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2483.今日の植物(1969):ネオロイディア

 今日の植物は、ネオロイディアという植物です。

 ネオロイディアは、サボテン科 Neolloydia属(ネオロイディア属)の植物です。これで9回連続のサボテン科ということになりますが、サボテン科はひとまず終わりとなります。
 振り返ってみますと、サボテン科の植物を取り上げたのはこれで67件目となります。勿論、サボテン科の植物が多様に分化してきたということもあるのですが、サボテンがその形態や花などが好まれて栽培されることが多く、その結果切手に取り上げられることも多くなってきたということも背景にあると思います。
 ちなみにこのブログで登場した科別の回数では(右下の科別の数字です)、ラン科が圧倒的に多くて265件、次いでキク科161件、ユリ科109件に次いでサボテン科ということになります。

 で、ネオロイディアに戻りますが、The Plant Listで調べてみますと、この属に分類される種の数はわずか2種だけということになっています。極めて小さな植物群だということになります。

 ウイキペディアの情報によれば、この属の植物はアメリカのテキサス州南部からメキシコ北部の乾燥した場所に見られるのだそうです。切手に描かれているNeolloydia grandiflora種は、かつてはMammillaria(マミラリア)属に分類されていたのですがその後Neolloydia属とされました。しかし、現在、The Plant ListではUnresolved(決着がついていない)という位置づけになっているというややこしい状況にあるようです。

 ついでに、Neolloydiaという属名はneo+lloydiaで、「新しLloydia」となります。ユリ科にLloydia属という属があるのですが、この属とどのような関連があるのかは、不明です。

 写真です。ネットから借りてきました。

ネオロイディア「大輪丸」 Neolloydia grandiflora

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 切手です。

ネオロイディア「大輪丸」 Neolloydia grandiflora

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1996年 ベナン発行(サボテン)
 ●この切手と一緒に発行されたセットはこちらです。⇒切手植物図鑑
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2482.今日の植物(1968):ユーリクニア

 今日の植物は、ユーリクニアという植物です。

 ユーリクニアは、サボテン科 Eulychnia 属(ユーリクニア属)の植物です。連続8回目のサボテン科、しつこいですね。
 この属に分類される種は、亜種を含めても6種だけという小さな属です。

 ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は50℃にもなる環境でも生育でき、世界で最も乾燥するとされる南米チリのアタカマ砂漠などでも生き延びることができるのだそうです。

 切手に描かれているEulychnia acida種は、チリに分布する柱状のサボテンで生育環境によっては6メートルにもなるそうです。ピンクから白い花を咲かせ、長くて柔らかい棘を持っているということです。

 写真です。ネットからお借りしています。確かに背の高いサボテンです。

ユーリクニア・アキダ Eulychnia acida

     Eulychnia_acida.jpg     Eulychnia acida 2  

 切手です。

ユーリクニア・アキダ Eulychnia acida

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1995年 チリ発行(チリの花と生物)
 ●一緒に発行された切手はこちら→切手植物図鑑。昆虫も精密に描かれています。

(おしらせです)

 ナズナを描いた切手が発行されましたので追加しました。これまで写真しかなかったのですが、つい先日2月20日に日本から発行されました。こちらです⇒ナズナ

2481.今日の植物(1967):テフロカクツス

 今日の植物は、テフロカクツスという植物です。

 テフロカクツスは、サボテン科 Tephrocactus属(テフロカクツス属)の植物です。おー、これで7回連続のサボテン科となります。

 The Plant Listの情報ではテフロカクツス属には15の種が確認されているということですから、小さな属ということになるようです。
 ウイキペディアににはこの属の植物に関する情報がなかったのですが、ほかのサイトで調べてみますと、切手に描かれているTephrocactus alexanderi 種はアルゼンチン北部原産で800~2000メートルの高地の乾燥した岩地に分布しているようです。

 特徴は鋭い棘でしょうか、和名でTephrocactus alexanderi は「蛮将殿」という名前がつけられているそうですから、その外観から来ているのかもしれません。
 一方属名のTephrocactusは、ギリシャ語のtephra(灰)(この属の植物の表皮の色)から来ているということです。

