1957.今日の植物(1464):ファイデルビア

 今日の植物は、ファイデルビアという植物です。

 ファイデルビアは、マメ科 Faidherbia属(ファイデルビア属)の植物で、The Plant Listでは切手に取り上げられているFaidherbia albidaの1種だけがリストされていましたので、ひょっとするとこの1種のみが認められているのかもしれません。
 外観がアカシア属の植物に似ていて、かつてはアカシア属に分類されていたということです。

 Faidherbia albidaは棘を持った樹木で、アフリカから中東の地域を原産地とする植物のようです。
 この植物はいろいろなところで有用なようで、ミツバチが蜜を採る花を咲かせたり、棘を生かして天然のフェンスになったり、材は彫刻用に使われたり、抽出物は動物の眼病の治療薬にもなるのだそうです。


(以下、2016年8月30日追加分です)

 NHKの「ダーウィンがきた」という番組で、この植物の果実が動物の貴重な餌になっているという情報がありました。
 乾季には多くの植物が葉を落として乾燥した環境に耐えるようにしているのだそうですが、この植物は根を深く下して水を得ることができ、乾季になってから葉を広げ果実を作るのだそうです。
 その果実がリンゴの皮がむかれて丸まった形に似ている所からApple Ring Acacia(番組ではApple Ring Thornといっていました)と呼ばれているそうです。この果実が乾季になって餌がなくなった動物たちには貴重な食糧となるのですが、一方植物の方からみると、他に餌となる植物がない乾季は果実を動物に食べてもらって自分の種子を遠くに運んでもらえる絶好のチャンスだということになります。
 ファイデルビアは有用な植物と書きましたが、さらにこのようなところにも存在感を発揮しているようです。

 写真です。ウイキペディアから借用です。「Apple Ring」の写真を追加しました。

ファイデルビア・アルビダ Faidherbia albida

    Faidherbia_albida_fleur_MHNT[1]   faidherbia_albida.jpg
 ●右が、Apple Ring とみられている果実です。確かに似ています。

 切手です。

ファイデルビア・アルビダ Faidherbia albida

    stnam0101.jpg
 1997年 ナミビア発行 
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