2158.今日の植物(1659):アカントシキオス

 今日の植物は、アカントシキオスという植物です。

 アカントシキオスは、ウリ科 Acanthosicyos属(アカントシキオス属)の植物で、2種のみがアフリカのナミブ砂漠に固有の植物として確認されてるだけという植物です。
 属名の*はこれもギリシャ語由来で、akantha(thorn:とげ) +sykios(cucumber:キュウリ)と、棘のあるキュウリといった意味合いから命名されたということです。
 
 切手に描かれているAcanthosicyos naudinianus種は、ボツワナ西部、ナミビア東部および南アフリカ北部に分布しているということです。その果実は食用になるといいますが、熟れる前に食べると口に炎症を生じることがあるということです。それ自体は有毒ではないのですが、ある種の昆虫の血液と混ぜると毒矢に塗る毒を作ることができるという情報がありました。

 一方、もう一つのAcanthosicyos horridus種は、nara melonと呼ばれ、分布している地域では重要な食用植物だということです。

 写真です。ウイキペディアおよびネットから借りています。確かにみごとな棘があります。

(左)アカントシキオス・ナウディニアヌス Acanthosicyos naudinianus
(右)アカントシキオス・ホリドゥス Acanthosicyos horridus

    acanthosicyos-naudinianus.jpg     nara melon

 切手です。

アカントシキオス・ナウディニアヌス Acanthosicyos naudinianus

    stbot1302.jpg
1985年 ボツワナ発(クリスマス)
スポンサーサイト

2054.今日の植物(1555):コッキニア

 今日の植物は、コッキニアという植物です。

 コッキニアは、ウリ科 Coccinia属(コッキニア属)の多年草で、The Plant Listでは31種が確認された種とされていました。ウイキペディアの情報では、この属の植物の多くはアフリカのサハラ砂漠以南の地域に分布し、Coccinia grandisという1種は南アジアから東南アジアで見られるということです。
 このCoccinia grandisという種は新大陸にもたらされ、食用あるいは薬用の植物として利用されているようです。

 切手に描かれているCoccinia sessilifolia種は、種小名のsessilifolia(無柄の葉の)が示すように、葉に茎がないところが特徴です。この属の多くの種は葉に葉柄を持っていて、その点このsessilifolia種は珍しいのだそうです。

 属名の
Cocciniaはギリシャ語由来で「赤色」あるいは「緋色」という意味です。白い花を持ったものがほとんどのように見えますので、あるいは果実の色から来ているのかもしれません。

 写真です。

コッキニア・セシリフォリア Coccinia sessilifolia

    Coccinia_sessilifolia_2[1]     sessilifola.jpg

コッキニア・グランディス Coccinia grandis

    Coccinia_grandis[1]

 切手です。

コッキニア・セシリフォリア Coccinia sessilifolia

    stbot1303.jpg
1985年 ボツワナ発行(クリスマス) 
 ●種小名が sessifoliaと誤って記されています。 

(おしらせです)

 本日の植物として属名CからCochlioda属(コクリオダ属)の植物を取り上げる予定だったのですが、この属の植物はどうやらすべてOncidium属(オンシジウム属)に分類されるようになったようです。切手をそちらに載せました。

 オンシジウム http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-211.html

2050.今日の植物(1551):コグニオーキシア

 今日の植物は、コグニオーキシアという植物です。属名Cの続きです。

 コグニオーキシアは、ウリ科 Cogniauxia属(コグニオーキシア属)の植物で、The Plant Listには2つの種の名前が載っているだけでしたから、小さな属のようです。
 Cogniauxiaについて情報を得ようとしたのですが、頼みのウイキペディアには記事そのものがない、という状況でこれには困りました。
 しかし、切手にありますように2枚の切手が発行されているというのは、なにか理由がありそうだとネットで情報を探してみました。

 その結果、切手に描かれているCogniauxia podolaena種はブラザビルコンゴ(現在のコンゴ共和国でかつてはコンゴ人民共和国と称していたこともあります)で伝統的にマラリアの治療に使われてきた、という情報を見つけました。その情報によればこの種がマラリア原虫に対して有効な物質を含んでいるという研究があるのだそうです。
 そんなところから、この国でこの植物を描いた切手が発行されたものと思われます。

 写真です。この属に分類される2つの種です。ネットから借りています。

コグニオーキシア・ポドレナ Cogniauxia podolaena

    pod.jpg     cogniauxia_podolaena[1]

コグニオーキシア・トリロバタ Cogniauxia trilobata

    tri.jpg

 切手です

コグニオーキシア・ポドレナ Cogniauxia podolaena

    stcng0802.jpg            stcng0301.jpg
1961年 (旧)コンゴ共和国発行  1971年 (旧)コンゴ人民共和国発行
 ●現在のコンゴ共和国は、1970~1991の間はコンゴ人民共和国と称していましたが、現在は再びコンゴ共和国に戻りました。

1925.今日の植物(1432):グラニア

 今日の植物は、グラニアといいます。属名はHからGにきました。

 グラニアはウリ科 Gurania属(グラニア属)の植物です。なのですが、この植物に関する情報が極めて少なかったのです。
 頼みのウイキペディアにも記事がなく、ネットを探していて「The New York Botanical Garden(ニューヨーク植物園)」の記事を見つけましたのでこれで紹介します。

 その記事によりますと、Gurania属には約40種(The Plant Listでは72種とされていましたが)含まれていて、Jungle Cucumber(ジャングルのキュウリ)と総称されているということです。メキシコの南部からアンティール、ボリビアに分布しているということです。
 Gurania属の花は鮮やかな色彩を持ち蝶やハミングバードにより受粉する植物のようです。

 写真です。

グラニア・ツブロサ Gurania tubulosa

    1443571147.jpg

 切手です。

グラニア・ツブロサ Gurania megistantha(=G. tubulosa)


    stcor0102.jpg
1993年 コスタリカ発行

1485.今日の植物(1004):オキナワスズメウリ

 今日の植物は、オキナワスズメウリという植物です。
 昨日登場したノブドウと同じセットに切手が入っていましたので、本日取り上げました。

 オキナワスズメウリは、ウリ科 Diplocyclos属(オキナワスズメウリ属)の多年草で、ウイキペディアによりますと、このDiplocyclos属には世界に4~5種があるということです。

 そのうち、オキナワスズメウリと呼ばれる種は、広く熱帯地域に分布する植物で、わが国でもトカラ列島で自生しているということです。
 
 オキナワスズメウリは赤い果実に白いストライプが入るという印象的な姿をしています。花材として使われているのを見たことがあります。

 写真です。手元にある果実の写真は熟れる前の緑のものでしたので、赤い果実の写真をウイキペディアから借りて来ました。今度赤いのを撮って差し替えましょう。

オキナワスズメウリ Diplocyclos palmatus


    P1100683.jpg     
 撮影:2013年9月20日 柳井市「山口フラワーランド」
 ●この「フラワーランド」の説明板には学名として「Bryonopsis laciniosa 」と表記されていましたが、これは「Diplocyclos palmatus 」と同義で、後者の方が標準名のようです。
 ●別名としてリュウキュウオモチャウリという名前が記載されていました。

    800px-Diplocyclos_palmatus_fruit_and_foliage[1]
 ●こちらはウイキペディアです。

 Diplocyclos属を描いた切手です。

オキナワスズメウリ Diplocyclos palmatus

    sttwn3604.jpg
    2014年 台湾発行 
↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR