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1079.今日の植物(694):イナゴマメ

 今日の植物はイナゴマメという植物です。

 イナゴマメは、ジャケツイバラ科 Ceratonia 属(イナゴマメ属)の常緑高木で、原産地は地中海沿岸地方だということです。
 古くから食用にされ、サトウキビが使われるまでは甘味料の原料でもあったようです。

 また、この植物は宝石の重さを表すカラットという単位の語源にもなっているということです。
 イナゴマメの種子を乾燥させると重量が均一になるので、重さを計る重りになったのだというわけです。ただ、実際にやってみると重量にはバラツキがあって、とても貴重な宝石の重量を計るには向いていないそうですが、何らかの重量測定に使われたのではないかといわれているそうです。
 そういえば少し前に登場したナンバンアカアズキという植物の種子も同じ目的で使われたのではないかという情報がありました。

 このイナゴマメに遭ったのは、自宅からそんなに遠くない長門市の香月泰男美術館に行った時です。長門市三隅地区は画家の香月泰男氏の出身地で、彼の作品を収めた美術館があります。
 同氏は第二次大戦後シベリアに抑留されて現地で過酷な労働に従事した後に日本に帰還された方で、「シベリアシリーズ」と命名された一連の作品は同氏の代表作とされています。
 シベリアではこのイナゴマメの種子も食糧だったそうです。同氏は帰国に際して、「思い出に」とその種子をポケットに入れて持ち帰ったのだそうで、それを育てたものの子孫がこの美術館の中庭に育っていたのです。

 ついでに、この長門市は、もう一人金子みすゞさんの出身地としても知られています。私も、小学校2年生から5年生までこの長門市で生活していましたから懐かしい町なのです。

 で、その写真です。

イナゴマメ Ceratonia siliqua

    
IMG00353.jpg     IMG00354.jpg
この2枚は、撮影:2013年5月5日 長門市「香月泰男美術館」

     Ceratonia_siliqua_female_flowers_a-RJP[1]
 ●この写真はウイキペディアからです。花が咲いたら再度撮影に出かけましょう。  
 
 イナゴマメを描いた切手は手許にありませんでした。

(と言っておりましたが、切手がありました)


イナゴマメ Ceratonia siliqua

    stcypb0204.jpg
1955年 (旧)英領キプロス発行(普通切手)

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鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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