1456.秋吉台で出会った植物(17):カニクサ

 今日の秋吉台の植物は、カニクサという植物です。

 カニクサは、フサシダ科 Lygodium 属(カニクサ属)のシダ植物およびその植物群です。

 種としてのカニクサは、中部以南の日本、琉球列島から東アジア、東南アジアを経てオセアニアまで分布しているということです。
 カニクサはシダ植物には珍しく、蔓状に他のものに絡みついて伸びて行きます。
 また、多くの小さな葉が茎に付いているように見えますが実はこれ全体で1枚の葉なんだそうです。茎は地下に伸びていてこの1枚の葉が地上に現れているのだそうで、茎のように見えるのは葉の主軸ということになります。

 カニクサという名前を漢字で書くと「蟹草」となります。
 これは蟹の爪のような形をしているからこの名前になったのだろうと思っていたのですが、違っていました。子供が蟹を釣るのにこの蔓を使ったことからこの名前になったのだそうです。この蔓は強くて、籠を編むのに使われたこともあったようです。

 Lygodium 属には約40種があるということで、世界の熱帯地域と一部は温帯地域に分布しているということです。
 フサシダ科というのは初めて登場しましたが、属している属はこのLygodium 属のみで、1科1属ということになります。

 写真です。

カニクサ Lygodium japonicum


    P1130322.jpg     P1130628.jpg
撮影:2014年6月21日 美祢市「秋吉台」

 Lygodium 属を描いた切手です。 1枚ありました。

リゴディウム・ポリモルフム Lygodium polymorphum

    stblz0202.jpg
1978年 ベリーズ発行(クリスマス)
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