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1007.今日の植物(632):ナンバンギセル

 本日登場したのは、属名Aからナンバンギセルです。

 ナンバンギセルは、ハマウツボ科 属(ナンバンギセル属)の一年草で、わが国の各地を始め、中国南部、インドシナ半島、インドに分布しているということです。

 イネ科のイネススキサトウキビなどの単子葉植物の根に寄生する植物です。茎は短くほとんど地上に現れないのですが、7月から9月の花期には茎をのばして淡い紫紅色の花を咲かせます。なかなか可憐な花でした。
 寄生している植物から栄養分をとって生きていきますから、そのために宿主の方が枯れてしまうというようなこともあるということです。これを利用して、ススキが繁茂しすぎるのを抑制しようといった研究もなされているようです。

 ナンバンギセルという名前はその形が西洋のパイプに似ているところから来たようです。別名としてオモイグサ(思い草)というのもあります。物思いにふけっている様子を表したのでしょうか?

 ハマウツボ科の植物は初めて登場しますが、この科の植物は全て寄生植物なのだそうです。居候家族といった感じで、これも面白いです。
 従来のクロンキストの分類体系では、この科には15属約180種の植物が属しているのですが、新しいAPG分類体系ではゴマノハグサ科に分類されていた属の一部が移ってきて約70属を擁する科になったということです。

 写真です。

ナンバンギセル Aeginetia indica


    IMGP5443.jpg
撮影:2005年9月19日 和知町「わち山野草の森」

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