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2527.今日の植物(2013):ヤマヒハツ

 今日の植物は、ヤマヒハツという植物です。

 ヤマヒハツは、トウダイグサ科 Antidesma 属(ヤマヒハツ属)の植物で、The Plant Listでは111の種があげてありましたので、かなり大きな属ということになりそうです。ただ、APGの分類体系ではこの属はコミカンソウ科とされています。

 ウイキペディアの情報によりますと、このAntidesma 属の植物は熱帯アフリカおよびアジアの東部、南部、オーストラリアといった地域を原産地としているということです。
 この属の植物の特徴として、樹高は低いものから高さ30メートルになるものまであり、円形の艶のある常緑の葉を持ち、花は悪臭を持つものが多いということです。

 日本の伊豆半島以西には切手に描かれているヤマヒハツ(Antidesma japonicum)という種が分布しているということです。

 ヤマヒハツを漢字で書くと「山畢撥」(畢の字は竹かんむりの「篳」の字が使われる場合もあるようです)。ウイキペディアによりますと、畢撥(ヒハツ:Piper longum)はコショウ科の植物で、コショウの英語名pepperやコショウ属の属名のPiperはサンスクリット語でヒハツを表すpippaliから来ているのだそうです。この名前が中国を経由して日本にももたらされたということになります。
 で、今回のヤマヒハツは、科は違いますが山に生えるヒハツということになるのでしょうか。 

 写真です。手元に1枚ありましたが、日本にも分布しているヤマヒハツの写真もネットから借用して載せました。

ブニノキ Antidesma bunius

    P1010215.jpg 
撮影:2010年8月28日 大阪市「咲くやこの花館」
 ●この種は、インドやマレーシアに分布している種のようです。ブニノキという名前は種小名から来ているようです。

ヤマヒハツ Antidesma japonicum

    Antidesma_japonicum.jpg     Antidesma_japonicum_fr1[1] 
 ●こちらが日本にも分布している種です。種小名は「japonicum」(日本の)となっていますが日本原産ではなさそうです。

 切手です。

ブニノキ Antidesma bunius

    stphi2410.jpg
2008年 フィリピン発行(フィリピン盆栽協会35年)
 ●前回リンクでご紹介したハクチョウゲと同じシリーズで発行されたものです。こちらです⇒切手植物図鑑
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2410.今日の植物(1898):エンドスペルマム

 今日の植物は、エンドスペルマムという植物です。

 エンドスペルマムは、トウダイグサ科 Endospermum 属(エンドスペルマム属)の植物で、The Plant Listにはこの属に分類される種として11の種があげてありましたので、小さな種のようです。
 ウイキペディアにも11の種があげてあり、この属の植物は、東アジア、南アジア、東南アジアおよび西太平洋の島嶼に分布しているという情報がありました。切手に描かれているEndospermum diadenum種は、タイ南部、マレーシア西部、ボルネオ、スマトラに分布しているということです。

 ウイキペディアには、このEndospermum diadenum種についての情報は少なかったのですが、他の種である*種は材木として使用され、日本でも高い値段が漬けられているという情報がありました。
 切手のEndospermum diadenumも切手に描かれているくらいですから、何らかの特徴があるのだと思われますが、よく分かりませんでした。

 写真です。ネットから借用しています。

エンドスペルマム・ディアデヌム Endospermum diadenum

    DSC0086420(15)[1]     6821253682_4fc197c4ce[1] 

 切手です。3回続けてマレーシア発行の第21回IUFRO世界会議を記念した切手です。

エンドスペルマム・ディアデヌム Endospermum diadenum

    stmly3410[1]
2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)
 

2409.今日の植物(1897):オオバギ

 今日の植物は、オオバギという植物です。

 オオバギは、トウダイグサ科 Macaranga属(オオバギ属)の植物群で、The Plant Listによれば313種があるとされていますので、これは大きな属だということになります。
 ウイキペディアによりますと、アフリカやオーストラリア、アジアそれにインド洋や太平洋の島嶼地域を原産地とする植物群です。
 またこの属の植物の多くは、Pioneer Tree(先駆植物)だとされていました。この先駆植物というのは、調べてみると、成長が早い植物でいち早く成長し優勢な植物となるもので、沖縄では沖縄戦のあと荒廃した土地にオオバギという種が広く地を覆うようになったという情報がありました。

