2424.今日の植物(1912):ポリスキアス

 今日の植物は、ポリスキアスという植物です。

 ポリスキアスは、ウコギ科 Polyscias属(ポリスキアス属)の植物で、The Plant Listではこの属に分類される植物が179種あるということですからかなり大きな属ということになります。

 ウイキペディアによりますと、2003年に公開されたウコギ科の植物の一覧では、このPolyscias属には116種が挙げられているということですので、The Plant List とは少し数に違いがあるようです。

 切手に描かれているPolyscias fulva種について調べてみると、この種の材は工芸品の材料として使われるそうで、太鼓の材料ともなるということです。民間の薬用植物としても使われているという情報もありました。また森林を再生させるときに最初に栽培される樹でもあるようです。

 写真です。ネットから借りています。左の写真のように、下部に枝がないところも特徴だということです。

ポリスキアス・フルバ Polyscias fulva

    Polyscias fulva     Polyscias fulva2
 ●ウコギ科の植物は久し振りなのですが、右の写真を見るとカミヤツデに似た印象があって、「やはりウコギ科」という感じです。

 切手です。最近入手したものです。

ポリスキアス・フルバ Polyscias fulva

    strwa1401.jpg
1979年 ルワンダ発行(アフリカの樹木) 

2423.今日の植物(1911):ピストリニア

 今日の植物は、ピストリニアという植物です。

 ピストリニアは、ベンケイソウ科 Pistorinia 属(ピストリニア属)の植物で、The Plant Listでは亜種も含めて3つの種名が記されていましたので非常に小さな属ということになります。
 ウイキペディアでPistoriniaを検索しますと、同じベンケイソウ科のSedum(マンネングサ)属の記事に飛んでいくようになっていて、Sedum属として扱われているようです。従って、ウイキペディアでピストリニアの記事はなかったということになります。

 ネットで探してみると、Pistorinia 属として取り上げた記事もありました。その情報によりますと、2種(亜種をカウントしていないと思われます)が地中海の西部地域に分布する一年草で、5弁の花を持っているということです。

 今回、このピストリニアを取り上げたのは、切手に描かれている植物の学名がつい先日判明したことによります。
 このモロッコから発行された切手は、もう10年以上前に入手していたのですが、切手に記載された学名に該当する植物名がなくて、名前が分からないままに放っておいたものです。モロッコからは魅力的な植物切手がたくさん発行されているのですが、この切手は他のモロッコの植物切手に比して特に大きな切手になっています。そんなことろもあって、植物の名前が分からないのが気になっていた切手の一つでした。

 お世話になっているThe Plant Listには、属名の綴りを最初から入れていくと、候補が一定の数になった時点でその綴りをもつ学名の候補が表示される機能があります。今回その機能が発揮されて属名が分かりました。切手にPistoricaと記載されていた属名は、Pistoriniaが正しかったのです。
 植物切手に記載されている学名には頻繁に誤りがあります。多くは綴りの1字が違っているというようなものなのですが、今回のようなものもあって、判明に苦労するということもあります。
 中には一緒に発行された他の切手と学名をテレコに記載したというようなエラーまでありました。
 こちらもその例です⇒ヒマラヤウバユリ

 と講釈が長くなりましたが、写真です。これも手元にありませんでしたので、ネットから借用です。

(左)ピストリニア・ブレビフロラ Pistorinia breviflora
(右)ピストリニア・ヒスパニカ Pistorinia hispanica

    Pistorinia_breviflora[1]     Pistorinia-hispanica[1] 
 その切手です。

ピストリニア・ブレビフロラ Pistorinia breviflora (?)
 
    stmrc0402.jpg
  2000年 モロッコ発行
 ●なのですが、上の写真と比較してみますと、切手に描かれているのはPistorinia hispanica種の方ではないかと思われます。ネットで確認してもPistorinia brevifloraの花はみな黄色のようですので・・・モロッコさん、しっかりしてよ、ですかな?

2422.今日の植物(1910):ダイオウウラボシ

 今日の植物は、ダイオウウラボシという植物です。新年最初の記事なのですが、おめでたい植物でもなく、申し訳ありません。しいて言えば、久し振りに手元に写真と切手がある植物なのです。

 ダイオウウラボシは、ウラボシ科 Phlebodium 属(ダイオウウラボシ属)に分類されるシダ植物です。The Plant Listによれば、この属に分類される植物は5種だとされていましたので、小さな属ということになります。

 ウイキペディアの情報によりますと、Phlebodium 属の植物はアメリカ大陸の熱帯から亜熱帯地域を原産地としているということです。
 切手に描かれているPhlebodium aureum種は、中央アメリカでは、民間で煎じ薬として使われているという情報がありました。ぜんそくや心臓病などに効く万能薬なのだそうです。

 写真です。自前の写真と言いながら余りできのよいものではありませんので、ネットからも借りてきました。
 それにしても、シダ植物というのは違いが分かりにくいです。ちょっと見ただけでは、科の違いもよく分かりませんので困ったものです。

キンモウウラボシ Phlebodium aureum

    P1120598.jpg
2014年5月8日 宇部市「常盤公園」

    Phlebodium-aureum_thumb[1]
 こちらはネットからです

 切手です。

キンモウウラボシ Phlebodium aureum

    stmon1101.jpg
2012年 英領モンセラト発行(カリブのシダ)

(おしらせです)

 時々リンクしてご紹介していましたが、手元にある植物を描いた切手をHPの形で整理してきました。昨年末でその枚数(種類数)が10,000種類を超えました。改めてご紹介させていただきますので、一度覗いてみてください。
 こちらです⇒切手植物図鑑

2421.今日の植物(1909):シデリティス

 今日の植物は、シデリティスという植物です。

 シデリティスは、シソ科 Sideritis属(シデリティス属)の植物で、The Plant Listでは204種の名前が挙げてありましたので、かなり大きな属ということになりそうです。

 ウイキペディアの情報によりますと、この属の植物は地中海沿岸からバルカン地域、イベリア半島に多く分布しており、中央ヨーロッパやアジアの温帯地域にも見ることができるということです。
 この属の植物は、mountain tea と呼ばれて、薬用植物や薬効のある茶として使われているのだそうです。

 この植物は古代ギリシャ時代からよく知られていたということです。属名のSideritisは、ギリシャ語由来で、"she who is made of or has iron". (鉄でできた女性、あるいは鉄を持った女性)という意味だそうです。
 この植物がかつては鉄の兵器で受けた傷を治すのに使われたからとか、ガクの形が槍の穂先ににているから、この名前になったという説があるそうです。

 写真です。ネットから借用しています。

シデリティス・レセリ Sideritis raeseri

    Sideritis raeseri     Sideritis raeseri1

 切手です。

シデリティス・レセリ Sideritis raeseri

    stath0101.jpg             stalb1501.jpg
2010年 アトス自治修道士共和国発行 1988年 アルバニア発行
    (動植物)             (アルバニアの花)
 ●この左のアトス自治修道士共和国というのは、このブログに初めて登場しますが、ギリシャの一部でギリシャ正教の聖地となっている地域です。厳しい修行を行う修道士約2000人が暮らしており、ギリシャ内で自治権が認められている共和国なのです。

(お知らせです)

 ツルバギアという植物を描いた切手を入手しましたので、追加しました。⇒ツルバギア

2420.今日の植物(1908):アゾレラ

 今日の植物は、アゾレラという植物です。

 アゾレラは、セリ科 Azorella属(アゾレラ属)の植物で、The Plant Listによれば29の種があるとされていました。一方、ウイキペディアでは約70種があるということですので、双方には相当の差があるようです。
 そのウイキペディアの情報によりますと、Azorella属の植物は南アメリカ、ニュージーランドや南太平洋の島嶼地域を原産地とする植物群だということです。

 これらの地域の山間部や南極に近い地域では海岸に分布する背の低い植物で、お互いが集まって円形のマウンド上の形になるものがあるようです。

 写真です。手元にありませんでしたので、ネットから借りています。

アゾレラ・セラゴ Azorella selago

    Azorella selago1     Azorella selago 

 切手です。

アゾレラ・セラゴ Azorella selago

    stantf0601.jpg
1973年 仏領南方南極地域発行
 ●この仏領南方南極地域からは、この地域特有の植物を描いた切手が発行されています。この切手も、最初は植物が描かれているとは思えなかったのですが、調べてみると植物だった、というようなことがありました。
↓ここをポチッとしてください
FC2カウンター
最新記事
検索フォーム
カテゴリ
プロフィール

おにぐんそう2

Author:おにぐんそう2
週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR