1484.秋吉台で出会った植物(21):ノブドウ

 今日の植物は、秋吉台のノブドウという植物です。この植物も名前が分からず調べていたのですが、ようやく分かりました。

 ノブドウは、ブドウ科 Ampelopsis属(ノブドウ属)の落葉木本です。Ampelopsis属の植物は、アジア、アメリカに20種ほどがあるということです。

 ノブドウと普通のブドウ(属)との相違点について、ウイキペディアによれば、ノブドウの葉は互生して(互い違いに生えて)いて果実はそれぞれの葉の向かいに付くという点だということです。
 なのですが、その違いはよく分かりませんでした。ブドウの方ももう一度よく見てみなければいけませんな・・・
 また、ノブドウの実は食用には適さないとありました。

 秋吉台で出会ったのは、このAmpelopsis属のうちの、キレハノブドウという種のようです。葉に入っている切れ込みが深いところからこの名前になったのではないかと思います。

 写真です。ノブドウの方の写真がなかったものですから、ウイキペディアから借りて来ました。これは近くの山でも見つけられそうですので、それまで借りておきましょう。

キレハノブドウ Ampelopsis glandulosa var. heterophylla f. citrulloides

    P1130323.jpg       P1130788.jpg
    撮影:2014年6月21日        撮影:2014年7月16日
      美祢市「秋吉台」            『山奥植物園』

ノブドウ Ampelopsis glandulosa var. heterophylla

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 ●こちらは、本家筋のノブドウの花と果実です。 

 Ampelopsis属を描いた切手です。いずれも今年発行されたものです。

ノブドウ Ampelopsis glandulosa var. heterophylla

    stjpn25110.jpg
2014年 日本発行(ふみの日)

ノブドウ属の一種 Ampelopsis  brevipedunculata var. hencei

    sttwn3603.jpg
   2014年 台湾発行
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874.今日の植物(520):カンガルーアイビー

 園芸カレンダーの本日の植物は、カンガルーアイビーという植物です。

 カンガルーアイビーは、ブドウ科 Cissus 属(キッスス属)の常緑蔓性の多年草です。
 原産地はオーストラリア東部だということです。それでカンガルーという名前がついたのでしょうか?

 写真です。カンガルーアイビーの写真はありませんでしたので、ウイキペディアから借用し、その他のCissus 属の写真も掲載しました。

カンガルーアイビー Cissus antarctica

    800px-Cissus_antarctica[1]
 ●英語名は「kangaroo vine」といいます。

セイシカズラ Cissus discolor

    IMGP3355XX.jpg    IMGP3356XX.jpg
撮影:2004年8月15日 宇部市「常盤公園」

 
     IMGP2474X.jpg  
撮影:2004年1月24日 宇治市「宇治市植物公園」
 ●セイシカズラを漢字で書くと、「青紫葛」となります。
       
「エレンダニカ」 Cissus rhombifolia 'Ellen Danica'

    IMGP2707XX.jpg
撮影:2004年6月5日 白浜町「ハマブランカ」

 Cissus 属を描いた切手は手元にありませんでした。これも発行されていないかもしれません。

493.文学の植物(4):ツタ

 本日の誕生日の花は、ツタです。

 ツタというと、オー・ヘンリーの短編「The Last Leaf」を思い出します。

 重い病に冒されて生きる望みを失った女性が、向かいの壁のツタの葉が散ってしまったらその時に自分は死ぬのだと言います。
 激しい嵐があった翌朝、一枚の葉だけがこの嵐に耐えて壁に残っています。その女性はその葉に元気づけられ病を克服するのですが、実はこの葉はこの女性のことを知った老画家が壁に描いたもので、老画家はそのために雨にぬれて息を引き取っていたのです。
 というような、内容でしたっけ?いずれにしても、ツタが印象的に使われた短編でした。

 そのツタ、ブドウ科 Parthenocissus属(ツタ属)の蔓性の落葉性の木で、ツタ属の植物はアジアから北アメリカに15種ばかりが分布しているということです。
 日本でもあちらこちらで見かける植物で、緑の葉、紅葉した葉、いずれも美しいものです。

 そうでした、音楽にも出てきます。
  「学生時代」(ペギー葉山) http://www.uta-net.com/song/1254/
 「学園」を象徴する植物ということになるのでしょうか、チャペルとの相性抜群の植物です。

 「ツタ」という名前は、他の植物や岩を「伝って」伸びることから来たのだと、ウイキペディアに説明がありました。

 もうひとつ、キヅタという植物もツタと呼ばれることがあります。
 こちらは、ウコギ科キヅタ属の植物で、英語でアイビーというとこちらの方を指すようです。ツタとは外観も違っていますが、キヅタの方は紅葉しない点が大きな相違点です。 

ツタの写真です。

ツタ Parthenocissus tricuspidata

    
P1030869.jpg    P1030870.jpg
撮影:2011年10月30日 萩市
 ●城下町の塀に這っているツタも風情があります。

    IMGP1979.jpg    
撮影:2003年6月1日 西宮市「甲子園球場」
 ●改装前の「甲子園球場」です。一面にツタが茂っていました。
 ●甲子園球場には2種類の蔦が植えられていたようです。そのうち1種類はこのツタ、もう1種類はキヅタというウコギ科の植物です。


    IMGP1425.jpg       IMGP1552.jpg
      撮影:2003年11月22日     撮影:2003年11月30日
     西宮市「海清寺」           伊勢市

ツタの切手ですが、手元にはありませんでした。もう少し探してみます。
 

(以下、2014年3月3日追加分です)

 と、言っておりましたが、切手がありました。日本からも発行されていました。

ツタ Parthenocissus tricuspidata

    stjpn24001.jpg       stger1701.jpg
   
1996年 日本発行      1996年 ドイツ発行
 ●この2枚の切手は、シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold)の生誕200年を記念して日本とドイツで共同発行されました。
 ●シーボルトは幕末に来日したドイツの医師、植物学者で、医学分野を中心に日本の近代化に大きな役割を果たした人です。植物学の分野でも、多くの日本の植物を西欧に紹介し新しい品種に命名するなどの足跡を残しました。
 このツタの学名(Parthenocissus tricuspidata )もシーボルトが命名したもので、生誕200年を記念するこの切手の図案に採用されました。
 ●また彼の業績をたたえて学名の種小名に彼の名前を入れた植物もたくさんあります。このダイアリーにも次の植物が登場しています。
  スダジイCastanopsis sieboldii )、サクラソウPrimula sieboldii)、ホウロクイチゴRubus sieboldii) 
  
  キエビネCalanthe sieboldii)、ナガサキシダDryopteris sieboldii)、
  
オオヤマレンゲMagnolia sieboldii subsp. japonica

096.酒の植物(2):ブドウ

  酒の植物の第2弾、そして今日の誕生花、ブドウです。
 ブドウはブドウ科 Vitis属(ブドウ属)の植物です。ブドウも人類の歴史とともにあった植物の一つで、世界中で栽培され、さまざまな形で利用されています。

 ブドウの品種は実にたくさんありますが、現在ワインや干しブドウ、生食に使われているブドウは大きく、ヴィニフェラ種(Vitis vinifera)とラブルスカ種(Vitis labursca)に分けられるそうです。後者は、北アメリカに分布しているようで、日本で多く見られるのは前者の方だと思います。

そこで、Vitis属の写真です。

ブドウ Vitis vinifera
 ●なのですが、写真はこれ1枚しかありませんでした。ブドウそのものを余り本気で撮影していなかったせいだと思います。今度機会を見つけて「ブドウらしい」写真を撮ってきます)

    95IMGP3092_convert_20101009122627.jpg
撮影:2003年8月10日 京都市山科区 

(以下2011年9月28日追加分です)
 実家近くにブドウ園がありました。

    P1030500.jpg
撮影:2011年9月25日 宇部市「平野ぶどう園」
 
エビヅル Vitis thunbergii
 ●これもVitis 属の植物で、日本の山野に自生しています。ブドウの写真がないので、代わりにこれでご勘弁を・・・(またまた、thunbergii氏の登場です)

    95IMGP2017_convert_20101009122527.jpg
   撮影:2003年6月5日 京都市「平安神宮」

Vitis属の切手です。人類との関わりの深い植物だけに多くの切手が発行されています。

ブドウ Vitis vinifera 
 
● すべてVitis viniferaとしましたが、間違いがあるかも知れません。

    stjpn4602.jpg            stjpn7501.jpg
    2007年 日本発行         2001年 日本発行
(ふるさと切手「山梨の風物Ⅱ」) (ふるさと切手「冨士と宝飾の山梨」)


    starm0101.jpg    starm0102.jpg
    2枚とも 2004年 アルメニア発行


    stsam0203.jpg         stafg0402.jpg
  1956年 サンマリノ発行     1961年 アフガニスタン発行

  
    stymn0202.jpg              stbul1602.jpg
1967年 (旧)イエメン・アラブ共和国発行   1965年 ブルガリア発行


     stnzl0301.jpg
 1983年 ニュージーランド発行

 ●2007年の日本の切手には、ブドウ畑も描かれています。
 ブドウ畑で思い出すのは、ブドウ畑にもお国柄が表れるのではないかと思ったことです。ヨーロッパを旅行中に見たドイツのブドウ畑は整然と整理されているという印象を持ったのに対して、イタリアのブドウ畑は雑然とした印象でした。それぞれの国民性を表しているのでしょう。それと当然ですが、ブドウ棚の高さもその国民の身長に合わせられるでしょうから、そこにも特徴が出るでしょう。日本のは、整然とした方になるのでしょう。「日独伊ブドウ事情」ですな。
 ●2001年の日本の切手には、「宝飾の・・」と書いてあるのですが、どこが「宝飾かいな?」と思いながら見ると、ブドウの房の先端が宝石になっているではありませんか。そう思ってみると下方には水晶のようなものも見えます。余り感心した図柄ではないな、という感想です。
 ●アルメニアの切手は、この2枚がセットのシリーズです。アルメニアもおいしいワインを産すると聞いたことがありますが、まだ飲んだことはありません。 質感の感じられる切手です。
 ●サンマリノの切手は、10種の果物や野菜を描いたシリーズのうちの1枚です。手元には、そのうち5種しかありません。
 ●アフガニスタンの切手は、果物を描いた10種セットのうちの1枚です。「Croissant Rouge Afghan」という記載があります。
 ●イエメンの切手は、果物を描いた10種セットのうちの1枚です。イエメンは1962年から1990年の間、「イエメン・アラブ・共和国」と称した時代がありました。
 ●ブルガリアの切手は、6種セットの果物切手のうちの1枚です。
 ●ニュージーランドの切手も、5種セットの果物切手のうちの1枚です。  

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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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