964.今日の植物(592):トベラ

 本日取り上げた植物はトベラという植物です。街路樹として植えられていtよく見かけるのですが、これまでこのダイアリーには登場していませんでした。

 トベラは、トベラ科 Pittosporum属(トベラ属)の常緑低木で、日本では本州の岩手県以南、九州、四国から台湾にかけて分布しているということです。
 この植物の特徴は、艶のある葉に白っぽい主脈があって、葉の周辺が内側に巻くようにしているところで、容易に見わけがつきます。また秋には熟した果実が3つに割れて中の赤い樹液につつまれた種子が目立ちます。

 花には芳香があるのですが、枝や葉を切ると悪臭を発します。それで、節分にこのトベラをイワシの頭と一緒に戸口に掲げることをやっていたということです。「扉の木」と呼んだことから、トベラという名前になったのだそうです。
 棘のあるヒイラギの葉を鬼よけとして節分に使うというのは聞いたことがありましたが、トベラも使われるとは知りませんでした。ましてや、それが名前の由来だったとは・・・

 名前を漢字で書くと、「扉」あるいは「海桐」。海岸に生えていることが多いことから来ています。

 トベラ科というのは今回初めて登場ですが、9~11属、約200種を擁する科だということです。日本にはトベラ属だけが自生しているということです。  

 Pittosporum属の写真です。

トベラ Pittosporum tobira
 
●種小名「tobira」はまさに「トベラ」です。

    IMGP1806.jpg      IMGP1891.jpg
   撮影:2003年5月23日      撮影:2003年5月24日
     池田市「久安寺」         舞鶴市小橋地区


    P1050606.jpg
撮影:2012年5月5日 下関市「角島」

    IMGP3302.jpg      IMGP1421.jpg
   撮影:2003年5月23日     撮影:2003年11月22日
       尼崎市            西宮市「海清寺」


コヤスノキ Pittosporum illicioides

       IMGP1519XX.jpg
撮影:2004年4月18日 亀岡市「大本花明山植物園」
 ●コヤスノキは、日本では兵庫県と岡山県の県境南部にのみ自生していて、環境省の準絶滅危惧種に指定されているということです。


(左)ハハジマトベラ Pittosporum beecheryi
(右)シロトベラ Pittosporum boninensis

     P1060483.jpg     P1060481.jpg
以上2枚は、2012年7月22日 東京都「夢の島熱帯植物園」
 ●シロトベラの種小名も「小笠原の」を意味する「boninensis」となっていて笠原特産の種です。

 Pittosporum属を描いた切手です。1枚だけありました。   

ピットスポルム・フェルギネウム Pittosporum ferrugineum

    stmic0203.jpg
 1994年 ミクロネシア発行

(おしらせです)

 本日の誕生日の花であるキンポウゲ(ラナンキュラス)の切手を3枚追加しておきました。
  キンポウゲ http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-247.html
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