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2518.今日の植物(2004):グロブラリア

 今日の植物は、グロブラリアという植物です。

 グロブラリアは、ゴマノハグサ科 Globularia 属(グロブラリア属)の植物で、The Plant Listによれば変種や亜種を含めて34種が確認されているということですから、小さな植物群ということになりそうです。

 ゴマノハグサ科としましたが、ややこしいゴマノハグサ科の例にもれず最新の遺伝子解析に基づく分類ではオオバコ科とされています。
 前々回のCraterostigma 属(クラテロスティグマ属)が当初はゴマノハグサ科とされていたのがオオバコ科とされ、さらに現在ではアゼナ科になっているという例がありましたが、今回のグロブラリア属はオオバコ科への変更にとどまっている、という恰好でしょうか。

 ウイキペディアによりますと、この属の植物はヨーロッパ中南部、アフリカ北西部および東南アジア地域を原産地としているということです。
 マット状に広がり、白や紫、バイオレット、ピンクの小さな花を咲かせ、園芸用に栽培される種もあるということです。
 切手に描かれているGlobularia amygdalifolia種は、切手の発行国のカーボベルデ固有の種で、絶滅が危惧されている種でということです。

 写真です。珍しく手元に1枚あったのです。それと切手に描かれているGlobularia amygdalifolia種の写真をネットから借用しています。

グロブラリア・サリキナ Globularia salicina

     P1040324.jpg 
 撮影:2012年1月9日 神戸市元町
 ●元町から再度山(ふたたびさん)への登り口の小さな園芸店の花壇で見つけたような記憶があります。

グロブラリア・アミグダリフォリア Globularia amygdalifolia

    Globularia_amygdalifolia.jpg

 切手です。

グロブラリア・アミグダリフォリア Globularia amygdalifolia

    stcve0402.jpg
2001年 カーボベルデ発行(薬用植物)
 ●薬効があったのですね。種小名のamygdalifoliaは「モモ属の葉のような」という意味です。
 ●この切手と一緒に発行された切手です。⇒切手植物図鑑

(このブログは毎週2回、月曜日と金曜日に記事を掲載する予定ですので、また覗いてみてください。)

2517.今日の植物(2003):アゼナ

 今日の植物は、アゼナという植物です。

 アゼナは、ゴマノハグサ科 Lindernia属(アゼナ属)の植物で、The Plant Listでは88の種が取り上げられていましたので、やや大きな属ということになるのでしょうか。
 前回登場したクラテロスティグマは従来の分類体系ではゴマノハグサ科に分類されていたもので、新しい体系ではアゼナ科に分類されるようになったとご紹介しましたが、このアゼナも名前の通り同じくアゼナ科に分類される属です。と言いますより、科名がアゼナ科(Linderniaceae)ですからLindernia属がこの科の代表のようなものでしょう。
 名前のアゼナは畦に生えるところから来ていると思います。

 ウイキペディアによりますと、Lindernia属の植物は世界の温暖な地域に原産地を持つ植物だということです。面白いことにこのウイキペディアでは、Lindernia属に分類される種は30種だとされていて、The Plant Listの数字とは大きく違っています。
 例えば、切手に描かれているLindernia crustaceaはその30属の中に名前が出ていません。しかし、同じウイキペディアの他のページではLindernia crustaceaという種名が取り上げられていて、この種はかつてはCaparia crustaceaとされていた、と記されていて情報が整合していないようです。

 そのLindernia crustacea種は、和名をウリクサといい、日本全土、朝鮮半島、中国、東南アジアに広く分布しているということです。名前の由来は、果実の形がマクワウリに似ていることによるということです。どこかで出会っているかもしれませんね。

 写真です。うーん、見たことがあるような・・・でも可愛い花を持っています。

ウリクサ Lindernia crustacea

    Lindernia_crustacea_(2724168563)[1]     4P295_Lind-crus_RR2_GM1_MX[1] 

 切手です。

ウリクサ Lindernia crustacea

    stplnf0703.jpg
1988年 仏領ポリネシア発行(薬用植物)
 ●ウリクサは薬用植物でもあるようです。こちらのセットで発行されました⇒切手植物図鑑
  同じポリネシアからは1986年、1987年にも薬用植物を描いた切手が発行されています。いずれも凹版印刷のしゃれた切手です。

(おしらせです)

 以前ウバタマサボテンというサボテンの仲間が登場しましたが、自前の写真がない、ということにしていましたが、以前に撮影したものがあることが分かりましたので掲載しました。⇒ウバタマサボテン

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2516.今日の植物(2002):クラテロスティグマ

 今日の植物は、クラテロスティグマという植物です。
 
 クラテロスティグマは、ゴマノハグサ科 Craterostigma 属(クラテロスティグマ属)の植物で、The Plant Listでは9属が掲載されていますので、小さな属ということになります。
 この属のややこしいところは、このブログではゴマノハグサ科としていますが、遺伝子解析によるAPG分類体系では当初はオオバコ科に分類されるようになっていましたが、直近の分類体系ではアゼナ科という科に分類されるようになっています。誠にややこしいのです。

 で、このCraterostigma属に関する情報を調べてみたのですが、毎度お世話になっているウイキペディアにも情報がありませんでした。
 ほかのサイトでは、切手にとりあげられているCraterostigma plantagineum種についての情報がありましたが、それによりますと、この種は熱帯アフリカに分布している植物のようです。さらにこの種は乾燥状態にたいする強い抵抗力を持っているようで、それは分子レベルでの抵抗システムによるというような情報もありました。

 Craterostigma plantagineumの種小名の
plantagineumは「オオバコに似た」という意味があります。葉の形状を言っているのでしょうか?

 写真です。ネットから借用しています。なかなか魅力的な花を持っています。

クラテロスティグマ・プランタギネウム Craterostigma plantagineum

    Craterostigma_plantagineum,_blomme,_Borakalalo-suid,_a[3]     scro_craterostigma_plantagineum_rvbli_loc_milanzi_12-09_16_4203_a1c17e[1]   

 切手です。1枚ありました。

クラテロスティグマ・プランタギネウム Craterostigma plantagineum

    sttcd0201.jpg
  1975年 チャド発行(花)
 ●一緒に発行された切手はこちらです⇒切手植物図鑑

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2515.今日の植物(2001):エリサリス

 今日の植物は、エリサリスという植物です。

 エリサリスは、アカネ科 Erithalis 属(エリサリス属)の植物で、The Plant Listには8つの種があげてあるという小さな植物群です。ウイキペディアの情報によりますと、エリサリス属の植物はフロリダ州の南部から熱帯アメリカにかけて分布しているということです。

 切手に描かれているErithalis fruticosa種について他のサイトで情報がありました。
 それによりますと、この種はフロリダに固有の常緑樹種で、白い花、赤と黒の果実をつけるのだそうです。山地のフロリダでは自生しているものが減り、絶滅が危惧されているということです。

 写真です。ネットから借用しています。

エリサリス・フルティコサ Erithalis fruticosa

    erithalis_fruticosa.jpg     Erythralis_fruticosa1.jpg 
 ●実が赤色と黑色というのは、赤い実が後に黒くなるのかもしれません。
 ●種小名に「fruticosa(低木状の)」というのがつけられている植物も結構多いのです。このブログでも次のような植物が登場しています。
  Phlomis fruticosa(シソ科)、Potentilla fruticosa(バラ科)、Ruttya fruticosa(キツネノマゴ科)、Kopsia fruticosa(キョウチクトウ科)

 切手です

エリサリス・フルティコサ Erithalis fruticosa

    stantn0802.jpg
1990年 蘭領アンティール発行(花)
 ●前回の切手と同じセットで発行されました。 

2514.今日の植物(2000):エボルブルス

 今日の植物は、エボルブルスという植物です。

 エボルブルスは、ヒルガオ科 Evolvulus属(エボルブルス属)の植物で、The Plant Listによれば変種を含めて116種があるとされていますので、かなり大きな属ということになります。

 ウイキペディアによりますと、この属の植物のほとんどはアメリカ大陸を原産地としているようです。ただ、ウイキペディアによれば、日本にもアサガオガラクサ(Evolvulus alsinoides)など3つの種が分布しているのだそうです。

 写真にあるアメリカンブルー種は、もともと品種改良により作出された園芸種で「
Blue Daze」と命名されていたものが、日本では色々な名前で呼ばれ最後にはアメリカンブルーに統一されるようになったということです。鮮やかな青い花を咲かせるのが特徴だということです。

 写真です。1枚自前の写真がありました。日本にも分布している
アサガオガラクサの写真もネットから借りて掲載しています。

エルボブルス「アメリカンブルー」 Evolvulus pilosus 'American Blue'


    IMGP2677.jpg 
撮影:2003年7月20日 神戸市「市立布引ハーブ園」

アサガオガラクサ Evolvulus alsinoides

    184-1[1] 

 切手です。

エボルブルス・アンティラヌス Evolvulus antillanus

    stantn0803.jpg
1990年 蘭領アンティール発行(花)
 ●この切手は6枚セットで発行されました。こちらです⇒切手植物図鑑
  このEvolvulus antillanus種は種小名からするとアンティールにゆかりのある種のようですが、The Plant Listでは「Unresolved」とされ確認・承認されていない種名のようです。

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週末は山歩きをしています。
鬼軍曹というニックネームをいただきましたのでそのまま使います。

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