2389.今日の植物(1877):クモラン

 今日の植物は、クモランという植物です。

 クモランは、ラン科 Taeniophyllum属(クモラン属)の植物です。久し振りのラン科の植物ということになりそうです。
 The Plant Listによれば、Taeniophyllum属に分類される植物は185種があるとされています。ウイキペディアでもほとんど200種に近いと表記されていますので、かなり大きな属ということになるようです。

 そのほとんどはインドネシア、マレーシア、フィリピン、インドシナといった東南アジア原産なのだそうですが、中国やインド、中央アフリカ、オーストラリアそして日本にも分布しているものがあるということです。
 和名は根を広げているところが蜘蛛に似ている所から来ているようです。樹木の樹皮に着生するランで、葉がなくて、花も目立たず余り観賞用にはならないランのようです。

 写真です。左が日本にも分布しているクモランです。関東以西に分布し、ウメの木によく付いているそうですので、注意して見てみましょう。

(左)クモラン Taeniophyllum glandulosum
(右)テニオフィルム・ビオケラツム Taeniophyllum biocellatum

    Taeniophyllum_glandulosum.jpg     Taeniophyllum_biocellatum.jpg 
 切手です。

クモラン属の一種 Taeniophyllum sp.

    stidn1801.jpg
1977年 インドネシア発行

2388.今日の植物(1876):クロバナロウゲ

 今日の植物は、クロバナロウゲという植物です。

 クロバナロウゲは、バラ科 Comarum属(クロバナロウゲ属)の植物で、この属には切手に描かれているComarum palustre 種の1種のみがあるということのようです。
 ウイキペディアの情報によりますと、このComarum属はかつてはキジムシロ(Potentilla)属のクロバナロウゲ亜属とされていたのですが、新しいAPGの分類体系で独立した属とされることになったようです。

 Comarum palustre は、北米やヨーロッパ、アジアに分布し、水辺に生育しているということです。日本では北海道と本州中部以北の亜高山地域の湿地や湿原に分布しているということです。

 名前を漢字で書くと、「黒花狼牙」。狼牙(ロウゲ)はミツモトソウという植物の中国名だという情報がありました。

 写真です。ついでにミツモトソウの写真も加えました。いずれもウイキペディアからの借用です。

クロバナロウゲ Comarum palustre

    Comarum_palustre.jpg 

ミツモトソウ Potentilla cryptotaeniae

    Potentilla_cryptotaeniae.jpg

 切手です。本年4月29日に日本からも発行されました。

クロバナロウゲ Comarum palustre

    stjpn28504.jpg 
2017年 日本発行(天然記念物「尾瀬」)
 ●この天然記念物シリーズは今回が2回目の発行です。今回一緒に発行された切手はこちらです。⇒切手植物図鑑

クロバナロウゲ Potentilla palustris(=Comarum palustre)

    sticl0101.jpg
1983年 アイスランド発行

2387.今日の植物(1875):アストラカンサ

 今日の植物は、アストラカンサという植物です。

 アストラカンサは、マメ科 Astracantha属(アストラカンサ属)の植物で、The Plant Listでは253種を含む属だとされています。一方、ウイキペディアでは、Astracantha属はAstragalus属(ゲンゲ属)とされていて、双方の見解が違っていますが、切手の表記も含めて、今回はThe Plant Listに従ってAstracantha属とすることにします。

 ウイキペディアにはこの植物に関する情報がなかったのですが、他のサイトで紹介されていた情報によりますと、切手に描かれているAstracantha arnacantha subsp. Aitosensis種はブルガリア固有の種のようです。肥沃ではない岩場の傾斜地に分布しているようで、絶滅が危惧される植物でもあるようです。

 写真です。外観はマメ科のイメージとは違っていますが、花を見るとなるほど、というところでしょうか。

アストラカンサ・アルナカンサ・アイトセンシス Astracantha arnacantha subsp. Aitosensis

    Astracantha arnacantha subsp Aitosensis 

 切手です。そのブルガリアから発行されていました。

アストラカンサ・アルナカンサ・アイトセンシス Astracantha aitosensis (=Astracantha arnacantha subsp. Aitosensis)

    stbul4502.jpg
2007年 ブルガリア発行(高地の花)
 ●この切手と一緒に発行された切手です。⇒切手植物図鑑

 ●これまで写真だけだったのですが、切手を入手しました。
  ヒューケラネメシア

2386.今日の植物(1874):オランダビユ

 今日の植物は、オランダビユという植物です。

 オランダビユは、マメ科 Psoralea属(オランダビユ属)の植物で、The Plant Listによれば105種を擁する属だということです。ウイキペディアの情報では、Psoralea属の植物のほとんどのものは有毒なのですが、中には食用になる種もあるということです。
 また、ダイズのようにマメ科の植物の多くはイソフラボンという物質を含むのですが、Psoralea属の植物は特に多く含まれるという情報がありました。
 切手に描かれている、Psoralea pinnata種は南アフリカ原産の植物なのですが、オーストラリア南部やニュージーランドに帰化し繁茂するようになっているという情報もありました。

 写真です。ウイキペディアから借りてきました。種小名がpinnata(羽状の)とあるように、細く切れ込んだ葉が特徴で、葉だけ見るとマメ科の植物とは思えない外観です。同じ属には羽状になって風に吹かれて転がっていくような種もあるということです。

プソレア・ピンナタ Psoralea pinnata

     Psoralea_pinnata_1[1]

 切手です。

プソレア・ピンナタ Psoralea pinnata

    stshl0502.jpg
1994年 英領セントヘレナ発行
 ●セントヘレナは、南大西洋、アフリカの西方にある島ですので、この植物が帰化しているのかもしれません。
  一緒に発行された切手はこちらです⇒切手植物図鑑 

2385.今日の植物(1873):マハランガ

 今日の植物は、マハランガという植物です。

 マハランガは、ムラサキ科 Maharanga属(マハランガ属)の植物で、The Plant Listによれば5種が確認されているという小さな属のようです。
 考えてみると、このところ3回続けてムラサキ科の植物になりました。意図的なものではなく、気づいたらそうなっていたということなのです。

 ですが、頼みのウイキペディアにもMaharangaに関する情報がなくて、これは弱った・・・状態でした。
 他のサイトで調べたのですが、分かったのはネパールに分布している植物のようだということで、こりゃあかん。です。

 写真です。なかなか魅力的な花を持っています。

マハランガ・エモディ Maharanga emodi

    Maharanga-emodi-4[1]     Maharanga-emodi-1[1] 

 切手です。そのネパールから発行されています。

マハランガ・エモディ Maharanga emodi

    stnep0901.jpg
2015年 ネパール発行(ネパールの植物)
 ●一緒に発行された切手です。⇒切手植物図鑑
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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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