FC2ブログ

2683.今日の植物(2167):テトラデニア

  今日の植物は、テトラデニアといいます。前回に引き続きシソ科の植物です。

 テトラデニアは、シソ科 Tetradenia属(テトラデニア属)の植物で、The Plant Listによれば22の種を含む属だということです。

 ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物はマダガスカルを含めたアフリカ原産の植物で、切手に描かれているTetradenia riparia種は、アンゴラからマラウイ、スワジランド(エスワティニ)王国に至るアフリカ南部原産だということです。

 白いきれいな花を咲かせるところから、園芸用に栽培される植物だということです。
 薬用植物としても有用で、葉から採取されるエッセンシャルオイルはマラリアに有効だとされ、ルワンダ(切手の発行国です)では最も一般的な薬用植物として、咳やマラリア、デング熱、頭痛に歯痛と多くの薬効があるとされているということです。葉から抽出される物質は、細菌の増殖を防ぐ効果を持っているという情報もありました。

 ついでに、属名のTetradeniaは「four glands(四つの腺)」、種小名のripariaは「growing on banks of rivers(川の岸に生える)」という意味なんだそうですが、「四つの腺」の方は何を指しているのか不明です。

 写真です。これもネットから借用です。

テトラデニア・リパリア Tetradenia riparia

    Tetradeniaflowers.jpg    Tetradenia-riparia2.png

 切手です。

テトラデニア・リパリア Tetradenia riparia

    strwa1902.jpg
1989年 ルワンダ発行(薬用植物)
 ●この切手と一緒に発行されたセットはこちらです。⇒切手植物図鑑

スポンサーサイト



2682.今日の植物(2166):フィロステギア

  今日の植物は、フィロステギアといいます。

 フィロステギアは、シソ科 Phyllostegia 属(フィロステギア属)の植物で、The Plant Listでは41の種が掲載されていました。
 ウイキペディアの情報によりますと、この属に分類される種はハワイやトンガ、ソサイエティ島(ポリネシアにあるフランス領の島だそうです)などを原産地とする植物だということです。ただ、ソサイエティ島では絶滅したという情報もあるようです。

 他のサイトで、切手に描かれているPhyllostegia vestita種に関する情報を見つけることができました。その情報によりますと、この種はハワイのコハラ(Kohala)山など限られた地域に固有の種で、小川の周辺や森の湿った場所に分布しているということです。しかし、個体数が1000体未満にまで減少しているということです。そのように個体数を減らした原因は、豚などの家畜が食べたり外来植物が脅威になったりしているのだそうです。

 で、写真です。 ネットから借用しております。

フィロステギア・ベスティタ Phyllostegia vestita

    Phyllostegia1.jpg    Phyllostegia2.jpg

 切手です。

フィロステギア・ベスティタ Phyllostegia vestita

    stusa3906.jpg
2010年 アメリカ発行(アメリカの自然・12)
 ●切手の右上部分に描かれているが、Phyllostegia vestitaです。
  この切手は、以前別の植物が描かれているとして登場したことがあります。この切手が含まれているセットはこのような形で、44セントの切手10枚が描かれています。

    IMG (2)

2681.今日の植物(2165):ティンブラ

  今日の植物は、ティンブラといいます。あいうえお順の科名は、シクンシ科からシソ科に移りました。

 ティンブラは、シソ科 Thymbra 属(ティンブラ属)の植物で、The Plant Listによれば、4種と1つの亜種を擁する属だということです。
 ウイキペディアの情報によりますと、このThymbra 属の植物は南ヨーロッパ、北アフリカおよび中東の地中海沿岸地域を原産地とする植物だということです。

 切手に描かれているThymbra capitata種について情報がありました。
 それによりますと、この種は地中海沿岸のヨーロッパ及びトルコが原産地だということで、細くて肉厚の葉を持ち、夏の後半に小さなピンクの花を円錐状に咲かせます。イスラエルでは、この種は保護の対象とされていて、採取すると処罰の対象となるという情報もありました。
 またこの種は食用になり、この植物から採取される油脂はSpanish oregano oil(スペインのオレガノ油)とも呼ばれ、アイスクリームやその他の料理の香りづけに利用され、乾燥した葉はハーブティーとして利用されるということです。

 写真です。ネットから借用しています。

ティンブラ・カピタタ Thymbra capitata

    Thymbra capitata    Thymbra capitata2

 切手です。

ティンブラ・カピタタ Coridothymus capitotus(=Thymbra capitata)

    stisr1202.jpg
2007年 イスラエル発行(普通切手「薬用植物」)
 ●切手ではこの植物の学名はCoridothymus capitotusとされていますが、The Plant ListではThymbra capitataが標準名とされ、ウイキペディアではThymus capitatusが標準名とされ、他は同義とされています。ややこしいのですが、ここはThe Plant Listに従うこととしました。
 ●この切手と一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑

2421.今日の植物(1909):シデリティス

 今日の植物は、シデリティスという植物です。

 シデリティスは、シソ科 Sideritis属(シデリティス属)の植物で、The Plant Listでは204種の名前が挙げてありましたので、かなり大きな属ということになりそうです。

 ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は地中海沿岸からバルカン地域、イベリア半島に多く分布しており、中央ヨーロッパやアジアの温帯地域にも見ることができるということです。
 この属の植物は、mountain tea と呼ばれて、薬用植物や薬効のある茶として使われているのだそうです。

 この植物は古代ギリシャ時代からよく知られていたということです。属名のSideritisは、ギリシャ語由来で、"she who is made of or has iron". (鉄でできた女性、あるいは鉄を持った女性)という意味だそうです。
 この植物がかつては鉄の兵器で受けた傷を治すのに使われたからとか、ガクの形が槍の穂先ににているから、この名前になったという説があるそうです。

 写真です。ネットから借用しています。

シデリティス・レセリ Sideritis raeseri

    Sideritis raeseri     Sideritis raeseri1

 切手です。

シデリティス・レセリ Sideritis raeseri

    stath0101.jpg             stalb1501.jpg
2010年 アトス自治修道士共和国発行 1988年 アルバニア発行
    (動植物)             (アルバニアの花)
 ●この左のアトス自治修道士共和国というのは、このブログに初めて登場しますが、ギリシャの一部でギリシャ正教の聖地となっている地域です。厳しい修行を行う修道士約2000人が暮らしており、ギリシャ内で自治権が認められている共和国なのです。

(お知らせです)

 ツルバギアという植物を描いた切手を入手しましたので、追加しました。⇒ツルバギア

2391.今日の植物(1879):メハジキ

 今日の植物は、メハジキという植物です。

 メハジキは、シソ科 Leonurus 属(メハジキ属)の植物で、The Plant Listによれば25種が確認されている植物群です。ウイキペディアの情報によりますと、ヨーロッパからアジアに至る地域を原産地とする植物で、オセアニアから南北アメリカ大陸でも自生化しているということです。

 種としてのメハジキLeonurus japonicusは、日本でも本州や九州、四国の日当たりのよい草地に自生しています。
 薬草としてもよく知られているようで、全草を乾燥したもの益母草(ヤクモソウ)は婦人病の薬草として古くから使われて来たということです。また利尿作用や血圧降下作用も知られているという有用な薬用植物です。

 和名のメハジキは「目弾き」と書き、子供が茎を短く切ったのを瞼にはめて、目を見開かせるという遊びから来ているということですが、「危険だからやめた方がよい」とのことです。

 このブログでこれまでメハジキを取り上げていないかチェックしたのですが、「養命酒」に使われている13種の薬草の一つだったことが分かりました。(ただ、こちらでは学名がLeonurus sibiricusとなっていました)

 写真です。

メハジキ Leonurus japonicus

    P1030062.jpg 
撮影:2011年7月22日 東京都「小石川植物園」

 切手です。最近入手したものですが、種小名がjaponicusとなっていて、日本と何らかのつながりがあることが想像されます。切手は遠く離れたアセンションから発行されたものですが、こんな植物を描いた切手は日本からも発行してもらいたいものです。

メハジキ Leonurus japonicus

    stasc0501.jpg
1995年 英領アセンション島発行
 ●他の一緒に発行された切手を見てみると、やはり薬用植物を取り上げたセットではないかと思います。⇒切手植物図鑑
↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR