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2500.今日の植物(1986):ポシドニア

 このブログも今回で、連番2500番目の記事になりました。途中で数え間違えているところがあるかもしれませんので、おおよそ2500としておきましょう。2010年の7月に、一杯飲んでいて「おいらもブログをやる」宣言したところからスタートしましたので、丸9年が経過したことになります。
 
 その記念すべき今回の植物は「驚きの植物」、ポシドニアという植物です。

 ポシドニアは、ポシドニア科 Posidonia属(ポシドニア属)の植物です。初登場の科なのですが、1科1属の植物群でThe Plant ListによればPosidonia属は10種を含む小さな属だということです。

 この植物が驚き、というのはPosidonia oceanicaという種の寿命が10~20万年という驚くべき長寿なことです。
 Posidonia oceanicaは、クローンで生き延びているのだそうです。クローンですから、自分と同じ遺伝子を持った個体を残すことで自分を残すという戦略をとっていると言えばよいのでしょうか。そのことにより自身と同じ遺伝子の自分を驚くような長い間維持することができるということになります。しかし、それがなぜ10万年以上も前の個体だということが分かるのかということについては、よく分かりませんでした。

 Posidonia oceanicaは、いわゆる海草で、「藻類」の海藻と違って「植物」とされます。
 実は、この「植物」というものの定義については様々な議論が行われてきたようで、現在の主流は「陸上植物:陸上に上がった緑色植物の一群。コケ植物、シダ植物、種子植物」のことだとされているようです。この中にはかつて陸上に生息していたものが再び水生に戻ったもの(水草)は含まれ、藻類(酸素発生型の光合成を行うもののうち上記の陸上植物をのぞいたもの、海藻類などを含むもの、だそうです)は陸生のものでもこれには含まれない、とされています。海草はかつては陸上に生息していたものが、海水位の上昇により再び海生に戻ったもので、海底の砂泥に根を張り、多くは花を咲かせ種子によって増えるという特徴を持っているとされています。
 しかし今回のポシドニアは、一般の海草と違って、クローンで子孫をのこすという特徴があることになります。

 Posidonia oceanicaは、地中海に見られる海草で、葉の長さは最大1.5メートル、幅1センチ程度の緑色のリボンの形状をして、大規模な海中の「草原」を形成します。緑の葉は秋には褐色に変わり新しい葉に入れ替わるのですが、褐色の葉はボール状になって海岸に打ち上げられるのだそうです。

 写真です。手元にありませんでしたので、ネットから借りています。

ポシドニア・オセアニカ Posidonia oceanica

    posidonia2[1]     Posidonia.jpg 
 ●右がそのボール状の「枯葉」です。

 切手です。

ポシドニア・オセアニカ Posidonia oceanica

    stgrc0704.jpg
1988年 ギリシャ発行(ギリシャの海洋生物)
 ●この切手と一緒に発行された切手はこちらです。⇒「切手植物図鑑」

(今回から、記事の頻度をちょっと上げて原則として毎週金曜日、月曜日の2回記事を掲載することにしましたので、また覗いてみてください)
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