2071.今日の植物(1572):ニシキソウ

 今日の植物は、ニシキソウという植物です。

 ニシキソウは、トウダイグサ科 Chamaesyce属(ニシキソウ属)の植物で、500種を超える植物が分類されている属です。ただ、現在ではこのChamaesyce属をトウダイグサ(Euphorbia)属に含ませるという考え方も有力だということです。
 現に、The Plant Listやウイキペディアの英語版はその立場をとっていますが、日本語版のウイキペディアは「ニシキソウ属」という独立した項目を立てているといった具合です。
 で、とりあえずこのブログでは「ニシキソウ」として取り上げることにしました。

 Chamaesyce属の植物は、世界中に分布する雑草を含む植物群だということです。近縁とされているEuphorbia属がまっすぐ上に伸びていくのに対してChamaesyce属の植物は分枝しながら横に広がっていくという特徴を持っているようです。ウイキペディア日本語版によれば、これはEuphorbia属の植物が主軸を失って、独自の方向に発展したものだと理解すればいいのだと説明されていました。

 写真です。ネットから借用しています。この2種は日本(沖縄や大東島)にも分布している種だということです。

(左)ボロジノニシキソウ Chamaesyce sparrmannii
(右)ハマタイゲキ Chamaesyce atoto

     borojino.jpg     Euphorbia_atoto[1]
 ●左のボロジノニシキソウは日本では絶滅危惧種に指定されています。

 切手です。

ボロジノニシキソウ Chamaesyce sparrmannii

    stpit0304.jpg
2014年 英領ピトケアン諸島発行
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2023.今日の植物(1524):ハズ

 今日の植物は、ハズという植物です。

 ハズは、トウダイグサ科 Croton属(ハズ属)の植物で、The Plant Listにはなんと1226種の名前が挙げてありましたので、これは大きな属です。
 ウイキペディアによりますと、この属で最もよく知られた種は、ハズ(巴豆 Croton tiglium)という種で、東南アジアに自生する種で、この植物の種子から採った物質は強力な下剤効果を持っているということです。そのようなところから伝統的な中国医学では重度の便秘に対する医薬として使われたこともあるようですが、現在では危険な物質とされているということです。毒と薬は紙一重、です。
 
 この植物は、属名からクロトンとも呼ばれているようですが、同じトウダイグサ科にクロトンノキという植物があって、こちらも時々クロトンと呼ばれていますので、混同に要注意です。
 その属名のCrotonはギリシャ語由来で、ダニを意味するκροτον (kroton),から来ているということです。

 写真です。

(左)クロトン・メガロポツリス Croton megalobotrys
(右)ハズ Croton tiglium

    390651_150417095446_Croton_megalobotrys[1]     Croton-Tiglium-Leaves--Fruits-3-500x500[1]

 切手です。

クロトン・メガロポツリス Croton megalobotrys

    stbot1602.jpg
1993年 ボツワナ発行(クリスマス)

1939.今日の植物(1446):ケショウボク

 今日の植物は、ケショウボクという植物です。久し振りに手元に写真と切手がある植物です。

 ケショウボクは、トウダイグサ科 Dalechampia 属(ケショウボク属またはダルシャンピア属、ダレカンピア属とも)の植物およびその植物群で、The Plant Listでは131種が確認されているとありました。
 その分布は熱帯地域の低地に広ろがり、主要な部分はアメリカ大陸に、他にアフリカ、マダガスカルおよび南アジアに広がっているということです。

 この植物の特徴は、羽のように広がった2枚の総苞でしょう。鮮やかな色彩を持っていて、これが受粉を助ける昆虫を集めるのだそうです。花は雄花と雌花があり、その他に両性花も持っているということです。

 写真です。

ケショウボク Dalechampia roezliana

    IMGP2610XX.jpg     IMGP0553XX.jpg
    撮影:2004年5月30日   撮影:2004年3月27日
   名古屋市「東山植物園」   京都市「府立植物園」
 ●右の写真の3つの白い軸が雌花で、少し見えにくいですがもう一つの白みがかったのが雄花だということです。

ブルーバタフライバイン Dalechampia dioscoreaefolia

    IMGP3755.jpg

 切手です。

ダルシャンピア・カペロニオイデス Dalechampia caperonioides

    stbra0804.jpg
   1981年 ブラジル発行 

1910.今日の植物(1417):パラゴムノキ

 今日の植物は、パラゴムノキという植物です。

 パラゴムノキは、トウダイグサ科 Hevea属(パラゴムノキ属)の植物で、The Plant Listでは13種が確認されているとされていました。
 いずれの種も、南アメリカの熱帯地域が原産地の植物なのですが、他の熱帯地域の国々で栽培が進められていて、一部では現地で自生するようになったものもあるということです。

 なかでも、切手と写真にありますHevea brasiliensis種は経済的にも重要な植物だということです。それはこの樹木から採取される樹液が天然ゴムの原料として広く利用されていることによります。
 現在では天然ゴムの生産量は東南アジアが中心となっていて、マレーシアが世界の生産量の29%、インドネシアが26%、タイが19%という状況だということです。
 名前のパラゴムノキのパラは何だろうかと調べて見ましたら、これは原産地のブラジル北部のパラ州に由来するのだということです。

 ゴムノキという名前が入った植物はほかにもあって、アラビアゴムノキはすでに登場していますし、*というのもあります。

 写真です。

パラゴムノキ Hevea brasiliensis

    Rubber_tree_plantation[1]     Pokok_Getah[1]

 切手です。多くの国から発行されています。重要な植物だということがうかがえます。

パラゴムノキ Hevea brasiliensis

    stidn0703.jpg      stidn0903.jpg
       1960年発行       1961年発行(地震救済)
この2枚は、インドネシア発行

      stmla0101.jpg          stcey0101.jpg
  1957年 (旧)マラヤ発行  1935年 (旧)英領セイロン発行

    stmly9902.jpg
    マレーシア発行

1906.今日の植物(1413):ヒエロニマ

 今日の植物は、ヒエロニマという植物です。

 ヒエロニマは、トウダイグサ科 Hieronyma属(ヒエロニマ属)の植物で、The Plant List では23種、ウイキペディアでは21種の名前があげてありましたので、20種強の種を擁する属だといえそうです。中南米からメキシコ南部、西インド諸島地域に分布する植物だということです。

 Hieronyma属は地域によっては食用にされているという情報もありました。なのですが、どの部分を食用に供しているのかというのは不明でした。
 また、森林伐採により絶滅が危惧されている種も多いということです。

 このトウダイグサ科というのは335属、7500種を擁する大きな科ですが、Hieronyma属はAPGの分類体系ではコミカンソウ科という別の科に分類するということもやられています。
 また属名のHieronymaにはHieronima 、 Hyeronimaという綴りも使われているということです。

 写真です。ネットから借用しています。

ヒエロニマ・アルコルネオイデス Hieronyma alchorneoides

    1442448217.jpg     19446[1]
 ●右の果実が食用にされているのかもしれません。

 切手です。

ヒエロニマ・アルコルネオイデス Hieronyma laxiflora(=Hieronyma alchorneoides)

    stslu0103.jpg
1990年 セントルシア発行(絶滅危惧樹木)
 ●セントルシアは西インド諸島にある島国です。
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鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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