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2519.今日の植物(2005):ミゾホオズキ

 今日の植物は、ミゾホオズキという植物です。

 ミゾホオズキは、ゴマノハグサ科 Mimulus 属(ミゾホオズキ属)の植物です。このMimulus 属もややこしいゴマノハグサ科の一つで、遺伝子解析による新しい分類体系ではハエドクソウ科という科に分類されています。

 The Plant Listによればこの属には195種が分類されていますが、ここでもう一つややこしいのは、頼りにしているウイキペディアによりますと、このMimulus 属に分類される種はたった7種しかないのだそうです。その7種のうち2種は北米の西部、残りはアジア、アフリカ、オーストラリア、マダガスカルを原産地とする植物だということです。そして約150種はかつてはこのMimulus 属に分類されていたのが、最近(2012年以降)Erythrantheという属に分類されるようななったということです。
 ということは、The Plant Listの数字は、この新しい分類の前の分類ということになるか、あるいはこの新しい分類がまだ一般には容認されていないのか、どちらかということのようです。

 切手に描かれているMimulus luteus種についてウイキペディアで調べてみますと、上記のようなことですからウイキペディアではErythranthe luteaとして記事が書かれているのですが、沼や川岸のような湿った場所を好むのだそうです。もともとは南北アメリカに分布していたものが、早くから園芸用に栽培され、英国では自生するようになったものもあるということです。
 英語では(
yellow) monkeyflowerと呼ばれているということです。花の様子を猿の顔に見立てたのでしょうか?

 写真です。ネットから借りています。日本にはミゾホオズキという種が分布しているということです。

ニシキミゾホオズキ Mimulus luteus


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ミゾホオズキ Mimulus nepalensis

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 ●こちらが日本にも分布しているミゾホオズキです。種小名はnepalensis(ネパールの)となっています。ヒマラヤや朝鮮半島、中国にも分布しているようです。
 ●ついでにミゾホオズキという和名は、果実の形がホオズキに似ている所から来ています。


 切手です。

ニシキミゾホオズキ Mimulus luteus

    strom4404.jpg
1971年 ルーマニア発行(植物園の花)
 ●この切手は次の切手と一緒に発行されました。⇒切手植物図鑑
 ●当時のルーマニアは正式名称はルーマニア社会主義共和国といっていましたが、多くの植物切手を発行する植物切手大国でもありました。
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2518.今日の植物(2004):グロブラリア

 今日の植物は、グロブラリアという植物です。

 グロブラリアは、ゴマノハグサ科 Globularia 属(グロブラリア属)の植物で、The Plant Listによれば変種や亜種を含めて34種が確認されているということですから、小さな植物群ということになりそうです。

 ゴマノハグサ科としましたが、ややこしいゴマノハグサ科の例にもれず最新の遺伝子解析に基づく分類ではオオバコ科とされています。
 前々回のCraterostigma 属(クラテロスティグマ属)が当初はゴマノハグサ科とされていたのがオオバコ科とされ、さらに現在ではアゼナ科になっているという例がありましたが、今回のグロブラリア属はオオバコ科への変更にとどまっている、という恰好でしょうか。

 ウイキペディアによりますと、この属の植物はヨーロッパ中南部、アフリカ北西部および東南アジア地域を原産地としているということです。
 マット状に広がり、白や紫、バイオレット、ピンクの小さな花を咲かせ、園芸用に栽培される種もあるということです。
 切手に描かれているGlobularia amygdalifolia種は、切手の発行国のカーボベルデ固有の種で、絶滅が危惧されている種でということです。

 写真です。珍しく手元に1枚あったのです。それと切手に描かれているGlobularia amygdalifolia種の写真をネットから借用しています。

グロブラリア・サリキナ Globularia salicina

     P1040324.jpg 
 撮影:2012年1月9日 神戸市元町
 ●元町から再度山(ふたたびさん)への登り口の小さな園芸店の花壇で見つけたような記憶があります。

グロブラリア・アミグダリフォリア Globularia amygdalifolia

    Globularia_amygdalifolia.jpg

 切手です。

グロブラリア・アミグダリフォリア Globularia amygdalifolia

    stcve0402.jpg
2001年 カーボベルデ発行(薬用植物)
 ●薬効があったのですね。種小名のamygdalifoliaは「モモ属の葉のような」という意味です。
 ●この切手と一緒に発行された切手です。⇒切手植物図鑑

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を掲載する予定ですので、また覗いてみてください。)

2517.今日の植物(2003):アゼナ

 今日の植物は、アゼナという植物です。

 アゼナは、ゴマノハグサ科 Lindernia属(アゼナ属)の植物で、The Plant Listでは88の種が取り上げられていましたので、やや大きな属ということになるのでしょうか。
 前回登場したクラテロスティグマは従来の分類体系ではゴマノハグサ科に分類されていたもので、新しい体系ではアゼナ科に分類されるようになったとご紹介しましたが、このアゼナも名前の通り同じくアゼナ科に分類される属です。と言いますより、科名がアゼナ科(Linderniaceae)ですからLindernia属がこの科の代表のようなものでしょう。
 名前のアゼナは畦に生えるところから来ていると思います。

 ウイキペディアによりますと、Lindernia属の植物は世界の温暖な地域に原産地を持つ植物だということです。面白いことにこのウイキペディアでは、Lindernia属に分類される種は30種だとされていて、The Plant Listの数字とは大きく違っています。
 例えば、切手に描かれているLindernia crustaceaはその30属の中に名前が出ていません。しかし、同じウイキペディアの他のページではLindernia crustaceaという種名が取り上げられていて、この種はかつてはCaparia crustaceaとされていた、と記されていて情報が整合していないようです。

 そのLindernia crustacea種は、和名をウリクサといい、日本全土、朝鮮半島、中国、東南アジアに広く分布しているということです。名前の由来は、果実の形がマクワウリに似ていることによるということです。どこかで出会っているかもしれませんね。

 写真です。うーん、見たことがあるような・・・でも可愛い花を持っています。

ウリクサ Lindernia crustacea

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 切手です。

ウリクサ Lindernia crustacea

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1988年 仏領ポリネシア発行(薬用植物)
 ●ウリクサは薬用植物でもあるようです。こちらのセットで発行されました⇒切手植物図鑑
  同じポリネシアからは1986年、1987年にも薬用植物を描いた切手が発行されています。いずれも凹版印刷のしゃれた切手です。

(おしらせです)

 以前ウバタマサボテンというサボテンの仲間が登場しましたが、自前の写真がない、ということにしていましたが、以前に撮影したものがあることが分かりましたので掲載しました。⇒ウバタマサボテン

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2516.今日の植物(2002):クラテロスティグマ

 今日の植物は、クラテロスティグマという植物です。
 
 クラテロスティグマは、ゴマノハグサ科 Craterostigma 属(クラテロスティグマ属)の植物で、The Plant Listでは9属が掲載されていますので、小さな属ということになります。
 この属のややこしいところは、このブログではゴマノハグサ科としていますが、遺伝子解析によるAPG分類体系では当初はオオバコ科に分類されるようになっていましたが、直近の分類体系ではアゼナ科という科に分類されるようになっています。誠にややこしいのです。

 で、このCraterostigma属に関する情報を調べてみたのですが、毎度お世話になっているウイキペディアにも情報がありませんでした。
 ほかのサイトでは、切手にとりあげられているCraterostigma plantagineum種についての情報がありましたが、それによりますと、この種は熱帯アフリカに分布している植物のようです。さらにこの種は乾燥状態にたいする強い抵抗力を持っているようで、それは分子レベルでの抵抗システムによるというような情報もありました。

 Craterostigma plantagineumの種小名の
plantagineumは「オオバコに似た」という意味があります。葉の形状を言っているのでしょうか?

 写真です。ネットから借用しています。なかなか魅力的な花を持っています。

クラテロスティグマ・プランタギネウム Craterostigma plantagineum

    Craterostigma_plantagineum,_blomme,_Borakalalo-suid,_a[3]     scro_craterostigma_plantagineum_rvbli_loc_milanzi_12-09_16_4203_a1c17e[1]   

 切手です。1枚ありました。

クラテロスティグマ・プランタギネウム Craterostigma plantagineum

    sttcd0201.jpg
  1975年 チャド発行(花)
 ●一緒に発行された切手はこちらです⇒切手植物図鑑

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2353.今日の植物(1842):ケープフクシア

 今日の植物は、ケープフクシアという植物です。

 ケープフクシアは、ゴマノハグサ科 Phygelius属(ケープフクシア属)の植物で、2種が確認されているという小さな属です。

 アフリカ南部の川岸などに分布しているということで、白、黄色あるいは赤色の花を夏季に長く咲かせる植物のようです。花の形がアカバナ科のフクシアに似ている所からCape fuchsiaと呼ばれているということですが、分類上は全く別の植物です。

 ついでに、このCapeというのは喜望峰(ケープ地方)のことで、後で出てくる種小名のcapensisも「喜望峰の」という意味です。

 確認されている2種の写真です。ネットから借用しています。

(左)ケープフクシア Phygelius capensis
(右)フィゲリウス・エクアリス Phygelius aequalis

    Phygelius_capensis.jpg     phygelius_aequalis.jpg

 切手です。

ケープフクシア Phygelius capensis

    stlst0602.jpg       stlst0511.jpg
    1987年発行      1997年発行
 いずれもレソトという国から発行されています。レソトはアフリカ南部の国で、南アフリカ共和国に周囲を囲まれた立憲君主国です。
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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