FC2ブログ

862.今日の植物(509):ミズヒキ

 本日登場しましたのは、ミズヒキという植物です。 この花は一度取り上げたいと思いながら少し季節外れになってしまいました。

 ミズヒキは、タデ科 Polygonum属(タデ属)の多年草で、わが国を始め、朝鮮半島、中国やインドネシアに分布しているようです。

 名前を漢字で書くと「水引」、花の上が赤く、下が白いところを水引になぞらえた命名です。
 葉には独特の斑が見られます。

 以前、キンミズヒキという植物が登場しましたが、キンミズヒキの方はバラ科の植物です。

 ミズヒキの写真です。 花が細くついていますから、ピントを合わせるのが大変なのです。

ミズヒキ Polygonum filiforme

     IMGP4083.jpg       IMGP3190.jpg
    撮影:2004年9月26日      撮影:2003年8月24日
   神戸市「六甲山森林植物園     『山奥植物園』

 ミズヒキを描いた切手はありませんでした。こりゃ、発行されてないかもしれません。

837.音楽の植物(34):スイバ

 本日の誕生日の花の一つスイバです。

 スイバはタデ科 Rumex属(スイバ属あるいはギシギシ属)の多年草で、わが国を含む北半球に広く分布している植物です。
 スイバは別名ギシギシ、スカンポ、スカンボなどとも呼ばれています。

 スカンポといえば童謡がありました。
  「すかんぽの咲く頃」(作詞:北原白秋、作曲:山田耕筰)
  http://www.uta-net.com/user/phplib/view.php?ID=96099

 この歌を聴いてスカンポとはどんな花なのだろう、と思ったことも思い出しました。当時、子供たちの間ではこの植物はスイバと呼ばれていたものですから、同じ植物とは知らなかったのです。
 茎を噛むと酸っぱいことからこのスイバという名前は出てきたようです。茎を折ってみて中空になっているのは蛇が食べた後だからかじってはいけないとも言われました。

 この歌に出てくる「ジャワサラサ」も当時は何のことやらわからん、状態でした。
 後年、繊維に関わる仕事をすることになって、これが「更紗」だということが分かったのです。それでも、なぜスカンポがジャワ更紗なのか不明のままです。

 スイバは古くから食用にされてきたそうで、英語名のソレルという名前で呼ばれることもあるようです。

 写真です。

スイバ Rumex acetosa

    IMGP1553.jpg       IMGP2087.jpg
     撮影:2003年6月7日     撮影:2003年11月30日
    三田市志手原地区           伊勢市

 Rumex属を描いた切手です。この属を描いた切手はないだろうと思っていたのですが、あったのです。

ルメックス・フェシカリウス Rumex vesicarius

    stuae0205.jpg
2011年 アラブ首長国連合発行

750.今日の植物(424):アイ

 本日の誕生日の花、アイという植物です。

 アイは、タデ科 Persicaria属(イヌタデ属)の一年生植物です。
 漢字で書くと「藍」、他にアイタデとかタデアイとも呼ばれます。

 代表的な染色用の植物で原産地はインドなのですが、紀元前の古くから世界中で青色の染料として使われていたということです。
 このアイで染めたブルーをインディゴ(ブルー)と呼びますが、これも原産地のインドから来ているようです。

 日本には6世紀頃に中国から伝わって来たようです。それ以降全国で栽培されており、特に阿波の国はアイの産地として有名でした。
 日本の藍染めの技術は高度なもので、このアイで染めた鮮やかなブルーは「Japan Blue」と呼ばれていました。

 その後、インド産の安いアイが入ってきたり工業的に合成された染料が使われだしたりして、日本産のアイは縮小の一途をたどったようです。でも、染まった時の色の深さ、堅牢度など天然のアイの愛好家も多いということです。

 「出藍之誉」という言葉があります。この染料の藍はアイの葉からとるのですが、染料の方が葉よりも青色が濃いところから「弟子が師よりもすぐれている」ことをいうのだと教わりました。

 写真です。1枚だけありました。

アイ Persicaria tinctoria

    IMGP2730.jpg
撮影:2003年7月20日 神戸市「市立布引ハーブ園」
 ●アイは以前はタデ属に分類されていて「Polygonum tinctorium」とされていたのですが、「Persicaria」の方が標準ということになっているようです。
 ●ついでに、「Persicaria」は「モモに似ている」という意味で、アイの葉がモモの葉に似ていることから来ているようです。
  また、「tinctoria」は「染料の」という意味です。

 切手は手元にはありませんでした。どこかの国で発行されていそうですので、探してみましょう。

(以下2014年5月27日追加分です)

 と言っていましたが、切手を入手しました。やはり、染色用の植物として取り上げられていました。

アイ Persicaria tinctoria

     stkor1704.jpg
2002年 大韓民国発行(染色用植物) 
 ●同じシリーズで発行された植物の切手が全部で4種あるのですが、バックの色はその植物で染めた色というセンスのいい切手です。このような切手を日本でも発行してくれると嬉しいですが。
  後の3種は次の植物です。
   ベニバナ  http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-505.html
   ムラサキ  http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-1055.html
   オオトネリコ (トネリコ) http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-561.html

484.今日の植物(236):アンティゴノン

 本日の植物はアンティゴノンという植物です。

 アンティゴノンは、タデ科 Antigonon属(アンティゴノン属)の植物の総称で、メキシコから中央アメリカに分布しています。
 写真や切手に登場するニトベカズラは、漢字で書くと「新渡戸葛」、新渡戸稲造博士にちなんだ名前のようですが、経緯は不明です。他に、アサヒカズラとう呼称もあります。
 
 耐寒性がないので本州では露地植えは難しいようですが、沖縄あたりでは繁茂しているようです。

写真です。

ニトベカズラ Antigonon leptopus

    IMGP2526XX.jpg       IMGP2607.jpg
   撮影:2004年5月29日      撮影:2003年6月29日 いずれも、加西市「県立フラワーセンター」
 ●鮮やかなピンクが印象的です。

切手です。

ニトベカズラ Antigonon leptopus

    stgre0410.jpg         stbrm0111.jpg
 1986年 グレナダ発行   1970年 英領バーミューダ発行
                        (普通切手)

    stantn0204.jpg             sttha0704.jpg
 1964年 オランダ領アンティール発行   1985年 タイ発行
      (児童福祉)              (国際文通週間)

    stcmr0402.jpg          stsvn0601.jpg
 1966年 カメルーン発行     セント・ヴィンセント発行
                       (カリブの薬用植物)

477.今日の植物(230):ソバ

 本日の誕生日の花は、ソバです。
 ソバは、タデ科 Fagopyrum属(ソバ属)の一年生の植物です。原産地は、最近の研究では中国南部だとされているようです。

 ソバは荒れ地でも短期間で成長するということで、救荒作物としても重要な植物でした。
 私たちは、ソバ粉を利用してソバ切りやソバ掻き、饅頭、などの形で楽しんでいますし、焼酎、ソバ茶に加工したり、あるいは脱穀したあとの殻を枕に使ったりと、日本人の生活に密接した植物でもあります。

 現在の国内のソバの生産量の上位3県は、北海道、長野、山形となっています。作付面積は休耕田対策の面もあって、徐々に増加いしているということで、米の生産減少の問題はありますが、ソバ好きとしては嬉しいことです。
 日本のソバの消費量から見るとその80%は輸入に頼っており、その輸入の84%が中国、12%が米国といいますから、この2国で日本の需要の大きな部分をまかなってもらっていることになります。

 もうひとつ、ソバはアレルギーの原因物質にもなるようです。私の友人にも一人ソバアレルギーの人がいるのですが、ソバはもちろん、ソバを茹でた湯を使って茹でたうどんもだめ、ソバ殻の枕も、ソバ饅頭もだめ、とこれは大変です。

ソバの写真です。

ソバ Fagopyrum esculentum

    P1030752.jpg    P1030753.jpg

    P1030751.jpg
以上3枚は、撮影:2011年10月9日 桜井市笠地区
 ●花の時期は少し過ぎていたようです。

    P1030679.jpg    P1030680.jpg
 
    P1030677.jpg
以上3枚は、2011年10月9日 桜井市三谷地区「山野草の里」
 ●赤い花のソバがありました。こちらは、ちょうど花が満開の時期に当たったようです。 接写するとこの花のかわいらしさがよく分かりました。

      P1030746.jpg
 ●打ち立ての蕎麦がうまかった。同日笠地区「笠そば」にて。(残念ながらノンアルコール・ビール) 

    P1030770.jpg     P1030772.jpg
以上2枚は、撮影:2011年10月17日 越前市真柄地区
 ●出張の途中で撮影、こちらはほぼ満開時期に当たりました。 
 ●越前市(元の武生市)も蕎麦の美味しいところです。JR武生駅前の「たかせや」のおろしそばはお勧めです。 

(以下の5枚は、2013年11月10日追加分です)


 『山奥植物園』およびその周辺にもソバを植えた畑があちらこちらで見られます。休耕田が増えて雑草が繁茂している姿を見ることも多くなりましたから、こんな光景に出合うと嬉しくなるのです。

    P1100783.jpg    P1100784.jpg
この2枚は、撮影:2013年9月29日 宇部市宇内地区
 ●白い花のソバの方が花期が早いのでしょうか?

    P1100971.jpg     P1100972.jpg
 
    P1100974.jpg
この3枚は、撮影:2013年11月7日 『山奥植物園』  

ソバの切手です。ようやく1枚見つけました。今年発行のホヤホヤ切手です。

ソバ Fagopyrum esculentum

    stjpn15303.jpg 
2011年 日本発行(Pスタンプ「信州安曇野」)
 ●確かに切手に「そば一面」と書いてあるから「ソバかなあ」と思いますが、それにしても程度の低い切手です。何の花かわからないような写真を、しかも荒っぽい印刷をしていますから、これはいけません。
   
(おしらせです)

当日桜井市周辺で撮ってきた他の植物の写真を追加しました。

 シュウメイギク http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-98.html
 ツリフネソウ  http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-11.html
 イヌサフラン  http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-148.html
 イネ       http://botdiary.blog122.fc2.com/blog-entry-470.html
 
↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR