2372.今日の植物(1860):イバラモ

 今日の植物は、イバラモという植物です。

 イバラモは、トチカガミ科 Najas属(イバラモ属)の植物で、The Plant Listでは48の種名が挙げてありました。
 ため池や湖沼に分布する一年生の水草です。

 この属の植物は世界中に分布しているということで、日本には9種程度が生息しているようです。日本に分布するものの多くは絶滅が危惧されている種だという情報もありました。
 一方、トリゲモ(Najas minor)のように日本で絶滅が危惧されている種が、国によっては侵略的外来種とされているというようなこともあるそうです。

 属名のNajasは、泉の妖精のナーイアスから由来しているということで、和名はのこぎりのような葉を持つことからきています。

 写真です。どこかで出会ったことがあるのでしょうが、手元にありませんでしたのでネットから借りてきました。

(左)イバラモ Najas marina
(右)トリゲモ Najas minor

    Najas marina     Brittle_naiad[1] 

 切手です。

イバラモ Najas marina

    stned0801.jpg
1926年 オランダ発行(児童福祉)
●この植物がイバラモであることは、小倉博士の世界植物切手図鑑で教えてもらいました。
●オランダからは1925、1926、1927年に児童福祉を目的とした切手が発行され、その切手に植物が描かれています。
 90年以上前に発行された切手で植物切手としては早い時期のものだと思います。こちらです⇒切手植物図鑑
スポンサーサイト

2295.今日の植物(1787):トチカガミ

 今日の植物は、トチカガミという植物です。

 トチカガミは、トチカガミ科 Hydrocharis属(トチカガミ属)の植物で、3種ほどが確認されているということです。分類されている種は少ないのですが、ヨーロッパからアジアにひろく分布していて、一部はアフリカや北米の一部にも帰化しているという情報がありました。湖沼や川に生えて葉を水に浮かせている植物です。

 日本には、トチカガミ(Hydrocharis dubia)という種が分布しているということですが、有史以前に大陸から伝わってきたものだということです。ただ生育環境が狭まり個体を減らしているようです。

 名前を漢字で書くと、「鼈鏡」、この「鼈」は亀のスッポンのことで、光沢のある丸い葉をスッポンの甲羅に見立てたのだそうです。
 ついでに、属名のHydrocharisはギリシャ語由来で、hydro(水)+charis(喜び)だそうで、水辺に生えるところからこの名前になったのでしょう。

 写真です。久し振りに手元に写真がありました。ですが、花がないという愛想なしですので、花の写真はウイキペディアから借りておきます。

ヒドロカリス・モルススラナエ Hydrocharis morsus-ranae

    Hydrocharis[1]

トチカガミ Hydrocharis dubia

     IMGP1529.jpg     Hydrocharis_dubia[1]
   撮影:2003年11月29日
   鳥羽市「鳥羽水族館」

 ●なぜか、海辺の水族館の入り口に水生植物が栽培されていました。妙な取り合わせだなあ・・・と感じたことを思い出しました。

 切手です。

ヒドロカリス・モルススラナエ Hydrocharis morsus-ranae

    stslo0602.jpg
 2007年 スロベニア発行 

1514.今日の植物(1030):セキショウモ

 今日の植物は、セキショウモという植物です。未登場の属のアルファベットの後ろから選んで来ました。

 セキショウモは、トチカガミ科 Vallisneria 属(セキショウモ属)の沈水性の水生植物およびその植物群です。

 属としてのVallisneria 属は、世界の熱帯から亜熱帯地域に広く分布する植物で、6~10種があるということです。テープ状のしなやかな葉を水中に広げる性質があり、英語名をeelgrass(ウナギ草)とか tape grass(テープ草)と呼ばれています。
 また和名のセキショウモは漢字で書くと「石菖藻」、ショウブ科の植物セキショウに似ているところからこの名前になったようです。 

 この植物の仲間は、「水媒花」とされていて、花粉は水に浮かんで雌しべに到達するのだそうです。

 水生植物として人気のある植物で、東南アジアの水草ファーム(というのがあるそうです)で育てられて日本に輸入されているのだそうです。販売店では、属名のバリスネリアという名前でも呼ばれています。

 写真です。手元にありませんでしたので、ウイキペディアから借用してきました。

バリスネリア・スピラリス Vallisneria spiralis


    Vallisneria20spiralis[1] 

 切手です。1枚ありました。

バリスネリア・スピラリス Vallisneria spiralis

    strom2905.jpg
 1966年 ルーマニア発行 

(おしらせです)

 というほどのことでもないのですが、ユリ科にVallotaという属名の植物があってこれを今日取り上げようと考えていたのですが、これはCyrtanthus属と同じものだということが分かりましたので、取りやめにしました。で、そのVallota属の切手をCyrtanthus属の記事に追加しました。
 キルタンサス http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-538.html

1260.クリスマスの植物(6):ミズオオバコ

 今日の植物は、クリスマスの植物としてミズオオバコという植物を取り上げました。

 アフリカ南部の内陸部にボツワナという国がありますが、このボツワナは毎年クリスマスに4種ずつ植物切手を発行しています。手元には、間は飛んでいますが1974年から1990年まで発行された切手があります。
 そこで本日から3日間、このボツワナのクリスマス切手に取り上げられた植物を取り上げます。余り馴染みのない植物も多いのですが、なぜこんな植物がクリスマスの切手に取り上げられたのかというのも、よく分らないところです。

 そのミズオオバコですが、トチカガミ科 Ottelia 属(ミズオオバコ属)の水生植物のです。頼みのウイキペディアにも情報が少ないのですが、英語版ではミズオオバコ属の分布は熱帯アフリカおよび南東アフリカを中心としている、という説明がありました。

 日本語版のウイキペディアには、ミズオオバコ(Ottelia alismoides)という種は、日本を含むアジアやオーストラリアに分布しているという情報もありました。この種はかつて日本では田圃の主要な雑草の一つだったということですが、現在では絶滅危惧種に指定されているということです。

 名前からすると、オオバコに似ているということのようですが、どこが似ているのかよく分かりませんでした。

 トチカガミ科というのは初めて登場する科ですが、水または海水中に生育する単子葉植物で、18属約100種からなる科だということです。

 Ottelia 属の写真です。

ミズオオバコ Ottelia alismoides (=japonica)

    525px-Ottelia_japonica(Hydrocharitaceae)[1]     800px-Ottelia_japonica_flower[1]
 
 Ottelia 属を描いた切手です。

オッテリア・クネネンシス Ottelia kunenensis

    stbot0104.jpg
1981年 ボツワナ発行(クリスマス) 
 ●この年のクリスマス切手4枚は水生植物を描いたものでした。
↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR