1387.今日の植物(935):イチハツ

 今日の植物は、イチハツという植物です。久しぶりに本日の誕生日の花でもあるのです。
 このブログの初期から誕生日の花を取り上げて来ていましたが、その結果登場済みという誕生日の花が多くなっていましたので、久しぶりということになります。

 イチハツは、アヤメ科 Iris 属(アヤメ属)の多年草で、元々は中国が原産の植物です。
 日本には室町時代にやってきて、観賞用に栽培されて来たということです。

 名前を漢字で書くと「一初」、アヤメの仲間で春一番に咲くことからこの名前が付けられたという説明を聞いたことがあります。
 実際には、アヤメ属ではシャガが一番早く咲くようですが。

 いつも迷うのがアヤメの仲間の見分け方ですが、イチハツは葉が広くて花弁(外花被片と呼ばれます)の中央に白いとさか状の突起があるのが特徴で、割合に見分けやすい方でだといいます。

 この植物で面白いのは、かつて茅葺や藁葺の家屋ではイチハツを屋根に植えるということをやっていたのだそうです。イチハツの葉を剣とみなして風や雨を防いでくれるとして植えたのだという説明がありました。
 
 実は、私も子どもの頃に藁葺の屋根に植物が植えてあったのを見たような記憶があるのですが、それがイチハツだったのかあるいは見たと思ったのも記憶間違いなのか判然としないのです。ペンペングサが生えているのなら今でも見ることができますけどね。

 もうひとつ、イチハツの学名は「Iris tectorum 」とされています。この種小名の「tectorum」は「屋根の」という意味だそうです。この植物が屋根に植えられているのを見て命名されたのでしょうか?屋根に植えるのは日本だけではなかったのでしょうか?いずれも不明です。
 ちなみに英語名は「Wall Iris」ですから「壁のアヤメ」ということになります。

 写真です。

イチハツ Iris tectorum


    P1020541.jpg
撮影:2011年5月4日 京都市「府立植物園」

    img_5[1]     img_6[1]
 ●この2枚の写真はネットから借用してきました。こんな感じで植えられていたそうです。 

 イチハツを描いた切手は手元にありませんでした。
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