1332.山奥植物園の植物(38):ハコベ

 自宅から10分強の距離に「万倉の大岩郷」というのがあります。写真のように巨岩が折り重なった独特の光景をしています。
 岩は石英閃緑岩だそうで、大きなもので直径が6メートルになるものもあり、これが山の斜面約4000平方メートルに亘って広がっているのです。まるで山の上から巨岩が川のようにゴロゴロ転がり落ちたというような感じなのです。
 この大岩郷がどのようにして形成されたかということについては諸説があるようで、はっきりしていません。いずれにしてもこの広さでしかも深さ方向にも何重にも重なっていますから、岩の数となると「さあ何個あるのでしょうか?」といった状況です。

 前回にも書きましたが、この大岩郷は多様な植物相でも知られています。岩の間の湿気と、また岩が太陽に照らされたときの温度からさまざまな植物が生育することになったということです。

    P1110430.jpg     P1110431.jpg
撮影:2014年3月3日 『山奥植物園』(大岩郷)

 で、本日は、ハコベという植物です。
 ハコベそのものは全国どこにでも見られる植物なのですが、大岩郷でも見つけましたので取り上げました。

 ハコベは、ナデシコ科 Stellaria属(ハコベ属)の植物の総称で、二年草または多年草です。ハコベラとも呼ばれて、春の七草のひとつに数えられています。
 属名の「Stellaria」はラテン語のstellaから来ていて、星の形をしているところから命名されたということです。

 このStellaria属には世界で90~120種があるということで、多様な進化をした植物ということができます。

 少し話が脱線気味になりますが、名前の中に「ハコベ」をもった植物というのが結構ありまして、このダイアリーにもルリハコベ(サクラソウ科)、ヌマハコベ(スベリヒユ科)というのが登場しています。いずれも分類上は全く違った植物群ですが形が似ているところからこの名前になったようです。

 写真です。

コハコベ Stellaria media

    P1110415.jpg      P1110473.jpg
撮影:2014年3月4日  『山奥植物園』(大岩郷)
 ●一般にハコベというとこのコハコベのことを指すようで、日ごろよく目につく種です。
 ●コハコベもヨーロッパ原産の植物なのですが、現在では世界中に分布しているのだそうです。史前帰化植物といって、わが国には有史以前に帰化したのだそうです。
 ●ちょうど咲き始めたとこでした。花弁が10枚のように見えますが、実は5枚の花弁が深く2つにわかれているのです。

 切手は見当たりませんでした。なかなか切手にはしにくそうです。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR