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2505.今日の植物(1991):クサノオウ

 今日の植物は、クサノオウという植物です。

 クサノオウは、ケシ科 Chelidonium属(クサノオウ属)の植物で、亜種も含めて3種があるとされている小さな属です。
 今回クサノオウを取り上げましたのは、この属を描いた切手が手に入ったことによります。かつてクサノオウの写真をヤマブキソウの記事の中に入れていたのですが、クサノオウ属がヤマブキソウ属とは別の属とされることもあって、気になっていました。

 で、そのクサノオウ属ですが、ウイキペディアの情報によれば、北アフリカからユーラシア大陸に至る地域を原産地とする植物だそうで、現在では西ヨーロッパから東アジアに広く分布しているということです。
 種としてのクサノオウは、日本でも北海道から九州まで広く分布していて、古くから薬草として利用されてきたようです。ここでも毒と薬は紙一重。全草にアルカロイドを含み、葉を傷つけると出てくる黄色い樹液は肌に触れると炎症をおこし、誤食すると麻痺を起し昏睡状態に陥ることもあるということですから要注意です。

  クサノオウという和名がつけられた理由というのがいろいろあって、「草の黄」(黄色い樹液を分泌することから)、「瘡(くさ)の王」(皮膚病に効く薬草)とか「草の王」(皮膚病以外にも鎮痛剤、内臓疾患にも効く薬草の王)などというのがあるとか、どれも怪しいなあ・・・・

 写真です。これまでヤマブキソウの記事に載せていた写真をこちらに移しました。

クサノオウ Chelidonium asiaticum

    IMGP0779XX.jpg    IMGP6445.jpg
    撮影:2004年4月3日   撮影:2006年6月11日
 いずれも、京都市「府立植物園」


 切手です。今回入手したのものです。

クサノオウ Chelidonium asiaticum

    stmgl1902.jpg
2002年 モンゴル発行(薬用植物) 

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を掲載する予定ですので、また覗いてみてください。)
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