1842.今日の植物(1351):リアリア

 今日の植物は、リアリアという植物です。

 リアリアは、ナデシコ科 Lyallia 属(リアリア属)の多年草で、The Plant ListにはLyallia kerguelensis種の1種だけが挙がっていましたので、ひょっとするとこの1種だけの属なのかもしれません。

 ウイキペディアの記事も属としてのLyallia の記事はなくて、Lyallia kerguelensis種に関するページがあるだけでした。
 そのウイキペディアによりますと、Lyallia kerguelensisは丸いクッション状の植物体を作る植物だということで、英語名ではLyallia Cushion と呼ばれているようです。
 インド洋の南部、フランス領のKerguelen 諸島固有の植物で、海抜300メートルまでの地域に分布する植物のようです。

 このKerguelen 諸島といえばPringlea(プリングレア)という植物もこの島に分布しているという情報がありました。

 属名の
Lyalliaはリアリアと読むのでしょうか?ありゃりゃ・・みたいな名前ですが、イギリスの植物学者であり海軍の将校でもあったDavid Lyall氏にちなんで命名されたということです。

 写真です。ウイキペディアから借りてきました。写真を見ても切手を見ても十分に奇怪な、絶海の孤島に生えていそうな植物です。

リアリア・ケルゲレンシス Lyallia kerguelensis

    Lyallia_kerguelensis[1]

 切手です。

リアリア・ケルゲレンシス Lyallia kerguelensis

    stantf9902.jpg
フランス領南方南極地域発行 






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1397.今日の植物(941):アレナリア

 今日の植物は、アレナリアという植物です。一昨日の記事で、かつてMoehringia オオヤマフスマ)属に分類されていた4つの種が移された先のArenaria属です。

 アレナリアは、ナデシコ科 Arenaria属(ノミノツヅリ属)の一年草、越年草または多年草の総称で、世界には250種程が知られていて、日本にはそのうち3種が分布しているということです。
 5弁の白い花をつける華麗な植物です。

 和名のノミノツヅリは「蚤の綴」と書くようですが、どうしてそのような名前になったのかよくわかりませんでした。

 写真です。手元にあるのは1枚だけで、植物園で撮影したものですので日本に自生しているものの写真をウイキペディアから借用してきました。

アレナリア・モンタナ Arenaria montana


    P1050707.jpg
撮影:2012年5月18日 京都市「府立植物園」

(左)ノミノツヅリ Arenaria serpyllifolia 
(右)カトウハコベ Arenaria katoana

    800px-Arenaria_serpyllifolia_3[1]    800px-Arenaria_katoana_3[1]

チョウカイフスマ Arenaria merckioides var. chokaiensis

     800px-Arenaria_merckioides_var._chokaiensis_1[1] 
 ●以上の3種が日本に自生している種だということです。

 Arenaria属を描いた切手は手元にありませんでした。

1395.今日の植物(940):オオヤマフスマ

 5月の今頃、誕生日の花がカーネーションという日がたくさんあります。
 母の日ということでそうなっているのでしょうが、そのカーネーションも登場済みで同じナデシコ科の植物を探してみました。で、今日の植物はオオヤマフスマという植物です。

 これも馴染みのない植物ですが、ナデシコ科 Moehringia 属(オオヤマフスマ属)の多年草(およびその植物群)で、種としてのオオヤマフスマはわが国始め北半球に広く分布する植物だということです。 ということは、目にしているけれどもそれと認識していなかったのかも知れません。
 高さは5~20センチ、5月から8月に白色の小さな花を咲かせるようです。

 属としてのオオヤマフスマは、世界で27種ほどが知られているということです。 ウイキペディアによりますと、種の数は1992年頃には31種とされていたのが、2007年に4種ほどが同じナデシコ科のアレナリア(Arenaria)属に移されたといいます。ということは、双方はよく似ているということのようです。

 名前を漢字で書くと、「大山衾」、「衾」は大きな夜具を示しているのだそうですが、この植物のどこに着目したのかよく分かりませんでした。

 写真は手元にありませんでしたので、ウイキペディアから借用してきました。

オオヤマフスマ Moehringia lateriflora


    400px-Moehringia_lateriflora_8577[1]
 ●これが日本にも分布している種だということですから、一度探してみましょう。
 
(左)モエリンギア・マクロフィラ Moehringia macrophylla
(右)モエリンギア・トリネルビア Moehringia trinervia

    400px-Moehringia_macrophylla_2392[1]        Moehringia_trinervia_2005.04.30_16.27.42[1]

 Moehringia 属を描いた切手です。
 
モエリンギア・トマシニイ Moehringia tommasinii


    stslo0401.jpg
  2013年 スロベニア発行

1332.山奥植物園の植物(38):ハコベ

 自宅から10分強の距離に「万倉の大岩郷」というのがあります。写真のように巨岩が折り重なった独特の光景をしています。
 岩は石英閃緑岩だそうで、大きなもので直径が6メートルになるものもあり、これが山の斜面約4000平方メートルに亘って広がっているのです。まるで山の上から巨岩が川のようにゴロゴロ転がり落ちたというような感じなのです。
 この大岩郷がどのようにして形成されたかということについては諸説があるようで、はっきりしていません。いずれにしてもこの広さでしかも深さ方向にも何重にも重なっていますから、岩の数となると「さあ何個あるのでしょうか?」といった状況です。

 前回にも書きましたが、この大岩郷は多様な植物相でも知られています。岩の間の湿気と、また岩が太陽に照らされたときの温度からさまざまな植物が生育することになったということです。

    P1110430.jpg     P1110431.jpg
撮影:2014年3月3日 『山奥植物園』(大岩郷)

 で、本日は、ハコベという植物です。
 ハコベそのものは全国どこにでも見られる植物なのですが、大岩郷でも見つけましたので取り上げました。

 ハコベは、ナデシコ科 Stellaria属(ハコベ属)の植物の総称で、二年草または多年草です。ハコベラとも呼ばれて、春の七草のひとつに数えられています。
 属名の「Stellaria」はラテン語のstellaから来ていて、星の形をしているところから命名されたということです。

 このStellaria属には世界で90~120種があるということで、多様な進化をした植物ということができます。

 少し話が脱線気味になりますが、名前の中に「ハコベ」をもった植物というのが結構ありまして、このダイアリーにもルリハコベ(サクラソウ科)、ヌマハコベ(スベリヒユ科)というのが登場しています。いずれも分類上は全く違った植物群ですが形が似ているところからこの名前になったようです。

 写真です。

コハコベ Stellaria media

    P1110415.jpg      P1110473.jpg
撮影:2014年3月4日  『山奥植物園』(大岩郷)
 ●一般にハコベというとこのコハコベのことを指すようで、日ごろよく目につく種です。
 ●コハコベもヨーロッパ原産の植物なのですが、現在では世界中に分布しているのだそうです。史前帰化植物といって、わが国には有史以前に帰化したのだそうです。
 ●ちょうど咲き始めたとこでした。花弁が10枚のように見えますが、実は5枚の花弁が深く2つにわかれているのです。

 切手は見当たりませんでした。なかなか切手にはしにくそうです。

1153.今日の植物(757):ペトロラギア

 今日の植物は、ペトロラギアという植物です。本日の誕生日の花にフシグロセンノウという植物があるのですが、これは登場済みということで、同じナデシコ科のペトロラギアが登場です。

 ペトロラギアは、ナデシコ科 Petrorhagia属(ペトロラギア属)の小さな植物群で、多くは地中海地方が原産地だということです。背丈も短く、花も小さいところから、花壇のカバー植物として使われることがあるということです。

 このペトロラギアが登場したことにより、手許のナデシコ科の植物は全部掲載したことになりました。これまで次の属が登場しましたので、合計10属が登場したことになります。
 ナデシコ(ナデシコカーネーションセキチクその他のナデシコ属)、ムギセンノウミミナグサコロバンツスカスミソウセンノウサボンソウマンテマスペルグラリア
 ただこのナデシコ科も大きな科で、88属、2000種を擁するということですから、登場していないものの方が遥かに多いことになります。

 写真です。もう少し大きく花を写した写真があったと思っていたのですが、いささか小さく、しかもピントが甘い写真しかありませんでした。次回にはしっかり撮影してきましょう。

ペトロラギア・サクシフラガ Petrorhagia saxifraga

    IMGP3141XX.jpg      800px-Petrorhagia_saxifraga[1]
     撮影:2004年8月7日
    西宮市「北山緑化植物園」
 ●花壇の小さな花は、拡大すると右の写真のような可憐な花ということになります。

ペトロラギア・ドゥビタ Petrorhagiadubia

    Petrorhagiadubia[1]
 ●この2枚はウイキペディアからです。

切手は手許にありませんでした。ひょっとするとどこかで発行されているかも知れません 。

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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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