FC2ブログ

2689.山奥植物園の植物(52):イタドリ

  今日の植物は、イタドリといいます。前回のデンマークの切手と一緒に発行された切手に描かれていた植物です。
 そして、久しぶりの「山奥植物園」(というシリーズをやっていたのです)の植物です。このシリーズは、2014年11月17日の同じタデ科のヒメツルソバが最後の記事でしたので、実に6年半ぶりということになります。

 イタドリは、タデ科 Reynoutria 属(イタドリ属)の植物で、The Plant Listによれば7つの種が確認されているという、小さな植物群ということになります。
 ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は中国東部、東アジアおよびロシアの極東部を原産地とする植物だということです。しかし、イタドリの仲間は、家畜の飼料として北米やヨーロッパに持ち込まれ、その後旺盛な成長力で繁茂し、現在では侵略的外来種に指定されています。

 切手に描かれているReynoutria japonica(イタドリ)種も東アジア原産で、日本の全土、台湾、朝鮮半島、中国に広く分布しています。ヨーロッパなどに持ち込まれて侵略的とみなされるようになったのは上記の通りです。
 日本では、山菜として知られていますし、利尿や便秘の薬効も知られているということです。

 日本名のイタドリは、この植物の若葉を揉んで傷口に付けると、止血し「痛みを取る」ことから訛ってこの名前になったのだそうです。
 種小名に、japonicaと日本ゆかりの命名がされているのも面白いです。

 写真です。手元にありました、といいますか、台所の先に生えていましたので、20日に撮影したものです。
 実は、この植物がイタドリなのか自信がありませんでした。しかし、写真を載せると直ちにその植物の学名を教えてくれるというような便利なアプリがありまして、そのおかげでこの植物がReynoutria japonicaだと分かりました。使ったのは、PlantNetというアプリです。

 イタドリは、雌雄別株の植物だということです。秋の始めに花を咲かせるようですので雌雄の判別ができると思います。確か白い花が咲いていたような・・・。

イタドリ Reynoutria japonica

    IMG_5481.jpg    IMG_5482.jpg
撮影:2021年4月20日 「山奥植物園」(自宅)

 切手です。こちらでは侵略的植物ではなく有用な食用だとされているのです。

イタドリ Reynoutria japonica

    stden0703.jpg
 2018年 デンマーク発行(野生の食用植物) 
 
スポンサーサイト



1590.今日の植物(1103):ホマロクラディウム

 今日の植物は、ホマロクラディウムという植物です。

 ホマロクラディウムは、タデ科 Homalocladium属(ホマロクラディウム属)の常緑の植物で、ウイキペディアでもThe Plant Listでも写真に出てくるHomalocladium platycladum種のことしか記述がないという妙な植物です。あるいは、この種のみが知られているのかもしれません。

 一昨日、昨日に続いてのタデ科の植物ですが、これで手持ちのタデ科は終わりです。
 タデ科の記事は合計で12属、16件になりますが、タデ科全体では50~60属、1100種もあるそうでそれぞれが個性的な植物の科です。

 ウイキペディアによりますと、今日のHomalocladium属はニューギニアとソロモン諸島原産の植物だということですが、プエルトリコ、インド、ボリビア、ニカラグアにパキスタンにも自生するようになっているという情報もありました。

 写真にありますように、節でつながった独特の平たい葉を持った植物で、小さな花をつけるのだそうです。
 Muehlenbeckia platycladaという名前の植物とは同じ植物だということです。

 写真です。1枚はウイキペディアから借りて来ました

カンキチク Homalocladium platycladum

    IMGP2442XX.jpg      800px-Centipede_Plant_01_Pengo[1]
   撮影:2004年5月29日
加西市「県立フラワーセンター」
 ●名前のカンキチクは漢字で書くと「寒忌竹」となるそうです。耐寒性は強いのだという情報もありました。

 
 Homalocladium属を描いた切手は手元にありませんでした。

1589.今日の植物(1102):サバクタデ

 今日の植物は、サバクタデという植物です。

 サバクタデは、タデ科 Calligonum 属(サバクタデ属)の低木の総称です。昨日のヒメツルソバに続いてのタデ科です。
 Calligonum 属は、約80種が地中海沿岸地帯、アジアと北米に分布しているということです。

 写真と切手に出てくるCalligonum polygonoides種は、インドからアゼルバイジャン、トルコにかかる乾燥地に分布する植物だということです。サバクタデという属名からしても乾燥地を好む植物かもしれません。

 写真です。

(左)カリゴヌム・ポリゴノイデス Calligonum polygonoides
(右)カリゴヌム・ルビクンドゥム Calligonum rubicundum

    800px-Calligonum_polygonoides[1]     DFS[5]

カリゴヌム・コモスム Calligonum comosum

    Fruits-on-fire-bush[1]

 切手です。手元に3枚ありました。

(左)カリゴヌム・ポリゴノイデス Calligonum polygonoides
(右)カリゴヌム・ルビクンドゥム Calligonum rubicundum

    stbhr0108.jpg         stchn0902.jpg
 1993年 バーレーン発行       2002年 中国発行

カリゴヌム・コモスム Calligonum comosum

    stuae0204.jpg
  2011年 UAE発行(砂漠の花) 

 

1588.山奥植物園の植物(51):ヒメツルソバ

 久しぶりの「山奥植物園」ですが、ヒメツルソバという植物です。
 と言っても、ごく一般的に見ることができる植物なのですが、『山奥植物園』に数か所群生しているところがあったということで取り上げた次第です。

 ヒメツルソバは、タデ科 Persicaria属(イヌタデ属)の常緑多年草で、原産地はインドからヒマラヤの地域なんだそうです。
 日本には明治の中頃にやってきたということで、茎は這うようにして広がり、いわゆるグランドカバーとして利用されています。独特の金平糖に似た形の花を持っていて、この花は真夏を除いてほとんど周年咲くということです。

 名前を漢字で書くと、「姫蔓蕎麦」となるようです。同じタデ科のソバに見立てているのでしょうか?ちょっとイメージが違うような気もしますが・・・

 『山奥植物園』で見られるものは、多分園芸用に栽培されていたものが逸出して繁るようになったのだろうと思います。

 写真です。

ヒメツルソバ Persicaria capitata

    P1140553.jpg     P1140564.jpg 

    P1140565.jpg
撮影:2014年11月13日 『山奥植物園』 藤ヶ瀬地区
 ●コンクリートブロックの壁をよじ登って広がっていました。
 ●たまたま訪ねたお宅でも3年前にヒメツルソバが生え始めてどんどん広がっているという話を聞きました。相当な繁殖力をもっているようです。
 
    P1040137.jpg     P1040138.jpg
 
    P1040139.jpg
この3枚は、撮影:2011年12月4日 大阪市「万博記念公園」
 ●こちらは花壇でおとなしく(?)咲いていました。

 切手は手元にありませんでした。

1512.植物の名前(11):ママコノシリヌグイ

 シリーズ「植物の名前」は、ママコノシリヌグイという妙な、というか恐ろしい名前の植物です。先日、角島で出会いました。

 ママコノシリヌグイは、タデ科 Persicaria 属(イヌタデ属)の一年草で、わが国を始め朝鮮半島、中国に分布する植物です。

 ママコノシリヌグイを漢字で書くと「継子の尻拭い」、その名前はこの植物の鋭い刺から来ているようです。刺は下向きに生えていて、確かにこれでお尻を拭かれたら、なんとも痛そうです。
 ウイキペディアによれば、韓国ではこの植物は、「嫁の尻拭き草」と呼ばれているんだそうです。どこでも同じようなことを考えるものです。  

 外観がよく似た植物にミゾソバという植物があるのですが、こちらは同じタデ科ながらPolygonum(タデ)属の植物でした。同じ属だと思っていたのですが、間違っていました。
 また、既に登場したアイは同じPersicaria属の植物です。

 写真です。

ママコノシリヌグイ Persicaria senticosa

    P1140126.jpg     P1140127.jpg
 
    P1140123.jpg
撮影:2014年8月18日 下関市「角島」 

 ママコノシリヌグイを描いた切手はありませんでした。
↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR