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067.植物の分類体系の変遷

 この記事は、余り面白くないかも知れませんが、情報を整理したいと思って調べてみました。興味があればご一読ください。
 内容は、植物を分類するときの分類方法とその変遷といったものです。
180px-Carl_von_LinnC3A9[1] 
 植物を含めた生物の分類という分野で大きな足跡を残したのは、スエーデン出身のカール・フォン・リンネ氏(1707~1778:左の人)です。以前、生物の学名は二分法によって記すといいましたが、その学名の後に命名者の名前を記すことがあります。リンネ氏の場合だけは、「L.」と頭文字だけで表記されます。
 彼は、植物を分類するに当たって、花という「生殖器」の構造に着目しその形態から属の近い、遠いを判断し分類したのです。

(写真は、ウイキペディアより借用しました)


 その後、植物の分類学は高度に進展し、進化の概念も取り入れた体系が構築されるようになりました。現在行われている主要な分類方法は、次の3つがあります。
 
 ●新エングラー体系
  被子植物について、おしべ1つ、めしべ1つという単純な構造の花を持つ植物を原始的な形態とみなして、そのような植物群から複雑な構造の植物に進化していったと考えて、配列する分類方法です。
 その後、クロンキスト体系が、さらにはAPG体系が有力となりましたが、この新エングラー体系は直感的にも分かりやすく、市販の植物図鑑や教科書で使われています。

 ●クロンキスト体系
  これに対して、花被・おしべ・めしべ等が多数に軸の周りを螺旋状に配列している両性花を出発点とし、この「原始的被子植物」から種々の植物が進化したものと捉えるのがクロンキスト体系です。単純な構造の植物はこの「原始的は被子植物」の一部が退化したと考えるのです。
  かつてユリ科であったサルトリイバラがサルトリイバラ科に分類されるようになったのも、クロンキスト体系によって分類されたことによります。
 
 ●APG体系
  その後、遺伝子に着目し植物の分岐にしたがって分類をしようという新しい試みが進められました。これがAPG体系です。1990年代から盛んになったDNA解析技術を応用して展開された体系で、1998年に最初の分類の版が発表されました。 今後徐々にこの分類体系に移行すると言われています。

(この要約した説明が正しいかどうかについては自信なし、信用しないでください)

(以下、2010年9月26日追加分です)

リンネ氏にゆかりの切手です。

リンネソウ  Linnaea borealis

    
stswe0901.jpg
   
2004年 フィンランド発行

 
●リンネ氏が愛したことから属名がLinnaea属(リンネソウ属)とされました。この切手は人気の切手で、ようやく手に入りました。 別名メオトバナとも呼ばれるそうです。
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