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008.野菜の切手:ジャガイモ

  日本の切手に野菜を描いたものが少ないと言いましたが、今度はジャガイモです。

 ジャガイモ本体がドーンと真ん中に鎮座している切手を見ていると、大の大人がこの切手のデザインについてあれこれ思案している姿が思い浮かべられて、つい笑ってしまいます。

 切手は小さな紙片に文化を込めたものだと思います。ということは、その切手の発行者と当時の社会が文化というものをどのように理解していたかということを示すものともいえるでしょう。
 日本人はどうも文化とは高尚なものでなければいけないと考える傾向があるように思います。「日本郵便 NIPPON」と表記した切手はいわば国を代表するものですから、「それにジャガイモはちょとネ」といった感覚でしょうか。いわんや嘗ての「大日本帝国郵便」の時代ではジャガイモの切手なんて全く考えられません。  
 また、郵便制度や切手が輸入品だったことにも影響を受けているのかもしれません。 

ジャガイモ Solanum tuberosum     
                
5.ジャガイモ
 ジャガイモの写真を探したのですが、花の写真しかなくてイモ本体のは見当たりませんでした。ということは、「植物は花」という観念にとりつかれていたということですね。

 ついでに、ジャガイモもナス科 Solanum属(ナス属)に属します。花を見るとよく似ています。 種小名のtuberosum  は「地下茎がある」という意味だそうです


(以下2枚は、2011年6月13日追加分です)

     P1020662.jpg     P1020663.jpg
撮影:2011年6月8日 越前市真柄地区 

で、切手です。

ジャガイモ Solanum tuberosum    

(以下、3枚は、2010年9月26日 追加分です)

日本からもジャガイモの切手が発行されていました。

    stjpn9301.jpgstjpn9302.jpg
2000年 日本発行(ふるさと切手「北海道」)

    stjpn9202.jpg 
1999年 日本発行(ふるさと切手「「北海道」)

      stgbr0509.jpg          stussr3103.jpg            
         2003年 イギリス発行   1964年 (旧)ソ連発行  

     stpor0302.jpg                          
2007年 ポルトガル発行(アメリカの遺産)

 これらの切手を見ていると、切手には自分たちにとって大事なものを描くのだという考え方が伝わって来るようなきがします。西欧では、ジャガイモは重要な食料の一つでしょうから、感謝の気持ち、あるいは「みんなで頑張って耕作しようよ」という気持ちが込められているのかも知れません。「食料増産切手」などというのもありましたから。

 ●日本の2000年の切手は、続いた画像を2面に配したペアー切手として発行されました。
 ●日本の1999年の切手は、4種セットのうちの1枚です。他の3枚の切手には、トウモロコシアスパラガスメロンが同じようなタッチで描かれています。
 ●イギリスの切手、前のナスの切手と同じ10種シリーズです。この質感、触ったら手に土がつきそうです。
 ●(旧)ソ連の切手は、7種の農作物シリーズのうちの1つです。発行年から見ても、食料増産の目的があったのかもしれません。別に目打の入った同じ絵柄のシリーズも発行されています。
 ●ポルトガルの切手は、6種シリーズに入っています。トウモロコシカカオノキパッションフルーツなどの植物5種のほか、七面鳥のように見える鳥の切手も入っていますので、アメリカ大陸から導入された食料といった趣旨で発行されたのかもしれません。
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鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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