441.今日の植物(204):ハス

 本日の誕生日の花は、ハスです。(久しぶりの誕生日の花なのです)
 
 ハスは、ハス科 Nelumbo属(ハス属)の多年生水生植物で原産地はインドだとされています。
 ハスという名前は、花托の形が蜂の巣に似ているところから、「ハチス」と呼ばれていたのが転じて「ハス」になったというのが一番それらしい説明です。

 ハスの利用というとまずはレンコンです。レンコンを使った様々な料理、これは日本料理の重要な部分をなしていると思います。

 かつて勤務していた岩国にはレンコンを栽培している畑(といっても実態は泥田です、現地では「ハス田」と呼んでいました)がたくさんありました。岩国のレンコンは穴が一つ多いなどと言われていましたが、大きくて柔らかいのが特徴でした。
 その岩国には地元特産のハスを使った料理がありましたのでご紹介します。 

 その一つは、「岩国寿司」と呼ばれるもので、白身の魚、レンコン、菊菜などの野菜、シイタケ、錦糸卵などを混ぜた酢飯を何層にも重ねるのですが、その層の間にハスの葉を入れるのです。これを全身の力で押して作る押寿司なのです。
 食べるときはこれを一人前ずつ切り分けるのですが、さまざまな具が使われた豪華な寿司になります。

     IwakuniSushiCut01C[1]
 ●これが「岩国寿司」を切り分けているところです。大きさが分かりますか?これで何人分になるのでしょうか。
  写真は、例によってウイキペディアから借用してきました。

 もうひとつ思い出すのは、「大平(おおひら)」という料理です。これは筑前煮のイメージですが、少し水分が多い感じでしょうか。ポイントは岩国のレンコンを使うこと、鶏肉のダシと野菜の旨みがマッチしてこれがうまい。毎年正月に上司のお宅でごちそうになったことを思い出します。
 ネットで調べてみたら、他にサトイモ、ゴボウ、ニンジン、コンニャク、シイタケ、高野豆腐なども入っていたようです。

 他にも、酢蓮(岩国では「ハスのサンバイ」と呼んでいました)、てんぷら、きんぴら風の煮物、辛子レンコンなど思い出すだけでも唾がわいてきます。
 
 またハスの茎の繊維は衣料用に使われているそうで、茎の内部から繊維を引き出して撚りをかけて使用するようです。実物を見たことはないのですが、なんとなくさわやかな風合いの繊維ができそうな気がします。

ハスの写真です。

ハス Nelumbo nucifera


(以下3枚は、2012年8月27日追加分です)

     P1060821.jpg     P1060822.jpg
撮影:2012年8月17日 下関市長府地区「長府庭園」
 ●この2枚は、「孫文蓮(そんぶんれん)」と名付けられていました。
  孫文が日本に滞在していた時に彼を支援した長府在住の田中隆氏に、支援のお礼として送られた中国の古い蓮の種をこれも大賀博士が育成して発芽させたものだと説明されていました。

    P1070041.jpg
撮影:2012年8月18日 長門市青海島「西圓寺」
 ●このハスは「西圓寺の青蓮(あおばす)」と呼ばれているもので、古く唐に渡った高僧が持ち帰った種を譲り受けて現在まで受け継いでいるものだそうです。
  インド原産の大輪種で、大小120枚の花弁を持っていると説明されていました。

(以下2枚は、2012年8月9日追加分です)

    P1060739.jpg     P1060740.jpg
撮影:2012年8月7日 京都市「大谷本廟」
 ●この2枚は、大賀ハスと呼ばれているものです。大賀ハスについては、切手のところをご参照ください。 
 
    IMGP3047.jpg     IMGP3048.jpg
 
    IMGP3049.jpg     IMGP3053.jpg
 
    IMGP3054.jpg     IMGP3055.jpg
 
    IMGP3057.jpg
以上7枚は、 撮影:2003年8月10日 宇治市「三室戸寺」
 ●アジサイで知られている「三室戸寺」はハスでも有名で、さまざまな種類のハスを見ることができます。

    P1030112.jpg      P1020884.jpg
    撮影:2011年7月16日       撮影:2011年7月16日
        寝屋川市             西宮市「神呪寺」

    IMGP2124.jpg     IMGP2844.jpg
   撮影:2003年6月7日     撮影:2003年7月27日
    高松市「栗林公園」     大阪市「花博記念公園」


ハス「ベニジュウダイレン」 Nelumbo nucifera cv. 
 
    IMGP3070.jpg     IMGP3075.jpg
以上2枚は、 撮影:2003年8月10日 京都市山科区「勧修寺」
 ●「ベニジュウダイレン」は漢字では「紅重台蓮」となるようです。

 ハスを描いた切手です。     

ハス Nelumbo nucifera 

    stjpn11701.jpg
1999年 日本発行(ふるさと切手「千葉県」)
 ●大賀ハスと呼ばれているハスです。1951年に大賀一郎博士が千葉県の泥炭層(今から2000年以上前の縄文時代の地層)の中から見つけたハスの種子を開花させることに成功し、博士の名前を冠して大賀ハスと命名されました。 

(以下4枚は、2012年8月9日追加分です)

    stjpn19201.jpg          stjpn19601.jpg
   2011年 日本発行          2012年日本発行
(地方自治法施行60年「岩手県」)   (世界遺産Ⅵ「平泉」)
 ●いずれも中尊寺ハスと呼ばれているハスを描いています。

    stvtn2402.jpg        starg0601.jpg
    2008年 ベトナム発行       2008年 アルゼンチン発行
 ●この2枚は、いわゆる共同発行という形で両国から同時に発行されました。
  遠く離れた2国、どのような経緯で共同発行することになったのか興味のあるところです。

    stmacp0105.jpg    stmacp0210.jpg
       1983年発行       1953年発行  いずれも(旧)ポルトガル領マカオ
        (薬用植物) 

    stidn0111.jpg          staus1302.jpg
2004年 インドネシア発行    2002年 オーストラリア発行
                     (タイとの外交樹立50周年)

     stgui0419.jpg        stind0501.jpg
 1979年 赤道ギニア発行       1977年 インド発行
      (自然保護)

      strom3006.jpg          stsri0304.jpg
 1980年 ルーマニア発行   2006年 スリランカ発行

     stsie0610.jpg
シエラレオネ発行 (世界の植物園「ブルックリン植物園」)

     stindf0101.jpg     stindf0102.jpg     stindf0103.jpg

     stindf0104.jpg     stindf0105.jpg
以上5枚は、  1942年 (旧)仏領インド発行(普通切手)
 ●この切手をよく見るとハスが描かれています。

ハス Nelumbium speciosum( =Nelumbo nucifera )

    stcam0101.jpg
1970年 (旧)クメール共和国発行 

アメリカンロータス Nelumbo lutea

    stusa2402.jpg
2006年 アメリカ発行(アメリカの驚異) 
 
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鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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