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570.おせち料理の植物

 今年は年末年始を東京で過ごしました。
 そのためいわゆるおせち料理は自作せずに市販のものを食べました。思い起こしてみると、市販のおせち料理を食べるのは初めてだったかも知れません。 

    2012KY_Osechi_20000new2[1]         P1040305.jpg
 ●左の写真がそのおせち料理で右はその「品書き」です。
 
 もの珍しさもあって、市販のおせち料理にどのような素材が使われているのか、調べてみました。
 その「品書き」には次のような料理があげてありました。

 ぶどう豆、鶴餅、祇園坊、千代呂木、紅白膾、叩き牛蒡、田作り、友白髪蒲鉾、柚子香伊達巻卵、数の子、花百合根、松笠慈姑、胡桃松風、海老と細魚の手網、棒鱈旨煮、車海老旨煮、鰊昆布巻き、焼目甘栗、絹さや、海老芋土佐煮、椎茸甘露煮、鯛の子旨煮、煮鮑、手鞠麩、鰈西京焼、帆立西京焼、鰻八幡巻き、筍木の芽焼き、花蓮根、平目龍皮巻き、烏賊とサーモンの錦糸巻き、菊花蕪、網笠柚子、はじかみ生姜、津久羽根、

 と、なんと全部で35品目もあったのです。それを材料別に整理してみますと、次のようになります。

  植物系:18品目
  魚、肉系:13品目
  その他:4品目

 これだけの種類の料理を自分で準備しようとすれば、これは大変なこと・・・市販のおせち料理の存在価値もよく分かる気がしました。
 また、日本食というのはいろいろな食材を多様な方法で調理しているということを改めて認識しましたし、植物を使ったものが多いということも実感しました。

 使われている植物18品目は次の通りです。

  ぶどう豆:  クロマメ (Glycine max マメ科 ダイズ属
  祇園坊:   カキ(「祇園坊」という品種があるようですが、その干し柿でした)
  千代呂木: チョロギ(Stachys sieboldii  シソ科 イヌゴマ属
  紅白膾:  ダイコン、ニンジン (Daucus carota  セリ科 ニンジン属)
  叩き牛蒡: ゴボウ(Arctium lappa  キク科 ゴボウ属)
  花百合根: 日本では、ヤマユリオニユリコオニユリの鱗茎が百合根として使われるようです
  松笠慈姑: クワイSagittaria trifolia var. edulis オモダカ科 オモダカ属)
  胡桃松風: クルミ (ほかに鶏肉、ケシの実も入っているそうです)
  焼目甘栗: チュウゴクグリ
  絹さや:   エンドウPisum sativum  マメ科 エンドウ属)
  海老芋土佐煮: サトイモColocasia esculenta  サトイモ科 サトイモ属)
  椎茸甘露煮:   シイタケ(厳密に言うと、植物ではありませんが・・・)
  筍木の芽焼き:  タケサンショウ
  花蓮根:  ハス
  菊花蕪:  カブ (Brassica rapa  アブラナ科 アブラナ属)
  網笠柚子: ユズCitrus junos ミカン科 ミカン属)
  はじかみ生姜:  ショウガ
  津久羽根:  ツクバネ(Buckleya lanceolata ビャクダン科 ツクバネ属) ただし、これは羽子板の羽を模した飾り物ですから食べられません。
 
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