2242XX.jpg
    撮影:2003年5月23日     撮影:2004年5月15日
  亀岡市「大本花明山植物園」  神戸市「六甲山高山植物園」

ヤナギバチョウジソウ Amsonia tabernaemontana

    Amsonia_tabernaemontana-5849C901B7[1]
 ●こちらはネットから借用しています。

 切手です。

ヤナギバチョウジソウ Amsonia tabernaemontana

    staru0601.jpg
  2015年 アルバ発行 

2306.危ない植物(17):クリプトステギア

 今日取り上げることにしたクリプトステギアに関する情報を読んでいて、「危ない植物」というカテゴリーを作ったことを思い出して、久し振りの「危ない植物」です。

 クリプトステギアは、キョウチクトウ科 Cryptostegia属(クリプトステギア属)の植物で、2種ほどが確認されているという極めて小さな植物群です。
 Cryptostegiaは、もともとは熱帯アフリカおよびマダガスカルを原産地する植物です。この植物は傷つけられると乳白色の樹脂を分泌するのだそうですが、この樹脂が家畜にとっては猛毒で、これを摂取すると一瞬にして死に至るということです。
 日本でもよく目にするキョウチクトウも毒を持っており、なおかつ空気の汚染された場所でも繁茂するという特性を持っているように、キョウチクトウ科の植物は一筋縄ではいかない植物群のようです。

 Cryptostegiaも繁殖力が旺盛で、地域によっては繁茂した結果現地の植生を乱すという害を与えるという有害植物でもあります。
 切手に描かれているCryptostegia grandiflora種は、ツタ状にそこにある樹木に絡みついて登っていきその樹木を枯らしてしまうという力を持っているということで、Cryptostegia grandifloraが侵入しているオーストラリアでは経済や環境へ与える影響から「最悪の侵略的な植物」とされているという情報がありました。

 写真です。2つの種の写真を借りてきました。怪しげな魅力を持った花です。

(左)クリプトステギア・グランディフロラ Cryptostegia grandiflora
(右)クリプトステギア・マダガスカリエンシス Cryptostegia madagascariensis

    Cryptostegia_grandiflora[1]     Cryptostegia_madagascariensis[1]

 切手です。

クリプトステギア・グランディフロラ Cryptostegia grandiflora

    stsvn1308.jpg
1996年 セントヴィンセント発行(カリブ海の花) 
 ●「カリブ海の花」として取り上げられているということは、まだその凶暴性が表面化していないということかもしれません。

2261.今日の植物(1756):バラリス

 今日の植物は、バラリスという植物です。

 バラリスは、キョウチクトウ科 Vallaris属(バラリス属)の植物で、属としては1768年に最初に報告された植物だそうです。中国からインド、東南アジアに至る地域が原産地だとされていました。
 同じVallarisという属名でトウダイグサ科のトウダイグサ属の異名の植物があるので混同せんように、とウイキペディアが言っておりました。
 切手に登場しているVallaris glabra種は、ジャワ、スマトラ原産で、現在ではマレーシアやタイ、クリスマス島などで自生化しているという情報もありました。

 以上がウイキペディアの情報なのですが、切手に描かれているVallaris glabra種についてもう少し調べてみると、この植物はタイや東南アジアで最も印象的な植物の一つなのだそうです。白色の良い香りを持ち、育てやすく街路樹としても、植木鉢で育ててもうまく育つ植物なのだそうです。

 写真です。

バラリス・グラブラ Vallaris glabra

    Vallaris_glabra.jpg

 切手です。

バラリス・グラブラ Vallaris glabra

    stmly2802.jpg     stmly2801.jpg
 この2枚は、2016年 マレーシア発行
 ●今年発行されたばかりの切手ですが、魅力的な植物を描いています。一緒に発行された切手はこちらです⇒切手植物園
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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