 写真です。

テフロカクツス・アレクサンデリ Tephrocactus alexanderi var. bruchii

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切手です。

テフロカクツス・アレクサンデリ Tephrocactus alexanderi var. bruchii
    
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1970年 ブルガリア発行(サボテン)
 ○この切手と一緒に発行された切手です。ブルガリアもたくさんの植物切手を発行している「植物切手大国」なのです⇒切手植物図鑑

2480.今日の植物(1966):ウバタマサボテン

 今日の植物は、ウバタマサボテンという植物です。

 ウバタマサボテンは、サボテン科 Lophophora 属(ウバタマサボテン属)の植物の総称です。これで6回連続のサボテン科の登場ということになります。手元にまだ登場していないサボテン科の属がありますので、もう少し続けようと思います。

 で、ウバタマサボテン属ですが、The Plant Listによれば2つの種と1つの亜種があるだけの極めて小さな属です。この属のサボテンは棘がないボタンのような形のサボテンだとウイキペディアでは表現されていました。外観を見るとなるほど、と思わせるものです。
 アメリカのテキサス州からメキシコに至る地域に分布しているということです。自然状態では成長に時間がかかるのだそうで、ゴルフボールほどの大きさになって花を咲かせるようになるまでに、30年もかかるものもあるということです。乱獲と相俟って絶滅が危惧される植物でもあるようです。

 切手に描かれているペヨーテという種は、面白い植物です。様々なアルカロイドを含んでおり、アメリカインディアンは古くからその薬効を利用してきたということです。乾燥させたペヨーテは幻覚や視覚や聴覚に特殊な効果をもたらすのだそうです。

 ちょっと妙な属名のLophophoraはギリシャ語に由来で、lophos(丘や兜の頂上)+phoreo(運ぶ)の合成語から来ているということですから、頂上の尖っているところに注目したのでしょうか。幻覚とは関連がないようです。
 和名のウバタマは漢字で書くと「烏羽玉」となります。ウバタマはヒオウギの種子の「ぬばたま」の別名でもあり、京都のお菓子にもこの名前のものがあるということです。「ぬばたま」は黒い色から来ているのですが、今回のウバタマはそんなに黒くもなく、どんなつながりがあるのか不明です。


 写真です。二つの種の写真です。いずれもウイキペディアから借りています。いかにも怪しげな薬効がありそうです。

(左)ペヨーテ Lophophora williamsii
(右)ロフォフォラ・ディフサ Lophophora diffusa


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 切手です。

ペヨーテ Lophophora williamsii

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2015年 メキシコ発行(メキシコの花)
●この切手はサボテンを描いた2種のセットとして発行されました。⇒切手植物図鑑

2479.今日の植物(1965):エキノプシス (2)

 今日の植物は、エキノプシス(2)としています。
 エキノプシスは、サボテン科 属(エキノプシス属)の植物群で、5回連続のサボテン科の植物ということになりますが、実は、このエキノプシス属は既に1回登場した属なので、今回は「その2」ということになります。

 ウイキペディアの情報によりますと、1970年代から1980年代の研究の結果、多くの属に分類されていた種がエキノプシス属に分類されるようになったのだそうです。その数は29属にも上るとされています。
 今回は、かつては別の属に分類されていた種でその後エキノプシス属に分類されるようになったものを取り上げました。従って、当時の切手では旧の属名が表記されているということになります。

 写真です。自前の写真もありました。

(左)ロビビオプシス(エキノプシス)「橙粧丸」Lobiviopsis sp. (=Echinopsis sp.)
(中)ソエレンシア(エキノプシス)「麗刺丸」 Soehrensia formosa (=Echinopsis formosa)
(右)カマエケレウス(エキノプシス)「白檀」Chamaecereus silvestrii (=Echinopsis silvestrii)

      P1060865.jpg    P1060926.jpg    P1120511.jpg 
いずれも、撮影2012年8月19日 宇部市「常盤公園」

 切手です。

(左)Helianthocereus grandiflorus(=Echinopsis grandiflorus)
(右)Chamaecereus sp.(=Echinopsis sp.)

    stbul5105.jpg               stsyr1202.jpg
1970年 ブルガリア発行(サボテン)  1978年 シリア発行(国際フラワーショー)
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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