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2555.今日の植物(2041):コチョウラン(2)

  今日の植物は、コチョウランです。コチョウランは既にこのブログで登場しているのですが、今日は前回ドリテノプシスの一方の親だとされているドリティスを取り上げることにしました。
 前回も記していましたが、このドリティスは現在ではコチョウラン属に分類されるようになりましたので、本日の見出しは「コチョウラン(2)」としました。

 このラン科の分類変更は、イギリスの王立園芸協会のランの交配種に関する諮問委員会に答申されて決定されるのだそうで、ドリティス属がコチョウラン属に加えられたのは、2013年でした。
 この元ドリティスは、切手に描かれているDoritis pulcherrima一種だけの1属1種の属だったということです。

 写真です。これはネットから借用してきました。鮮やかな色彩のランです。

ファレノプシス・プルケリマ Phalaenopsis pulcherrima (=Doritis pulcherrima)
  
    Doritis_pulcherrima_f_coerulea_toapel[1]

 切手です。手元に2枚ありました。

ファレノプシス・プルケリマ Phalaenopsis pulcherrima (=Doritis pulcherrima)

 
   stvtn3904.jpg           stsvn1103.jpg
1976年 (旧)北ベトナム発行  1997年 セントビンセント発行
 ●どちらも2013年以前に発行されていますので、属名はDoritisとなっています。

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2554.今日の植物(2040):ドリテノプシス

  新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 新年最初の植物は、ドリテノプシスという植物です。
 ドリテノプシスは、ラン科 Doritaenopsis属(ドリテノプシス属)の植物です。なぜ今日の植物となったのかといいますと、ドリテノプシスは手元に写真と切手の両方がある植物だからなのです。両方手元にあるのは、ほとんどが登場済みで残りが少くなっており「希少植物」なのです。

 で、そのドリテノプシスですが、この属はドリティス(Doritis)とコチョウラン(Phalaenopsis)というラン科の二つの属の間の交配種です。一般に生物では属の間で交配種はできないとされているようなのですが、ラン科ではそれが可能で様々な交配種が人為的に作られています。
 今回のドリテノプシスもその一つだということになりますが、ウイキペディアの情報によれば、この交配種は、コチョウランにはない赤紫系の花色を求めて作出されたのだそうです。最初に登場したのは1923年で、その後さまざまな品種が作出されて現在では1500種を超えるドリテノプシスがあるということです。

 ただ、この一方の親であるドリティスは、その後コチョウラン属に入れられるようになったという情報もあります。そうすると、属間の交配種ではなくなってくるのですが・・・

 手元にある写真です。切手も含めて、コチョウランの外観と紫色の花色が見られます。

ドリテノプシス・ルミネッセント「マイフェア」Doritaenopsis luminescent `My Fair'

    IMGP2170.jpg
撮影:2004年1月14日 姫路市「市立手柄山温室植物園」

 切手です。

ドリテノプシスの一種  Doritaenopsis sp.

    stgub0702.jpg     stgub0802.jpg
この2枚は、2004年 ギニアビサウ発行(ランと茸)
 ●右の切手は目打ちがない切手です。

    steri0305.jpg
 2017年 エリトリア発行(ラン)

2544.今日の植物(2030):プロステケア

 今日の植物は、プロステケアという植物です。

 プロステケアは、ラン科 Prosthechea属(プロステケア属)の植物で、The Plant Listでは119種があげられていましたので、かなり大きな属ということになりそうです。
 ウイキペディアには属名の由来に関する情報がありました。それによりますと、属名のProsthecheaはギリシャ語の「prostheke(突起)」に由来するもので、この属の植物が蕊柱(ずいちゅう)という部分の後に突起をもっていることから命名されたのだということです。(なのですが、この蕊柱というのがどの部分なのかようわからんのです)

  Prosthechea属のランはいわゆる着生ランで、メキシコからパラグアイのラテンアメリカ、フロリダ、西インド諸島などに広く分布しているということです。

 写真です。1枚だけ手元にありました。久し振りの写真と切手が手許にある植物です。

プロステケア「グリーン・ホーネット」Prosthechea 'Green Hornet'

    P1010827.jpg
  2011年2月19日 「淡路蘭展」

 切手です。この属を描いた切手は驚くほどたくさんありました。かつて他の属に分類されていた種が後にProsthechea属に移された例も多く、切手の表記が以前の属名になっているものも多いのです。

プロステケア・イオノフレビア Prosthechea ionophlebia

    stmex0703.jpg
2010年 メキシコ発行(メキシコの花)

プロステケア・コクレアタ Prosthechea cochleata
(=Encyclia cochleata)


    stnic0904.jpg            stsvn1505.jpg
1999年 ニカラグア発行   1990年 セントビンセント発行(大阪花博)

    stels0805.jpg      stdmn0901.jpg
1987年 エルサルバドル発行  1981年 ドミニカ共和国発行(国立植物公園)

    stsvn1604.jpg             stcay0502.jpg
1994年 セントビンセント発行   1993年 ケイマン諸島発行(クリスマス)

(=Epidendrum cochleatum)

    sthndb0701.jpg           stdmnc0702.jpg
1975年 (旧)英領ホンジュラス発行   1989年 ドミニカ発行
   (ベリーズのラン)
 ●Prosthechea cochleataは、ベリーズ(旧英領ホンジュラス)の国花に指定されています。

    stcub2203.jpg
1980年 キューバ発行(ラン)

プロステケア・ビテリナ Prosthechea vitellina
(=Encyclia vitellina


    stdmnc0408.jpg
1999年 ドミニカ共和国発行(カリブ海のラン)

(=Epidendrum vitellinum)

    stels1002.jpg
1976年 エルサルバドル発行(航空切手)

Prosthechea fragrans(=Epidendrum fragrans)

    stcub1406.jpg          stgre1506.jpg
   1989年 キューバ発行    1991年 グレナダ発行(普通切手)
   (ラテンアメリカの歴史)

(左)Prosthechea livida(=Epidendrum lividum)
(右)Prosthechea baculus(=Encyclia pentotis)

    stven0107.jpg         sttan0106.jpg 
1962年 ベネズエラ発行    1994年 タンザニア発行

(左)Prosthechea vagans(=Encyclia vagans)
(右)Prosthechea pulchra(=Encyclia pulcherrima)

          stels0804.jpg            stecu0903.jpg   
 1987年 エルサルバドル発行   1994年 エクアドル発行(アンデスのラン)

Prosthechea spondiada(=Encyclia spondiadum)

      stcor0601.jpg
1975年 コスタリカ発行(  第一回中米ラン展)

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に新しい記事を載せる予定ですので、また覗いてみてください)

2467.今日の植物(1953):ボウラン

 今日の植物は、ボウランという植物です。

 ボウランは、ラン科 Luisia属(ボウラン属)の植物で、約40種を含む属だということです。
 この属の仲間は、熱帯アジア、中国、マレーシア、フィリピン、オーストラリアそして日本にも分布しているのだそうです。
 
 いわゆる着生ランで、直立するあるいはツタ状に這いのぼる特徴があり、花は蜂のような外観を持っているということです。
 和名を漢字で書くと、「棒蘭」。棒状の葉からこの名前になったようです。

 写真です。ネットから借りています。

マリアナボウラン Luisia teretifolia(=L. tristis)

    Luisia_1[1] 

ボウラン Luisia teres

    Bouran01[1]     Bouran04[1]  
 ●この種は日本にも分布している種で、近畿の南部から琉球列島にかけて分布しているということです。

 切手です。

マリアナボウラン Luisia teretifolia(=L. tristis)

    stsmo0903.jpg         stsri0703.jpg
 1989年 サモア発行   2016年 スリランカ発行(普通切手)

2446.今日の植物(1933):カイロラン

 今日の植物は、カイロランという植物です。

 カイロランは、ラン科 Cheirostylis属(カイロラン属)の植物で、The Plant Listではこの属に54の種があげてありました。
 ウイキペディアによりますと、この属の植物は熱帯アフリカ、マダガスカル及びインドから日本、西太平洋、オーストラリアと広い範囲に分布しているということです。

 情報は以上のようなものでしたが、ラン科の他の属と葉見分けがつきやすい属だということです。

 写真です。日本にも分布していると思われる種の写真もネットから借りてきました。
 名前のカイロランのカイロが何に由来しているのか調べてみたのですが、分かりませんでした。懐炉というようなことはないでしょう・・・

(左)カイロラン Cheirostylis octodactyla
(右)リュウキュウカイロラン Cheirostylis liukiuensis

    15532419517_5317eb9190_b[1]     DSC04841[1] 

 切手です。

カイロラン Cheirostylis octodactyla

    sttwn5101.jpg
 2017年 台湾発行(普通切手)
 ●台湾から最近発行された切手です。きれいな印刷でいい切手だと思います。
  台湾の最近の普通切手はこちらを。いずれもラン科の植物を描いています⇒切手植物図鑑

(おしらせです)
 シャリンバイを描いた切手が発行されました。地味な花ですから、切手に取り上げられることはないのではないかと思っていたのですが、なんと日本から発行されたのです。こちらへ⇒シャリンバイ
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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