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963.昔食べました(6):クワ

 久しぶりの「昔食べました」シリーズは、クワです。まだ登場していない植物でなじみのあるものを探していて見つけたのです。

 クワは、クワ科 Morus 属(クワ属)の落葉高木の総称です。

 よく知られているのは養蚕用に栽培されていたヤマグワという種で、養蚕業が盛んだった時代にはあちらこちらに桑畑を見ることができました。最近は養蚕業が衰退してきた結果、桑畑がなくなったり、残ったクワが野生化したりしているということです。
 私の母方の実家でも蚕を飼っていたことがあって、クワの葉を敷き詰めた広い入れ物を見た記憶があります。

 そのクワの実が熟すと美味しくて、クワといえば食べる方が強く印象に残っています。甘い味がしましたが、食べた後は口に色が付いてクワを食べたことがばればれ、といったことがありました。  

 童謡にもこのクワの実が登場するのがありました。
  「赤とんぼ」 http://www.uta-net.com/user/phplib/view.php?ID=130563

 雷がなると「クワバラクワバラ」と言うと雷が逃げていくというような言い伝えがあります。一説によると、雷がこのクワの木に落ちて怪我をしたという言い伝えがあって、雷を撃退することができるとされたということです。
 確かに、葉が落ちた後のクワの木は、尖った枝が残っていたように思いますから、雷除けと考えられたのかもしれません。

 Morus 属の写真です。

クワの一種 Morus sp.

    IMGP2268.jpg       IMGP2328XX.jpg
   撮影:2003年6月15日      撮影:2004年5月29日
 神戸市「六甲山森林植物園」   兵庫県稲美町「万葉の森」


オガサワラグワ Morus boninensis
 
    P1060453.jpg 
撮影:2012年7月22日 東京都「夢の島熱帯植物園」
 ●この種は小笠原の固有種なのですが、大きな木は残っていないそうです。明治時代に銘木として取引され伐採されたのだそうです。
 ●ついでに、種小名の「boninensis」は「小笠原の」という意味で、これまで、タコノキPandanus boninensis )というのがありました。

 Morus 属を描いた切手です。

モルス・マクロウラ Morus macroura

     stidn1001.jpg         stidn1411.jpg
1994年 インドネシア発行    2008年 インドネシア発行
                    (地域の動植物「西スマトラ州」)
 ●右の切手の背景に描かれているのが「クワ」です。手前の鳥は、セイラン(Argusianus argu)と呼ばれるキジ科の鳥です。

クロミグワ Morus nigra

    strom9915.jpg
2002年 ルーマニア発行
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