2419.今日の植物(1907):ウオラストニア

 今日の植物は、ウオラストニアという植物です。

 ウオラストニアは、キク科 Wollastonia属(ウオラストニア属)の植物です。これで、4回続けてキク科の植物いうことになります。
 The Plant ListにはWollastonia属の植物として、切手に描かれているWollastonia biflora種の1種だけがあげてありました。

 このWollastonia属はすこしややこしそうです。
 Wollastonia biflora種はキダチハマグルマという和名がつけられていますが、日本語版のウイキペディアではこのキダチハマグルマの学名はMelanthera bifloraとされています。学名と和名の対照を確がめることができるYリストというサイトでも同じことになっているのですが、The Plant Listでは、Melanthera bifloraはWollastonia bifloraの別名だとされていて、ややこしいのです。
 ですが、今回は、切手の表記といつも頼りにしている
The Plant Listniに従って、Wollastonia bifloraということにしておきます。

 キダチハマグルマは、亜熱帯から熱帯地域に分布する植物で、他の樹木に這い上がって伸びていくという特徴を持っており、旺盛な成長力で長さが10メートルにも達するのだそうです。
 日本でも、小笠原諸島や琉球列島の海岸部に分布しているということです。

 そういえば、ハマグルマという植物があってこのブログにも4年以上前になりますが登場しています。花が似ていて、立ち上る姿からキダチハマグルマと名づけられたのでしょうか。

 写真です。ウイキペディアから借用しています。

キダチハマグルマ Wollastonia biflora

    Melanthera_biflora_kidatihamaguruma01[1]     Melanthera_biflora_kidatihamaguruma02[2] 
 ●茎の頂点に2つの花をつける特徴があるようで、種小名のbiflora(2つの花)はここから来ていると思われます。

 切手です。

キダチハマグルマ Wollastonia biflora

    sttuv0702.jpg
1999年 ツバル発行(ツバルの花)
 ●上の写真のように余り目立たない植物のようですが、このような植物を切手に取り上げるのはいいですね。
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2418.今日の植物(1906):プレウロフィルム

 今日の植物は、プレウロフィルムという植物です。

 プレウロフィルムは、キク科 Pleurophyllum 属(プレウロフィルム属)の植物です。今回で3回続けてキク科の植物となりました。
 The Pllant Listによれば、この属には4種が含まれるということですから非常に小さな植物群ということになります。
 ウイキペディアによれば、Pleurophyllum 属(ウイキペディアでは3種のみとなっています)の植物は、Subantarctic Plants(亜南極植物)とされるということです。この亜南極地域というのは、南極のすぐ北、緯度で言うと南緯40~60度あたり、ニュージーランドやオーストラリアに所属している小さな島が分布している地域なのだそうです。

 属名のPleurophyllum は、ギリシャ語由来、pleura(肋)+phyllon(葉)で、葉に肋骨のような筋があるところから来ているようです。

 切手に描かれているPleurophyllum hookeri種は、オーストラリアのマッコーリー島やニュージーランドのオークランド島やキャンベル島を原産地とする植物で、茎が垂直方向に伸縮するという特徴があるのだそうです。そのことによって、風の強い環境に対応しているのだそうですが、垂直方向に伸縮するというのが具体的にどうなるのか、いまいちわかりにくいところです。
 この種は、マッコーリー島では持ち込まれたウサギやネズミによって絶滅される恐れがあるという情報もありました。

 写真です。ネットから借用しています。右の写真のように広く分布している場所もあるようです。

プレウロフィルム・ホオケリ Pleurophyllum hookeri

    antarctic[1]     Pleurophyllum_hookeri_Macquarie_Island[1] 

 切手です。

プレウロフィルム・ホオケリ Pleurophyllum hookeri

    staat0101.jpg
2010年 オーストラリア領南極地域発行(マッコーリー島)
 ●この切手は4枚セットで発行されていますが、マッコーリー島の動植物や風景が描かれています。→こちら

2417.今日の植物(1905):シンフィオトリクム

 今日の植物は、シンフィオトリクムという植物です。

 シンフィオトリクムは、キク科 Symphyotrichum属(シンフィオトリクム属)の植物で、The Plant Listによれば変種も含めると143種があるということです。

 ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物の主要なものは北米が原産地で、他に西インド諸島や中南米、ユーラシア大陸の東部に分布する種もあるということです。多くの種が花壇栽培用にヨーロッパに移入されたということで、New England aster(Symphyotrichum novae-angliae)やNew York aster(Symphyotrichum novi-belgii)という名前で知られているようです。

 かつては、Aster(シオン)属として取り扱われていたのですが、19世紀の中ごろには分離されSymphyotrichum属とされるようになったということです。

 写真です。

ネバリノギク(アメリカシオン) Symphyotrichum novae-angliae

    Symphyotrichum novae-angliae
 ●こちらがNew England asterのようです

ユウゼンギク Symphyotrichum novi-belgii

    Symphyotrichum_novi-belgii.jpg   
 ●この種は日本にも入ってきて、野生化しているということです。

 切手です。

ネバリノギク(アメリカシオン) Symphyotrichum novae-angliae

    stusa2505.jpg
2017年 アメリカ発行(花粉媒介昆虫保護)
 ●前回のサワギクと同じセットで発行されたものです。

ネバリノギク(アメリカシオン) Aster novae-angliae(=Symphyotrichum novae-angliae)

    stmls0108.jpg
(旧)南モルッカ共和国発行

2416.今日の植物(1904):サワギク

 今日の植物は、サワギクという植物です。

 サワギクは、キク科 Nemosenecio 属(サワギク属)の植物で、The Plant Listではこの属に6種が分類されていましたので、小さな属ということになります。
 ウイキペディアによれば、この属の植物は、中国、台湾と日本に分布しているということです。

 切手に描かれているNemosenecio nikoensis種は、和名もサワギク(沢菊)で、日本の北海道から九州の広い範囲に分布する種のようです。別名はボロギク(襤褸菊)、果実になった綿毛状のものが襤褸のように見えるところからこの名前になったそうです。

 写真です。キク科の植物というのは見分けにくく、どこかで出会っていそうですが、よく分かりません。ネットから借用してきました。

サワギク Nemosenecio nikoensis

     Nemosenecio nikoensis2     Nemosenecio nikoensis
 ●種小名のnikoensisは「日光の」という意味です。

 切手です。

サワギク Nemosenecio nikoensis

    stusa2503.jpg
2017年 アメリカ発行(花粉媒介昆虫保護)
 ●受粉を助ける昆虫を保護することをPRするために発行された切手です。このセットは今年8月3日に発行されたもので、オークションサイトのeBayで購入しました。日本の業者から販売されているよりも安く購入できました。便利になったものです。
 ●ついでに、この切手には金額が表記されてなくて、forever(永遠)と記載されています。これは無額面切手という金額を表示しない切手なのです。なぜこのような切手が発行されるかというと、この切手は郵便料金が改定になっても、同じ区分の郵便物(このforeverの場合はアメリカのFirst-class mail )ならば送ってもらえるという機能を持っていますからです。そうすると、郵便料金が改訂されても、新しく切手を印刷しなおす必要がない、改訂前の金額の切手の在庫が残らない、というメリットが生じます。
 日本ではまだこの無額面切手は発行されていませんが、各国で導入されています。

2380.今日の植物(1868):ランテリウム

 今日の植物は、ランテリウムという植物です。3日続けての日替わり植物図鑑となりました。

 ランテリウムは、キク科 Rhanterium属(ランテリウム属)の植物で、3つの種が知られているようです。
 ウイキペディアによりますと、いずれも中東からアフリカ北部の砂漠地帯に分布する植物のようです。

 ウイキペディアには切手に描かれているRhanterium epapposum種について詳しい情報がありました。
 それによりますと、この種はサウジアラビアやクウェートの砂漠地帯を原産地とする植物で、小さな葉が絡み合ったようにして広がっていくのだそうです。
 砂漠の厳しい環境に適応するように、乾燥した時期には葉を落とし乾燥に耐え、雨が降るとその後に葉を成長させ、花をつけて昆虫を集めて受粉するというような行動をとるのだそうです。
 また、このRhanterium epapposumはクウェートの国花でもあります。

 写真です。ウイキペディアから借りています。

ランテリウム・エパポスム Rhanterium epapposum

    Rhanterium epapposum1     Rhanterium epapposum 

 切手です。5回続けてサウジアラビアから発行された同じセットの切手です。このセットで発行された切手の中に、これまで登場していなかった植物(属)が5つもあったのです。

ランテリウム・エパポスム Rhanterium epapposum

    stsau0118.jpg
1990年 サウジアラビア発行(砂漠の花)
 ●このセットでは21種の切手が発行されました。そのうち3種はキク科の植物を描いた切手で、科としては最も多いのです。キク科の植物は多様に進化を遂げて、地球上の様々な環境に適応し、砂漠の厳しい環境にも対応できるようになったということなのでしょう。
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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