FC2ブログ

050.マングローブの植物(1):オヒルギ

 8月30日の日経新聞によると、国連環境計画(UNEP)は、熱帯雨林や湿地を破壊するとその経済的な損失が世界で2.0~4.5兆ドルになると発表しました。例えば、熱帯雨林は、気候調整や水流調整、遺伝資源確保などの重要な機能を持っていて、それを破壊すると大きな損害を生じ、また破壊されたものを取り戻そうとするとさらに多額の費用が必要となるという形で計算をしたのです。

 日本人は世界で一番エビを食べる国民(一人当たりの消費量で)だと聞いたことがありますが、タイなどでは、そのエビを養殖するためにマングローブを切り開いて養殖池を作ることが普通に行われているとのことです。
 その場合、エビの養殖から得られる利益(1ha当たり1,220ドル)と、マングローブが持っている災害防止などの経済的な価値(10,820ドル)、伐採されたマングローブを復活させる費用(9,318ドル)などを比較計算すると、マングローブを保全することの方がはるかに経済的に有効だという計算ができるのだそうです。

 我々は、世界中の食物を輸入して食べていますが、それがその地域の利益になっていると思い込んできました。しかし、本当にそうなのか実態をよく知らなければいけませんなあ。身の丈にあった食生活というものをもう一度考えてみる必要があるように思いました。(今回は珍しくまじめです!)

タイ産の輸入エビです。

100901_192943.jpg 撮影:2010年9月1日 「ライフ甲子園口店」

 タイ産の「バナメイえび」と書いてあります。230gが398円ですから、やはり安iい。
 ちなみに、日本で消費されるエビの90%が輸入品です。このバナメイというエビは従来のブラックタイガーに代わって養殖エビの主力に躍り出たもので、タイでは養殖されるエビの99%がこの種類になっているそうです。

 そのマングローブを構成する植物は世界で70~100種があるそうですが、その中でも重要な植物オヒルギです。
 オヒルギはヒルギ科 Bruguiera属(オヒルギ属)の常緑高木で、わが国の南西諸島から台湾、フィリピン、東南アジアに広く分布しています。

 一見花に見える赤色の萼片をもつところから別名アカバナヒルギとも呼ばれています。この花で鳥を集める鳥媒花です。

 名前を漢字で書くと「雄漂木」、水辺に生えることから来たのでしょうか?不明です。

 写真です。

オヒルギ Bruguiera gymnorrhiza

   *P1080217.jpg   *P1080218.jpg
2012年11月22日 京都市「府立植物園」 

    47IMGP2662XX_convert_20100901215427.jpg     47IMGP5699_convert_20100901215503.jpg
    撮影:2004年5月30日    撮影:2005年10月8日
    名古屋市「東山植物園」     箱根町「強羅公園」

 切手です。

オヒルギ Bruguiera gymnorhiza  

    stpal0106.jpg       *stind1304.jpg         
  1987年 パラオ発行      2002年 インド発行     
     (普通切手)      (第5回気候変動枠組条約締約国会議)
 ●インドの会議はいわゆる「COP5」に当たります。
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR