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844.山奥植物園の植物(27):セイタカアワダチソウ

 本日の誕生日の花、セイタカアワダチソウです。

 セイタカアワダチソウはキク科 Solidago属(アキノキリンソウ属)の多年草で、原産地は北アメリカだということです。
 アキノキリンソウ属の植物はアキノキリンソウとして一度登場していますが、これは華奢な花で個体が減少している植物でした。
 一方セイタカアワダチソウは同じ属ながら、文字通り北は北海道から九州、沖縄に至る各地に分布しています。元々は切り花用にと持ちこまれたものが帰化し、このように広範囲に繁茂することになったものです。河原や空き地に群生して肥沃な土地では4メートル近くになる例もあるようです。

 黄色の花が群生している様子はきれいでもありますが、その勢いに圧倒される感もあります。
 そんなこともあって、外来植物法で要注意外来植物に指定されています。

 今回初めて知ったのですが、セイタカアワダチソウは「アレロパシー」という性質を持っているのだそうです。
 アレロパシーというのは、「ある植物が他の植物の成長を阻害する物質を出したり、あるいは動物や微生物を防いだり、あるいは引き寄せたりする」効果だということです。

 セイタカアワダチソウは、他の植物の成長を阻害する物質を地中に出しているそうで、その影響で競合する植物、例えばススキなどが抑圧されたのだそうです。
 セイタカアワダチソウは、地中にあるモグラやネズミからなる養分(糞や死体)の助けもあって昭和40年代には爆発的に生育地域を拡大させることができたようです。しかし、その後地中の養分も減少し、一方競合する植物も減少した結果、その抑制物質はセイタカアワダチソウ自体にも影響を及ぼすことになって急激な拡大が止まり、競合するススキなどが再び勢力を盛り返しているようなケースもあるのだそうです。
 こんな話を聞くと生物の世界は面白い、と思います。おごれるものひさしからず・・・・ですな。

 もうひとつ、セイタカアワダチソウが喘息の原因になると言われた時期があったそうですが、それは同じころ繁殖したブタクサと間違えられた結果だということです。

 で、写真です。

セイタカアワダチソウ Solidago altissima

    P1070289.jpg    P1070290.jpg
撮影:2012年10月7日 『山奥植物園』

    IMGP0263.jpg         IMGP0575.jpg
     撮影:2003年10月13日       撮影:2003年10月28日
      河内長野市       神戸市北区「フルーツフラワーパーク」


 切手です。

(次の1枚は、2016年3月27日追加分です)

セイタカアワダチソウ Solidago canadensis(=S. altissima)

    stblr0401.jpg
 2014年 ベラルーシ発行

オオアワダチソウ Solidago gigantea

    stusa0217.jpg     stusa0227.jpg
   (ケンタッキー州)   (ネブラスカ州)
この2枚は、1982年 アメリカ発行(州の鳥と花)
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鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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