2118.竜王山の植物(2):ハマセンダン

 久し振りの「竜王山の植物」ハマセンダンです。といってもこのシリーズの2つ目の記事ですので、第一弾のアマナ以降これまで記事が無かったということなのです。

 ハマセンダンは、ミカン科 Tetradium(ゴシュユ属)の植物です。
 先日地元の新聞で天然記念物のハマセンダンの巨木が山陽小野田市にあるという記事が掲載されていて、見に行ってきました。

 写真のような迫力のある大きな木でした。目通り(地上1.3メートルの高さでの周囲)が5.2メートル、樹高15メートルの国内最大級のハマセンダンで推定樹齢250年というものでした。
 瀬戸内海に面した竜王山の小高い丘にある、大浜神社(既に社殿はなくなっていました)の裏手にありました。

 このハマセンダンという植物は、海岸に近い山地に生育する落葉樹で、三重県以西の本州、四国、九州それに沖縄、台湾、中国南部に分布しているということです。
 当日は、葉を落としていて写真のようなさびしい姿でしたが、7~8月には小さな緑白色の花を咲かせるということですので、その頃に再訪してみましょう。

 このTetradium属というのは初めて登場しましたが、東アジアの温帯から熱帯地域に8,9種が分布する植物群のようです。このTetradium属はかつては近縁のEuodia(オガサワラゴシュユ)属に含められていたということで、このハマセンダンもEuodia meliifolia という学名が表示されることがあるようです。

 属名のゴシュユは漢字で書くと「呉須臾」、生薬の名前なのだそうです。そう言えば、サンシュユ(山茱萸)という植物もありましたが、こちらも漢方薬として使われる植物でした。

 写真です。

ハマセンダン Tetradium glabrifolium

    IMG01269.jpg     IMG01268.jpg
2016年4月8日 山陽小野田市(旧)「大浜神社」

 Tetradium属を描いた切手は手元にありませんでした。探してみようと思いますが、世界にもないのかもしれません。
 
スポンサーサイト
↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR