2408.今日の植物(1896):サキシマスオウノキ

 今日の植物は、サキシマスオウノキという植物です。

 サキシマスオウノキは、アオギリ科(新しい分類体系ではアオイ科) Heritiera属(サキシマスオウノキ属)の植物で、The Plant Listではこの属に分類される種として9種があげてありましたので、小さな植物群ということになりそうです。

 属としては、東南アジアを中心に分布する植物なのですが、サキシマスオウノキという種は日本でも、沖縄や奄美大島などに分布しているということです。
 名前を漢字で書くと「先島蘇芳木」、樹皮を染料として利用するところから、名前に染料として使われるスオウ(蘇芳)が入ったようです。
 この植物の特徴は、板根という板状の根で本体を支えている所です。

 写真です。この植物を描いた切手を先日入手し、手元に写真もあるということで、久し振りに両方が揃った植物となりました。ただ、自前の写真は葉しか写っておらず、その特徴の板根が見当たらず、こちらはやむを得ずネットから借用です。

サキシマスオウノキ Heritiera littoralis

    P1040771.jpg     800px-Sakishimasuo_200708[1]
    撮影:2012年2月12日
    東京「夢の島熱帯植物園」
 ●右の写真には大きな板根が見えます。左の写真は植物園の中でしたから、華奢な木だったように記憶しています。マングローブに分布しているということですから、一度実物を見たみたいものです。

 切手です。

ヘリティエラ・ジャバニカ Heritiera javanica

    stmly3406.jpg
2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)
 ●残念ながら、こちらも描かれているのは葉だけです。この世界会議の開催を記念して発行された切手には、多くの植物(葉や幹だけのものもあります)が描かれていて、楽しいものです。こちらです⇒切手植物図鑑
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2401.今日の植物(1889):ヒルデガルディア

 今日の植物は、ヒルデガルディアという植物です。

 ヒルデガルディアは、アオギリ科 Hildegardia属(ヒルデガルディア属)の植物で、The Plant Listによれば変種や亜種を含めて14種が確認されているという小さな属です。

 このアオギリ科は、遺伝子解析による分類体系では、アオイ科に統合されているようです。
 ウイキペディアの情報では、これらの種は広く熱帯地域に分布しているということですが、生育環境が失われたことにより絶滅の危機にある種も多くあるということです。

 属名のHildegardiaは、12世紀の修道女Hildegard of Bingenに因んで命名されたのだそうです。彼女が、植物や薬草について多くの記述を残したことによるということです。

 写真です。手元にありませんでしたので、ネットから借用です。

ヒルデガルディア・バルテリ Hildegardia barteri

    hildegardia_barteri2.jpg     hildegardia_barteri.jpg

 切手です。

ヒルデガルディア・バルテリ Hildegardia barteri

    stgha0805.jpg
  1993年 ガーナ発行

2339.今日の植物(1829):アオギリ

 今日の植物は、アオギリです。

 アオギリは、アオギリ科 Firmiana属(アオギリ属)の種およびその植物群です。
 昨日のウンゲリアの記事を作っていて、アオギリ科の植物も随分登場したのですが、肝心(本家筋)のアオギリ属がまだ登場していなかったことに気づきました。Firmiana属を描いた切手がなかったことにもよりますが、今回登場です。
 アオギリ科もカカオコラノキ(コカ・コーラの原料の一つ)などなかなかユニークな植物群を擁する科です。 

 Firmiana属に分類される種の数は、The Plant Listによれば16種だとされています。

 種としてのアオギリ(Firmiana simplex)は、中国南部から東南アジア、沖縄、奄美大島に自生する植物です。従って日本本土には自生していなかったのですが、街路樹として持ち込まれたもののようです。
 樹高は15~20メートルに達するものもあるそうで、緑色の樹皮をしています。名前のアオギリはこの樹皮の色から来ているのだと思われます。
 材は建材、家具材とされ、種子は昔は食用にされたということで太平洋戦争中にはコーヒーの代用品とされたこともあるそうです。

 ウンゲリアのところでも書きましたように、アオギリ科はAPGの分類体系ではアオイ科に統合されています。


 写真です。

アオギリ Firmiana simplex

    IMGP2290XX.jpg     IMGP2289XX.jpg
この2枚は、撮影:2004年5月29日 兵庫県稲美町「万葉の森」

    IMGP1378.jpg
撮影:2003年11月22日 大阪市「市立長居植物園」

 Firmiana属を描いた切手は手元にありませんでした。どこかで発行されているといいのですが・・

2338.今日の植物(1828):ウンゲリア

 今日の植物は、ウンゲリアという植物です。

 ウンゲリアは、アオギリ科 Ungeria属(ウンゲリア属)の植物です。
 ただ、ややこしいのはUngeriaがカヤツリグサ科の属名ともされている所です。生物の分類で同じ名前(属名)が違う生物群を表すことはない、というのが共通の認識になっているのですが、理由はよく分かりません。

 また、アオギリ科は新しいAPGの分類体系ではアオイ科に含まれるようになっていてアオギリ科そのものが存在しないということになっていますので、もう一つややこしいのです。

 ということですが、ここではアオギリ科のUngeriaということにしておきます。他の情報(ウイキペディアでは、Ungeriaはカヤツリグサ科のCyperusの同義になっていて情報がないのです)によればUngeria属は、切手に描かれているUngeria floribunda種のみの1属1種の属ということのようです。
 野生状態ではノーフォーク島(切手の発行国です)でのみ確認されている植物だということです。

 ウンゲリアというお腹を壊した状態のような名前は、19世紀のオーストリアの植物学者Franz Joseph Andreas Nicolaus Unger氏に因んで命名されたもののようです。

 写真です。ネットから借用です。

ウンゲリア・フロリブンダ Ungeria floribunda

    Ungeria floribunda

 切手です。

ウンゲリア・フロリブンダ Ungeria floribunda

    stnfi0207.jpg
1984年 ノーフォーク島発行

2289.今日の植物(1781):ノジアオイ

 今日の植物は、ノジアオイという植物です。

 ノジアオイは、アオギリ科 Melochia属(ノジアオイ属)の植物の総称で、The Plant Listでは64種、ウイキペディアでは54種があるとされていますので、60種前後を擁する属ということになりそうです。

 熱帯地域から亜熱帯地域に分布している植物で、インドからマレーシア、太平洋の島嶼、アメリカ大陸及びカリブ海地域に分布しているようです。

 属名のMelochiaはアラビア語のMulukhiyah(Corchorus olitoriusの葉で食用にされているとのこと)から来ているということで、珍しくギリシャ語やラテン語由来ではない属名です。

 切手に取り上げられているMelochia tomentosa種について調べてみたところ、この種はメキシコやプエルトリコ、バージン諸島に多く見られるのだということです。英語名はTeabush、ピンクから紫色の花を咲かせるようです。

 このMelochia属の植物も、遺伝子分析による分類ではアオイ科に分類されています。日本語の属名はそれを先取りしたようにも思えますね。

 写真です。

メロキア・トメントサ Melochia tomentosa

    Melochia tomentosa

 切手です。

メロキア・トメントサ Melochia tomentosa

    stantn0703.jpg
1979年 オランダ領アンティール発行
 
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鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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