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078.今日の植物(11):タバコ

 今日は、いよいよその日が間近になったタバコです。10月1日の値上げを控えて、買いだめに走る、禁煙に走る、どっちに走ろうか決めかねてとりあえず一服吹かしている・・・・さまざまだとお察し申し上げます。

 値上げの度に、愛煙家からは「これだけ税収に協力しているのに云々」と恨み節を聞かされるます。
 社会経済から見てタバコが本当に貢献しているかということについて、さまざまな試算がされています。どの試算によっても、タバコは全体としてペイしていないという結論になっているようですぞ。試算した人が喫煙家かどうかまでは、確認していませんが・・・
 一例です。1998年の試算(国立がんセンターの後藤公彦氏による)
  ●タバコの経済的メリット:合計2.8兆円(タバコ税:1.9、タバコ産業の賃金:0.2、など)
  ●タバコの経済的コスト:合計5.6兆円(医療費:3.2兆円、損失国民所得:2、休業損失:0.2、消防・清掃:0.2、など)  
  ●差し引き損失:2.8兆円/年
   年間消費本数(3000億本)で割ると、タバコ1本当たり9.3円の社会コストがかかっている、と結論づけられていました。 

  とはいいながら、私もかつては愛煙家でした。しかもタバコを吸っていない友人に「タバコを知らない男は世の中の半分を知らない男だ」などと言って、タバコを勧めたこともありました。すまん・・・・

 そのタバコですが、ナス科 Nicotiana属(タバコ属)の植物です。もろに「ニコチアナ」なのです。南アメリカの熱帯地方が原産地で、新大陸発見とともにヨーロッパから世界各地に広がって、現在の惨状(?)です。

 ウイキペディアによると、世界のタバコの生産量は635万トンで、国別には次のようになっています。(データは2002年です)
  1位 中国(37.7%)、2位 ブラジル(10.3%)、3位 インド(9.1%)、以下、アメリカ、ジンバブエと続きます。葉巻で有名なキューバも生産量はずっと少ないようです。

 昔は『山奥植物園』の周辺でもタバコ栽培が盛んに行われていたようです。収穫した葉を乾燥させる乾燥庫(窓がなくて、上部に換気用の口が開けられていました)があったことを記憶していますが、今はもう見当たりません。

タバコ Nicotiana tabacum

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    撮影:2005年5月29日 阿波市

 ●偶然車で通りかかってこの風景に出合いました。はるかかなたまで一面のタバコ、このような風景は初めてでした。花としてもなかなか魅力的です。鳥取の砂丘でもタバコが植えられているのを見たことがありますが、砂地を好むのでしょうか。

ニコチアナ Nicotiana sanderae

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    撮影:2003年6月21日 京都市「府立植物園」

Nicotiana属の切手です。

タバコ Nicotiana tabacum  

     styug1602.jpg               sthau0304.jpg
1995年 (旧)ユーゴスラビア発行   1963年 (旧)オートボルタ発行 
      (薬用植物)                (普通切手)

    stsrh0201.jpg      stsrh9901.jpg
      1953年          1964年 
   この2枚は(旧)英領南ローデシア発行の普通切手です。

     stidn0902.jpg       stcub0102.jpg
   1961年 インドネシア発行  1983年 キューバ発行
             

    strhn0101.jpg     strhn0102.jpg

     strhn0103.jpg     strhn0104.jpg
 この4枚は、1963年 (旧)ローデシア・ニアサランド発行(世界タバコ会議)

(左)ハナタバコ Nicotiana alata         
(右)キダチタバコ Nicotiana glauca

    strom1401.jpg        stcis0104.jpg
 1964年 ルーマニア発行   1993年 (旧)シスカイ発行
                         (外来植物)

 ●ユーゴスラビアの切手は、例の薬用植物(なのです)シリーズです。
 ●(旧)オートボルタの切手は、前にも出てきましたが、16種セットのうちの1枚です。
 ●1953年の(旧)南ローデシアの切手は、14種の普通切手(うち3種が植物切手)のうちの1枚です。前に、バオバブの切手もありましたが、気品のある凹版印刷の切手です。
 ●1964年の(旧)南ローデシアの切手は、同じく14種の普通切手(うち6種が植物切手)のうちの1枚です。現在のジンバブエに当たりますから、当時からタバコの産地だったのですね。 乾燥タバコが描かれています。
 ●インドネシアの切手は、前年に発行された切手(8種ありました)のうち3種に印刷を加えて(「加刷」と言います)料金を加えています。インドネシア語で表記がありますが、内容は不明です。

 (以下、2010年10月14日追加分です)

 インドネシアに詳しい方から教えていただきました。
 加刷「BENTJANA ALAMA」は「自然災害」という意味だということです。寄付金は国を自然災害から守るためのものだろうということでした。お教えいただき感謝いたします。

(以上追加分です)

 ●キューバの切手は、4種セット(多分)のうちの1枚です。キューバも主要なタバコ生産国だったと記憶しています。
 ●(旧)ローデシア・ニアサランドは(旧)南ローデシアとともに現在のジンバブエに当たります。 乾燥タバコとタバコの競りの会場(Auction Floor)が描かれています。
 ●ルーマニアの切手は、8種セットのうちの1枚です。
 ●(旧)シスカイの切手は、4種セット(?)のうちの1枚です。



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