 またこの属の植物はアリ植物とも呼ばれているということです。この属には若い茎が中空になるものがあって、ここにアリを住まわせそのアリが草を食べる他の動物を防ぐ役目をするのだそうです。生物の世界の不思議な共生関係です。

 写真です。いずれもネットから借用しています。

(左)マカランガ・ギガンテア Macaranga gigantea
(右)オオバギ Macaranga tanarius

    Gigantea.jpg     Starr_040711-0259_Macaranga_tanarius[1]
 ●右は沖縄にも分布しているオオバギ種です。

 切手です。

マカランガ・ギガンテア Macaranga gigantea

    stmly3408[1]
2000年 マレーシア発行(第21回IUFRO世界会議)
 ●前回のHeritiera javanicaと同じシリーズで発行されました。

2402.今日の植物(1890):ヒメノカルディア

 今日の植物は、ヒメノカルディアという植物です。

 ヒメノカルディアはトウダイグサ科 Hymenocardia属(ヒメノカルディア属)の植物で、The Plant Listには変種も含めて8種があげてありましたから、小さな植物群です。

 そのほとんどはアフリカ原産の樹木なのですが、1種だけは東南アジア原産なのだそうです。
 切手に描かれているHymenocardia acida種は、アフリカのガンビアからエチオピア、モザンビークを原産地とする樹木で、高さが10メートルになる低木(!)だということです。

 このHymenocardia属は、最新の遺伝子解析による分類体系ではコミカンソウ科という別の科に分類されています。

 前回登場した植物はヒルデガルディアで、今回のがヒメノカルディアと似ているような・・・でも全く関連はありません。
 属名にあるHymeno-は、膜状のという意味があるそうで、これまでこのブログにはHymenocallis(ユリ科ヒメノカリス属)という属名が登場しています。

 写真です。

ヒメノカルディア・アキダ Hymenocardia acida

    
hymenocardia_acida_reference[1]     hymenocardia_acida_emas3530_836_90a1df[1]
 ●右の写真は種子なのでしょうか?
Hymeno-はこの薄い形態に関連しているのでしょうか?

 切手です。

ヒメノカルディア・アキダ Hymenocardia acida

    stbrk0202.jpg
 1991年 ブルキナファソ発行 

2071.今日の植物(1572):ニシキソウ

 今日の植物は、ニシキソウという植物です。

 ニシキソウは、トウダイグサ科 Chamaesyce属(ニシキソウ属)の植物で、500種を超える植物が分類されている属です。ただ、現在ではこのChamaesyce属をトウダイグサ(Euphorbia)属に含ませるという考え方も有力だということです。
 現に、The Plant Listやウイキペディアの英語版はその立場をとっていますが、日本語版のウイキペディアは「ニシキソウ属」という独立した項目を立てているといった具合です。
 で、とりあえずこのブログでは「ニシキソウ」として取り上げることにしました。

 Chamaesyce属の植物は、世界中に分布する雑草を含む植物群だということです。近縁とされているEuphorbia属がまっすぐ上に伸びていくのに対してChamaesyce属の植物は分枝しながら横に広がっていくという特徴を持っているようです。ウイキペディア日本語版によれば、これはEuphorbia属の植物が主軸を失って、独自の方向に発展したものだと理解すればいいのだと説明されていました。

 写真です。ネットから借用しています。この2種は日本(沖縄や大東島)にも分布している種だということです。

(左)ボロジノニシキソウ Chamaesyce sparrmannii
(右)ハマタイゲキ Chamaesyce atoto

     borojino.jpg     Euphorbia_atoto[1]
 ●左のボロジノニシキソウは日本では絶滅危惧種に指定されています。

 切手です。

ボロジノニシキソウ Chamaesyce sparrmannii

    stpit0304.jpg
2014年 英領ピトケアン諸島発行
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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