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243.元気を出して!(1):キリ

 新しく「元気を出して!」シリーズです。
 実は、これまでの記事は予め原稿を作成していて、掲載日時を指定する「予約投稿」というのを利用していました。これだと、掲載する当日処理しなくても自動的に原稿を掲載してくれて便利なものでした。

 この週末、3月12日、13日に『山奥植物園』の実家に帰っておりました。今回も「予約投稿」でブログの記事は淡々と掲載されていました。でも、この震災です。予め作成して掲載した原稿がいかにもそぐわないものに思えてきて、今朝記事を削除しました。

 それでも、これまで毎日記事を載せることを密かなノルマにしていましたので、何か今の気持ちにふさわしい記事はないかと考え、「元気を出して!」シリーズで、震災の被害に遭われた地域にゆかりの植物を紹介することにしました。
 ここで紹介した植物が、がれきや海水でおおわれた地面で再び元気に茂って、被災地の人たちが笑顔でその植物を楽しめる日が一日も早く来て欲しいと思います。

 最初は、キリです。キリは岩手県の県の花です。各都道府県や市町村はそれぞれの花や木を指定しています。多分、その花や木はそれぞれの地域でごく普通に見ることができて、その植物を見るとふるさとのことを思い出す、そんな植物なのでしょう。 
 その他、今回津波が押し寄せた東北地方の海岸沿いでは、田野畑村、岩泉町の花もしくは木に指定されています。
  
 キリは、ゴマノハグサ科 Paulownia属(キリ属)の植物です。かつてはノウゼンカズラ科に分類されていましたが、ゴマノハグサ科だということは、今回初めて知りました。
 キリは我々の生活にも身近な植物です。キリは日本の木材では最も軽く、湿気を通さず、狂いも少ない極めて良質の工芸用材で、桐箪笥といえば高級な箪笥でした。とくに岩手県の南部桐、福島県の会津桐が全国的に名前が知られていたということです。

 昔は、女の子が生まれるとこのキリを植えるという習慣があったそうです。その子が嫁入りする頃にはキリの木が大きく育って嫁入り道具の箪笥を作ることができたのだそうです。成長の早い木だったのです。
 現在でも女の子のためにキリを植えるという習慣が残っているのでしょうか?
 お父さん、お嬢さんが生まれた時に植えたキリの木は大丈夫でしたか?お嬢さんはご無事でしたか? 

 キリの写真です。

キリ Paulownia tomentosa

    IMGP1612.jpg       IMGP1810.jpg
     撮影:2003年5月11日     撮影:2003年5月23日
      『山奥植物園』            亀岡市

    IMGP1901.jpg       IMGP2244.jpg
    撮影:2003年5月24日     撮影:2003年6月14日
     舞鶴市小橋地区         大阪市福島区

(2011年11月30日追加分です)

 家紋の植物、キリです。

    498px-Japanese_Crest_GosannKiri.svg[1]     560px-Goshichi_no_kiri_inverted.svg[1]
 ●左が「五三の桐」と呼ばれる家紋です。 
  右は「五七の桐」と呼ばれます。

切手です。

キリ Paulownia tomentosa

    stjpn0303.jpg         strom1703.jpg
   1990年 日本発行        1995年 ルーマニア発行
 (都道府県の花「岩手県」)     (ブカレスト植物園の植物)

    stddr0304.jpg
1981年 (旧)東ドイツ発行  
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鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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