1329.今日の植物(888):ヌカボシクリハラン

 今日の植物は、ヌカボシクリハランという植物です。シダ植物はこれまで登場が少なかったものですから、今回はシダ植物です。

 ヌカボシクリハランは、ウラボシ科 Microsorum属(ヌカボシクリハラン属)の熱帯性のシダ植物です。ウイキペディアによりますと、Microsorum属は50種以上を含む植物群だということです。

 ヌカボシクリハランを漢字で書くと、「糠星栗葉蘭」となります。クリハランの方は、葉がクリに似ているところから来ているようです。ひょっとしたら、ハランに似ているというところからもきているのでしょうか。
 ヌカボシは、葉の裏の胞子が付いている部分からでしょうか。

 このMicrosorum属については分類がややこしいのだそうです。
 シダ植物の原始的な形態を有していることでまとめられた属だそうですが、その中をさらに分類するかどうか、といったことが議論されているようです。
 この属名の和名のヌカボシクリハランも上記の議論との関係では適切な命名ではない、という論もあるようです。この属はいずれ分割されるだろうし、その場合ヌカボシクリハランという種はMicrosorum属に分類されることはないだろうというようなことのようです。

 その一例ですが、写真と切手に出てくるオキナワウラボシという種は、オキナワウラボシ(Phymatosorus)属やエゾデンダ(Polypodium)属に分類されることもあるようです。
 実は、ウイキペディアの英語版ではこのオキナワウラボシはMicrosorum属とされているのですが、日本語のウイキペディアでは
Phymatosorus属とされていて同じウイキペディアのなかでも統一されていないのです。

 ややこしいのですが、笑ってしまったのは、このことについて説明しているサイトでその最後の部分に曰く、「結局、いずれ分割されるのを承知のうえで、これまでどおりMicrosorumの下での名前を使っておくのが、もっとも混乱が少ないだろう。以上、自分で忘れないためのメモ。ここまで読んだ人は、よほどのシダ好きか、学名好きである。」なんだそうです・・・・よく分らんけどおかしかった。

 写真です。

オキナワウラボシ Microsorum scolopendria

    P1110165.jpg
撮影:2014年1月22日 東京都「新宿御苑」

ミツヘラシダ Microsorium pteropus

    450px-Microsorium_pteropus[1]
 ●こちらはウイキペディアから借りてきました。上のオキナワウラボシとは同じ属といいながら随分印象が違うように思えます。

 切手です。1枚ありました。 これもオキナワウラボシです。

オキナワウラボシ Microsorum scolopendria

    sttuv0403.jpg
  1987年 ツバル発行

(おしらせです)

 『山奥植物園』にある「大岩郷」を歩いてきました。
 自宅から歩いて10分ほどの所にある、巨岩が折り重なった独特の景観を持った場所で、多様な植物相を持っていて天然記念物に指定されています。
 このところあまり馴染みのない植物の連続だったなあ、と反省して身近な植物も取り上げようと、近くを歩きまわることにしました。ちょうど暖かくなってくる季節でもありますので・・・
 今回は次の2つを追加しました。
  ヒトツバ http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-1392.html
  ヤブコウジ(マンリョウ) http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-572.html
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