2146.今日の植物(1647):コンニャク

 今日の植物は、コンニャクです。
 昨日の記事に登場したアンコマネス(Anchomanes)属がコンニャク属の近縁だということを知り、そういえばコンニャク属についてはスマトラオオコンニャクだけを取り上げていたなあ、と思い出したのです。で、今日はスマトラオオコンニャク以外のコンニャク属ということになります。

 コンニャクは、サトイモ科 Amorphophallus属(コンニャク属)の植物群および一つの種で、The Pant Listによりますと、Amorphophallus属には203種が分類されるということですので大きな属ということになります。
 属名のAmorphophallusの語源については、スマトラオオコンニャクの記事をご参考に・・・・

 このAmorphophallus属の植物は、アジア、アフリカ、オーストラリアと太平洋の島々を原産地とする植物だということです。
 私たちが食用にしているコンニャク(Amorphophallus konjac)も原産地はインドあるいはベトナム周辺だとされているようで、日本の他中国、韓国やミャンマーなどでも食用にされているということです。コンニャクの種小名のkonjacは日本語のコンニャクに由来しているものと思われます。

 コンニャクの写真です。随分昔になりますが、高知県でコンニャクが栽培されているのを見たことがありますが、手元に写真がありませんでした。ネットから借用しておきます。

コンニャク Amorphophallus konjac

    Amorphophallus konjac

    IMG_1365.jpg
この1枚は、撮影:2016年9月26日 広島市「植物公園」

ゾウコンニャク Amorphophallus paeonifolius

    IMG_1367.jpg     IMG_1368.jpg
撮影:2016年9月26日 広島市「植物公園」
 ●地中の根茎が象の足ににているところからゾウコンニャクという名前になったのだそうです。

 Amorphophallus属を描いた切手です。いずれもガーナから発行されています。

(左)アモルフォファルス・アビシニクス Amorphophallus abyssinicus
(右)アモルフォファルス・ジョンソニイ Amorphophallus johnsonii

    stgha0604.jpg       stgha0601.jpg
 この2枚は、1984年 ガーナ発行

(左)アモルフォファルス・フラボリエンス Amorphophallus flavoviens
(右)アモルフォファルス・ドラコンティオイデス Amorphophallus dracontioides

    stgha0505.jpg       stgha0501.jpg
こちらの2枚は、1991年 同じくガーナ発行

(ついでに)

 前回スマトラオオコンニャクの記事を掲載して以降にもう一枚インドネシアから発行された切手を入手しましたので、追加しました。

 スマトラオオコンニャク http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-30.html
スポンサーサイト

2145.今日の植物(1646):アンコマネス

 今日の植物は、アンコマネスという植物です。

 アンコマネスは、サトイモ科 Anchomanes属(アンコマネス属)の植物で、6種ほどが熱帯アフリカ原産として確認されているということです。

 分類的にはAmorphophallus(コンニャク)属と近縁になるということですが、コンニャク属の植物が多年草であることに対して、こちらは一年草だというような違いがあるということです。

 写真です。

アンコマネス・ディフォルミス Anchomanes difformis

    Anchomanes.jpg

 切手です。

アンコマネス・ディフォルミス Anchomanes difformis

    stgha0502.jpg
  1991年 ガーナ発行

2133.今日の植物(1634):アリサルム

 今日の植物は、アリサルムという植物です。

 アリサルムは、サトイモ科 Arisarum属(アリサルム属)の植物で、亜種を含めても6種程度の小さな属です。
 ウイキペディアの情報では、これらの植物は東はコーカサス地域から西は北大西洋東部の島嶼地帯に分布する植物だということです。

 外観は同じサトイモ科のアルム(Arum)属の植物に似ていますが、花などに顕著な違いがある、とウイキペディアは言っています。
 名前が似ているということでは、同じサトイモ科にArisaema(テンナンショウ)属というのがあります。マムシグサなどが属している属です。このArisaemaという属名は、Arumの一種(aris)+haima(血)から来ているという情報がありましたので、この3つの属名は互いに関連があるようです。

 写真です。ウイキペディアから借りています。

アリサルム・ブルガレ Arisarum vulgare

    Arisarum_vulgare_Mallorca_01[1]

 切手です。

アリサルム・ブルガレ Arisarum vulgare

    stmlt0403.jpg
 2015年 マルタ発行
 ●この切手を見て思うのですが、日本でこのような図柄の切手を発行したら非難ごうごうでしょうね。なんせ、マムシグサを思わせるような植物ですから・・・(後で気づいたのですが、同じようなことを上のアルムの記事でも言っておりました)

(おしらせとお詫びです)

 今日気づいたのですが、5月11日の記事が抜けていました。調べてみたところ、5月11日用に作成した記事の掲載日を誤って5月18日に指定していました。このままだと5月18日に2本の記事が掲載されるところでしたが、今回修正しました。
 その5月11日の記事です。 
  アスコケンダ http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-2218.html

2098.今日の植物(1599):ヒメカイウ

 今日の植物は、ヒメカイウという植物です。

 ヒメカイウは、サトイモ科 Calla属(ヒメカイウ属)の植物で、このCalla属には切手に描かれているCalla palustris(ヒメカイウ)の1種のみが分類されている1属1種の植物です。

 この植物は、北半球の北部の湿地や沼地に分布する植物で、ヨーロッパ、アジア、北米のアラスカから五大湖の周辺に広く分布しているということです。日本でも北海道から本州の中北部の低地から産地の沼地に分布しているということです。

 外観はミズバショウに似ていて、白い仏炎苞と呼ばれる部分の内側に小さな黄色の花をつけます。花の後に赤い果実をつけるのですが、これは有毒なのだそうです。また植物体全体もシュウ酸を含んでいてこれも有毒と、要注意の植物なのです。
 ところが、この根を乾燥したものをすりつぶし、水にさらし、煮ると食用にもなるということです。

 属名のCallaのカナ読みは「カラー」となりますが、いわゆるカラーは同じサトイモ科ですがZantedeschia(オランダカイウ)属という別の属の植物を指します。
 ヒメカイウを漢字で書くと「姫海芋」で、このオランダカイウの小さなものといった意味で命名されたようです。

 写真です。

ヒメカイウ Calla palustris


    Calla_palustris2[1]     Calla_palustris_PDB[1]

 切手です。

ヒメカイウ Calla palustris

    stczer0102.jpg         stber0201.jpg
   1997年 チェコ発行   1981年 (旧)西ベルリン発行
                      (社会福祉)

    stddr1002.jpg
 1982年 (旧)東ドイツ発行

1598.今日の植物(1111):ティフォノドルム

 今日の植物は、ティフォノドルムという植物です。

 ティフォノドルムは、サトイモ科 Typhonodorum属(ティフォノドルム属)の常緑多年草です。昨日に続いてのサトイモ科です。

 ウイキペディアによりますと、このTyphonodorum属には写真に出てくるTyphonodorum lindleyanum種の1種だけがあるということです。
 マダガスカル、コモロ諸島、ザンジバルやモーリシャスといったアフリカの島嶼地域が原産地の植物のようです。

 外観は同じサトイモ科のクワズイモに似ていますが、水中に生えて高さは2~3メートルにもなります。地下茎は有毒ですが、ヒガンバナと同じように水に晒すと食用になるという救荒植物だということです。

 同じサトイモ科にPeltandra 属というのがあるのですが、Typhonodorum属はこれと近縁なのだそうです。ところが、このPeltandra 属は北米にしか存在しない属だそうで、両者の関係については次のような説が有力だということです。

 かつてアフリカ大陸にこの両方の属に近い植物群があったのですが、5千万年前にアフリカ大陸とアメリカ大陸が離れた時に、両者は引き離されて独自に進化し、またアフリカ大陸本体に残ったものは絶滅して周辺の島嶼地域にのみTyphonodorum属として残った、ということなんだそうです。
 植物の進化や歴史の面白さを感じさせてくれる話です。

 写真です。

ティフォノドルム・リンドレヤヌム Typhonodorum lindleyanum

    IMGP2383X.jpg      P1080209.jpg
   撮影:2004年1月24日   撮影:2012年11月22日
  宇治市「宇治市植物公園」   京都市「府立植物園」       
 
    P1110153.jpg
撮影:2014年1月23日 東京都「新宿御苑」

 切手は手元にありませんでした。

(おしらせです)

 探していた切手を入手しました。シソを描いた切手は初めてです。カキランとギンランの切手は同じシリーズで発行されています。
  シソ http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-1111.html
  カキラン http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-1516.html
  ギンラン(キンラン) http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-1493.html

 
↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR