2183.今日の植物(1683):ラフィア

 今日の植物は、ラフィアという植物です。

 ラフィアは、ヤシ科 Raphia属(ラフィア属)の植物で、The Plant Listによれば21種が確認されているということです。
 いずれもアフリカ原産で、特にマダガスカルに多く分布しているということです。

 この属の特徴として大きな葉を持っていることが挙げられていました。ある種では、長さが26メートルもあるものもあって植物界では最長の葉だということです。
 この葉から採られる繊維はraffia fiberと呼ばれて、衣料品、ロープ、バスケット、靴などにひろく利用されているようです。
  また、樹液には糖分が含まれていて飲料や酒に加工されるものもあるようです。

 写真です。

サケラフィア Raphia vinifera

    005571[1]
 ●この種の果実から撮れる苦い油脂分は魚を麻痺させる成分を含んでいるということです。

 切手です。

サケラフィア Raphia vinifera

    stgamb0102.jpg     stgamb0101.jpg
この2枚は、1953年 英領ガンビア発行(普通切手)
 ●この時代に英国の植民地で発行された凹版印刷の切手は、落ち着いた品を感じさせるものが多く人気のある切手です。
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2127.今日の植物(1628):ホシダネヤシ

 今日の植物は、ホシダネヤシという植物です。属名Aの続きになります。

 ホシダネヤシは、ヤシ科 Astrocaryum 属(ホシダネヤシ属)の植物で、The Plant Listには38の種が挙げてありました。ウイキペディアの記事によれば36~40種があるとされていましたので、40種弱の種を擁する属のようです。

 これらの植物は、中央アメリカから南アメリカ原産の植物で、雌雄同株(一つの幹に雄花と雌花をつける)の植物だということです。羽状の葉持ち、葉の付け根の部分に鋭い棘を持っているところが特徴だとされています。

 切手に描かれているAstrocaryum vulgare種はTucumと呼ばれ、果実は食用になりまたその果実から採られるオイルはバイオディーゼル燃料として利用されるということです。
 またその種子を使って作った指輪は、先住民の結婚指輪として使われていました。また、友情や権力者への反抗のシンボルとしても使われた歴史があり、カソリックの宣教師が社会的な権利や平等を求める運動に対する連帯を表すものとして使用しているという情報がありました。

 和名のホシダネヤシの意味を調べてみたのですが、よく分かりませんでした。星種?、切手を見ると断面が星形になっているようでもあります。

 写真です。ウイキペディアから借りています。

アストロカリウム・ブルガレ Astrocaryum tucumoides(=Astrocaryum vulgare)

    As vulgare     Tucum[1]
 ●右の写真がTucum ringと呼ばれる指輪です。

アストロカリウム・アクレアツム Astrocaryum aculeatum

    Astrocaryum_aculeatum.jpg

 切手です。

(左)アストロカリウム・ブルガレ Astrocaryum tucumoides(=Astrocaryum vulgare)
(右)アストロカリウム・アクレアツム Astrocaryum aculeatum


    stgyn1102.jpg         stpar0501.jpg
 1974年 ガイアナ発行   1977年 パラグアイ発行
    (クリスマス)
 


 

2115.今日の植物(1616):オウギヤシ

 今日の植物は、オウギヤシという植物です。

 オウギヤシは、ヤシ科 Borassus属(パルミラヤシ属)の植物で、この*属は5種ほどを擁する植物群です。それらの植物は、アフリカ、アジア、ニューギニアの熱帯地域を原産地としているということです。

 オウギヤシBorassus flabelliferは熱帯アフリカ原産の植物で、樹高は30メートルにもなりAsian palmyra palmとか sugar palmと呼ばれています。この植物は食用にされる部分があり、胚乳や芽は食用とされ、花序液を煮詰めてパームシュガーが作られ、発酵させてヤシ酒を造ることができるということです。そのようなことから、現在では東南アジアやインド東部で栽培されている植物でもあります。

 またオウギヤシの葉は、貝多羅葉(ばいたらよう)と呼ばれ、仏教の経典を写すために紙の代わりに使われていたそうです。日本ではタラヨウという植物の葉を紙の代わりに使っていましたが、その名前の語源はこちらのオウギヤシにあったようです。
 またオウギヤシの葉は屋根を葺く材料としても使われ、幹も家具などの材料とされている、有用な植物だということです。

 写真です。

オウギヤシ Borassus flabellifer

    Asian_palmyra_(Borassus_flabellifer)[1]     Fruits_of_Borassus_flabellifer[1]

 切手です。

オウギヤシ Borassus flabellifer

    stsen9901.jpg         stidn1505.jpg
  1991年 セネガル発行  1996年 インドネシア発行

    stcam1103.jpg
 1962年 カンボジア発行

2053.今日の植物(1554):ホソエクマデヤシモドキ

 今日の植物は、ホソエクマデヤシモドキという植物です。

 ホソエクマデヤシモドキは、ヤシ科 Coccothrinax属(ホソエクマデヤシモドキ属、ココトリナクス属とも)の植物で、亜種も含めると60種弱が分類される属だということです。
 これらの植物は、カリブ海地域、バハマ、フロリダ南部やメキシコ南西部原産のものもあるようですが、最も多くはキューバ原産とのことです。

 和名のホソエクマデヤシモドキを漢字で書くと「細柄熊手椰子擬」。扇ヤシの仲間で、英語名をthatch palm(屋根葺きヤシ)といって、屋根を葺くのに用いられるようです。

 写真です。なのですが、ヤシの仲間も属の間でも見分けがつけにくい植物ですなあ・・・

ココトリナクス・バルバデンシス Coccothrinax barbadensis

    babf4b[1]

 切手です。

ココトリナクス・バルバデンシス Coccothrinax dussiana(=Coccothrinax barbadensis)

    stslu0102.jpg
1990年 セントルシア発行( 絶滅危惧樹木)

2026.今日の植物(1527):クロツグ

 今日の植物は、クロツグという植物です。

 クロツグは、ヤシ科 Arenga属(クロツグ属)の植物群および一つの種です。

 Arenga属に分類される種は36種ほどがあるということで、東南アジア、中国、ニューギニアやオーストラリア北部を原産地とする植物です。
 大きなものでは高さ20メートルにもなり、長い葉が12メートルにもなるのがあるということですが、「ほんまかいな」という感じです。属名のクロツグの「ツグ」はシュロのことで、全体が黒くシュロに似ているところからこの名前になったようです。

 種としてのクロツグは日本では南西諸島にも分布していて、その分布域はビンロウと重なる部分が多いようです。ただクロツグが林の中に生育するなど、海岸近くに分布するビンロウとは見分けがつきやすいようです。
 クロツグの葉鞘の黒い繊維は耐水性が高く、ロープなどの材料として使われており、若芽は食用にされたり、繊維として使われたりとなかなか有用な植物でもあるようです。

 切手に取り上げられているArenga listeri種は、切手を発行したクリスマス島の固有種で、種小名の「lister」iはイギリスの自然学者Joseph Jackson Lister 氏に因んで命名されました。ただ、この種は現在では絶滅が危惧される種となっているということです。

 写真です。

クロツグ Arenga engleri

    P1130579.jpg    P1130578.jpg
この2枚は、撮影:2014年6月27日 下関市「市立園芸センター」

    IMGP3492XX.jpg
撮影:2004年8月15日 宇部市「常盤公園」

アレンガ・リステリ Arenga listeri

    450px-8275213007_7e8efe241f_o[1] 

 切手です。

アレンガ・リステリ Arenga listeri

    stchr0601.jpg 
  1977年 クリスマス島発行
 ●この人がJoseph Jackson Lister さんです。

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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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