1827.今日の植物(1336):リンネソウ

 今日の植物は、リンネソウという植物にしました。
 実は、今日7月14日はこのブログを始めてちょうど5年となる記念の日なのです。酒を飲んだ勢いで「よーしブログをやるぞ」となったことを今でも思い出します。
 一番最初の記事は、キャサリン・ヘプバーンも登場してクチナシでしたが、毎日記事を載せてもう5年経ちました。

 それで今日取り上げる植物を何にしようかと考えたのですが、このリンネソウということにしました。

 リンネソウは、スイカズラ科 Linnaea属(リンネソウ属)の植物で、Linnaea属にはLinnaea borealisという1種(あるいは亜種を含めても3種程度)が属している小さな属です。

 Linnaeaという属名は生物の分類学の父とされ、この植物を愛したスェーデンの博物学者Carl von Linné (カール・フォン・リンネ)氏が自分の名前を冠して命名したものです。ただこのリンネ氏も自分の名前を冠するのはいかんと考えたのでしょうか、最初に発表した時はRudbeckiaという名前で発表しました。
 その後、リンネ氏の師であった
Jan Frederik Gronovius氏がこの植物に最初にLinnaeaという属名をつけて発表したということです。
 ついでながら、リンネ氏が命名したRudbeckiaという属名は、ラップランドの探検家である
Rudbeck氏父子にちなんで命名されたのですが、その後リンネ氏はこのRudbeckiaという属名をスイカズラ科とは全く違うキク科の属名(オオハンゴンソウ)として発表したという話も残っています。

 こんな話を聞くと、植物というものの面白さ、楽しさは、このリンネ氏の功績に負うところも大きいと考えて、5周年記念の「今日の植物」としました。

 で、Linnaeaは、北アメリカ、ヨーロッパそして日本の北部にも分布する植物だということです。ざっと見ると北半球の北極を囲む周辺地域に分布する植物のようで、種子によるよりも、地下茎で匍匐して広がる性質を持っているということです。
 2輪の花がつくところから、英語名をtwinflower(双子花)といいます。日本風にいうとニリンソウというところでしょうが、メオトバナという和名がつけられているようです。

 リンネ氏の分類の話が出てきましたが、このLinnaea属は新しい遺伝子解析による分類では、リンネソウ科という別の科を立ててそこに分類するということになっているようです。

 写真です。ウイキペディアから借りてきました。

リンネソウ Linnaea borealis

    Linnaea_borealis_8803[1]     Linnaea_borealis_15030[1]
 
リンネソウの亜種 Linnaea borealis ssp. longiflora

    Linnaea_borealis_1190[1]

 Linnaea属を描いた切手です。この2枚はそれぞれ別の記事で使ったことがありますので、このブログ初登場ではありません。

リンネソウ Linnaea borealis

    stswe0901.jpg         stusa1144.jpg
 2004年 スェーデン発行   1992年 アメリカ発行
                    (野生の花)

 この2枚の切手が登場したのは次の記事です。
  「植物の分類体系の変遷」  http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-83.html
  「お気に入りのセット(3)」http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-233.html
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