934.今日の植物(570):ビンロウジュ

 本日の植物は、ビンロウジュという植物です。昨日の記事で、ビンロウと混同されたという植物です。

 ビンロウジュは、ヤシ科 Areca属(ビンロウ属)の常緑高木で、太平洋アジアから東アフリカに分布しているということです。
 漢字で書くと「檳榔樹」、単にビンロウとも呼ばれることもあります。

 
 この植物の名前を耳にするのは、このビンロウジュの種子ビンロウシ(檳榔子)を噛むという習性が東南アジアにあることによります。
 このビンロウジュの種子を細かく潰したものと少量の石灰をキンマというコショウ科の植物の葉で包んで、これを噛みます。しばらくすると、種子と石灰、唾液が反応を起こして赤く変化するのだそうです。
 これにタバコを混ぜることもあるようで、いわば噛み煙草の一種のようなもので、噛むことによって興奮、酩酊感が得られるということです。

 それはいいのですが、この赤い唾液は飲み込まずに辺りに吐き捨てるのが普通のようで、東南アジアではそのために道路が赤く染まるというようなこともあるそうです。
 そういえば、シンガポールの空港で「No Spit Fine 500」という掲示を見たことを思い出しました。この「Fine」は罰金で、決して素晴らしいことではないのです。

 写真です。

ビンロウジュ Areca catechu

    P1080247.jpg
撮影:2012年11月22日 京都市「府立植物園」

    449px-Betel_nuts_(from_top)[1]
 ●これがビンロウジュの実です。ウイキペディアから借用してきました。 

 切手です。果実を描いています。

ビンロウジュ Areca catechu

    stvtn1404.jpg
1967年 (旧)ベトナム共和国発行
 ●この果実を見ただけではとてもビンロウジュとは分かりませんが、小倉博士の図鑑からそのように判断したのです。
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