006.餡麩三喜羅:サルトリイバラ

 「あんぷさんきら」と読みます。愛知県江南市の「大口屋」から販売されている麩饅頭です。
甘いものは余り得意ではないのですが、この菓子だけは別格、とにかく旨いのです。

      3.サルトリイバラ     3.サルトリイバラ2

 名前の由来はこの饅頭を包んでいる「三喜羅」(サンキラ)です。

 別名サルトリイバラとも呼ばれ、サルトリイバラ科 Smilax 属(サルトリイバラ属)の多年生植物です。新エングラー体系ではユリ科分類されていたのですが、クロンキスト体系ではサルトリイバラ科(あるいはシオデ科)に分類されるのだそうです。今回初めて知りました。

 漢字で書くと「猿捕茨」、「棘があってこれが密生しているところでは猿も捕まってしまう」という意味でしょうか。 サンキライ(山帰来)とも呼ばれ、薬草でもあるようです。

 右の写真が包装紙でデザインにはその葉が描かれています。でも、どう見てもこれは瓜にしか見えません。

 少し脱線しますが、出身地の山口県地方では端午の節句にはカシワの葉でくるんだ柏餅ではなく「イギモチ」というのを作りました。この「イギ」も同じサルトリイバラのことです。餅の部分は柏餅と一緒ですが、これを2枚(大きな葉の場合は1枚)のイギの葉で包んでいました。 
 このイギモチを食べるときにやっかいなのが、葉を餅からはがすことでした。慌てて一気にはがそうとすると、葉の一部が餅の方に残ってこれが取りにくい。うまくはがすには、水でぬらした割り箸を葉と餅の間にいれてその水分を利用して少しづつはがしていくという高度な技術が必要なのでした。 (妙なことを思い出したものです)

 サルトリイバラの写真です。

サルトリイバラ Smilax china(でしょうか?)     

    3.サルトリイバラ3                     
撮影:2009年9月19日 兵庫県和知町 「わち山野草の森」    

(次の2枚は、2013年11月27日追加分です)

    P1110082.jpg     P1110083.jpg
撮影:2013年11月26日 『山奥植物園』 
 ●赤い実と特徴のある形から生け花の花材にもよく使われています。 
 
    P1110954.jpg     P1110955.jpg      
撮影:2014年4月15日  『山奥植物園』 
 ●地味な花を持っています。

 Smilax 属を描いた切手です。    
                                        
スミラクス・クラウシアナ Smilax kraussiana     
                          
    
stgam0204.jpg
    ガンビア発行
 ●この切手は、8種シリーズのうちの1枚です。Smilax属の切手は珍しいらしく、手元にはこの1枚しかありません。
     
 

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